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DVDで学ぶ理学療法テクニック

DVDで学ぶ呼吸理学療法テクニック

呼吸と手技のタイミングがわかる動画91

編集 : 玉木彰
ISBN : 978-4-524-24749-3
発行年月 : 2008年5月
判型 : B5
ページ数 : 206

在庫僅少

定価6,600円(本体6,000円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次

若手理学療法士を対象に、理学療法の手技に焦点をあてたムービー付きの新シリーズの一冊。症状を適切に評価するためのアセスメントと、治療のためのさまざまな呼吸理学療法の手技を、実践に役立つようていねいに解説。ナレーション入りのDVD映像で呼吸理学療法の実際が学べる。痰の吸引操作法についても動画付きでとりあげた。

1章 呼吸理学療法を支える基本的知識
A.呼吸生理の基礎
B.動脈血液ガスの解釈
C.呼吸機能検査
D.胸部X線・CT画像の解釈

2章 フィジカル・アセスメント
A.視診(inspection)
 1.視診とは?
 2.視診の実際
 3.視診における解釈
B.触診(palpation)
 1.触診とは?
 2.触診の実際
C.打診(percussion)
 1.打診とは?
 2.打診の実際
 3.打診における解釈
D.聴診(auscultation)
 1.聴診とは?
 2.聴診の実際

3章 リラクセーション手技
 1.リラクセーションはなぜ必要か?
 2.リラクセーション手技の種類
 3.リラクセーションさせるために必要なこと
 4.リラクセーション手技の適応と禁忌
A.リラクセーションとは?
B.手技の実際
 1.ポジショニング
 2.徒手的手技
  a.頸部後面筋に対する圧迫ストレッチ
  b.僧帽筋に対するダイレクトストレッチ
  c.上肢全体の緊張を低下させる手技
  d.頸部筋に対するストレッチ
  e.PNF(hold relax)を利用したストレッチ
  f.頸部・肩甲帯周囲筋に対するダイレクトストレッチ
  g.腰方形筋に対するダイレクトストレッチ

4章 呼吸法指導
A.呼吸法の指導とは?
B.呼吸法指導の実際
 1.口すぼめ呼吸
 2.横隔膜呼吸(いわゆる腹式呼吸)
 3.器具を用いた呼吸練習

5章 排痰のための手技
A.排痰法とは?
 1.排痰に必要な要素
 2.スクイージングとは?
 3.スクイージングの適応と禁忌
B.手技の実際
 1.手技を行うにあたっての注意
 2.手技の実際
  a.上葉に対するスクイージング
  b.中葉・舌区に対するスクイージング
  c.下葉に対するスクイージング
  d.後肺底区に対するスクイージング
  e.両側後肺底区に対するスクイージング
 3.咳およびhuffingの指導
  a.咳の指導
  b.Huffingの指導
  c.咳嗽介助手法
  d.気管圧迫法

6章 呼吸困難改善のための手技
A.呼吸困難とその改善のための手技
 1.呼吸困難とその発生機序
 2.呼吸困難改善のための手技
 3.呼吸介助法の適応と禁忌
 4.呼吸介助法の目的・効果
 5.呼吸介助法の注意点
B.呼吸介助手技の実際
 1.基本的な進め方
 2.背臥位での呼吸介助法
  a.上部胸郭呼吸介助法
  b.下部胸郭呼吸介助法
 3.半座位での呼吸介助法
  a.上部胸郭呼吸介助法
  b.下部胸郭呼吸介助法
 4.側臥位での呼吸介助法
  a.一側胸郭呼吸介助法
 5.座位での呼吸介助法
  a.上部胸郭呼吸介助法
  b.後方からの下部胸郭呼吸介助法
  c.後方からの上・下胸郭呼吸介助法
 6.立位での呼吸介助法
  a.立位前傾位呼吸介助法
C.胸郭外胸部圧迫法
 1.胸郭外胸部圧迫法とは?
 2.喘息発作時の特徴と呼吸理学療法
 3.胸郭外胸部圧迫法の注意点
 4.手技の実際
  a.喘息小・中発作時の上部胸郭外胸部圧迫法
  b.喘息小・中発作時の下部胸郭外胸部圧迫法
  c.喘息小・中発作時の胸郭外胸部圧迫法(吸入療法併用)
  d.喘息大・重積発作時の上部胸郭外胸部圧迫法
  e.喘息大・重積発作時の下部胸郭外胸部圧迫法
 5.家族への胸郭外胸部圧迫法指導

7章 胸郭可動域改善のための手技
A.胸郭可動域とその改善とは?
 1.胸郭可動域の改善はなぜ必要か?
 2.胸郭可動域改善の目的
 3.胸郭可動域運動の適応と禁忌
B.手技の実際
 1.胸郭モビライゼーション
  a.肋間に対する関節モビライゼーションとストレッチを組み合わせた手技
  b.体幹の屈伸運動を利用した胸郭のストレッチ
  c.体幹の回旋運動を利用した胸郭のストレッチ
 2.胸郭伸張法
  a.背臥位で行う手技
  b.側臥位で行う手技
 3.肋骨の捻転
 4.胸郭の捻転
  a.背臥位で行う手技
  b.側臥位で行う手技
 5.胸郭の側屈
  a.背臥位で行う手技
  b.座位で行う手技
 6.背部過伸展
 7.シルベスター法
 8.肋間筋のストレッチ/肋骨のモビライゼーション

8章 吸引操作
A.気管内吸引とは?
 1.気管内吸引が必要な理由
 2.気管内吸引が患者に及ぼす影響
 3.気管内吸引のタイミング
 4.気管内吸引の準備
B.手技の実際
 1.開放式気管内吸引手順
 2.閉鎖式気管内吸引手順
 3.口鼻腔内吸引手順

9章 応用テクニック
A.応用テクニックとは?
B.手技の実際
 1.肺の拡張を促す手技:スプリンギング
 2.呼気に振動を加える手技:バイブレーション
 3.深吸気を促す手技:ポストリフツ
 4.無気肺改善のための手技

10章 疾患別呼吸理学療法テクニック
A.COPD
 1.症例1:急性増悪後のCOPD症例
 2.症例2:慢性安定期のCOPD症例
B.胸・腹部外科手術後
 1.胸・腹部外科手術後の特徴
 2.呼吸理学療法の目的とリハビリテーションプログラム
 3.術前・術後の評価
 4.術前の呼吸理学療法
 5.胸部外科手術後の呼吸理学療法
 6.上腹部外科手術後の呼吸理学療法
 7.術後無気肺に対する予防と対策
C.神経筋疾患
 1.神経筋疾患の呼吸不全の病態と排痰の特徴
 2.排痰に必要な咳嗽力の評価
 3.上気道クリアランス維持のための咳嗽介助
 4.胸郭可動性を保つための手技
D.在宅呼吸リハビリテーション
 1.症例1:重度の呼吸困難を示すCOPDの症例
 2.症例2:重度心身障害児の症例

索引

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