書籍

心臓外科エキスパートナーシング改訂第4版

監修 : 龍野勝彦
編集 : 安藤誠/三浦稚郁子
ISBN : 978-4-524-25272-5
発行年月 : 2019年3月
判型 : B5
ページ数 : 396

在庫あり

定価4,290円(本体3,900円 + 税)


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  • 序文

心臓外科に必要な基礎知識と各種手術法、それに関連した患者管理と看護のポイントを解説した好評書の第4版。300点以上の解剖・術式のカラーイラストなどを掲載し、心臓外科の基礎から応用まで完全網羅。新人看護師はもちろんのこと、心臓外科を学び直したい時にもオススメの一冊!

1章 心臓手術に必要な基礎知識
 1.心臓・大血管の構造と機能
  1)心臓・大血管の構造
  2)刺激伝導系
 2.心臓病の診断と内科的治療
  1)診断の進め方と一般検査
  2)心音,心電図,胸部X線撮影
  3)心エコー
  4)ホルター心電図
  5)負荷試験
  6)心臓核医学検査
  7)心臓カテーテル
  8)電気生理検査
  9)カテーテルアブレーション
  10)カテーテルインターベンション
  11)ペースメーカ治療
  12)植込み型除細動器
 3.心臓・大血管手術の基礎
  1)心臓・大血管手術の進め方
  2)開胸
  3)人工心肺
  4)閉胸
2章 心臓・大血管疾患の種類と治療
 1.先天性心疾患
  1)大血管の異常
  2)非チアノーゼ性心疾患
  3)チアノーゼ性心疾患
 2.後天性心疾患
  1)心臓弁膜症
  2)冠動脈疾患
  3)大血管疾患
  4)その他の心疾患
 3.補助循環と補助人工心臓
  1)補助循環
  2)補助人工心臓(VAD)
 4.心臓移植
 5.最新の心臓外科
3章 心臓・大血管手術の患者管理と看護
 1.手術前の患者管理と看護
  1)術前検査
  2)血液の準備
  3)手術説明
  4)手術前の患者管理
  5)術前処置
 2.手術室での患者管理と看護
 3.集中治療室での術後患者管理と看護
 4.一般病棟での術後患者管理と看護
 5.手術前後の患者の安全管理
4章 心臓手術の歴史
索引

改訂第4版の序

 『心臓外科エキスパートナーシング』の初版が発刊されたのが1990年、それから実に年近くの年月が経ちました。私が医師となったのが1991年ですが、実は仕事を始めて最初に購入したのがこの書でした。もともと名前のとおり看護師向けに発行されたものでしたが、内容の充実度から領域を越えて医師の間でも評判となっていました。当時、医師になりたての私にとって最も必要であったのは実践的でしかもよくまとまった書であり、この『心臓外科エキスパートナーシング』はまさにうってつけの書であったのです。また、今では本書が看護教諭の間で広く読まれているという事実からも、一般看護師向けの書の範疇を越えた特異な立場に立った書であることが分かります。
 今回、本書の原編者である龍野勝彦先生より編者のバトンを受け取ることとなりました。龍野先生は私の所属していた榊原記念病院における恩師です。今回そのこともあり、原点回帰して、一部を除きほぼ榊原記念病院で現在勤務している医師、看護師に執筆をお願いしました。内容も榊原記念病院の現場で実践されている診療がそのまま伝わるような構成となっています。また、とくに今回からはイラストもカラー化し、さらに各疾患にその要旨(Minimum Essentials)を付記してより読者に親しみやすい構成となるよう工夫しています。内容も、従来のものに加え、心筋再生医療などの最新の循環器関連の知見を盛り込むこととしました。
 今回の発刊に際しては、榊原記念病院の医師、看護師の方に加え、わが施設では実施していない心臓移植などに関しては東京大学平田康隆先生にも寄稿していただきました。また、南江堂の担当者の方々にも常に迅速に編集作業のご対応をいただき、あわせてここに感謝の意を表させていただきます。

2019年3月
安藤誠