書籍

眼科疾患最新の治療2022-2024

  • 新刊

編集 : 村上晶/白石敦/辻川明孝
ISBN : 978-4-524-22961-1
発行年月 : 2022年1月
判型 : B5
ページ数 : 376

在庫あり

定価10,450円(本体9,500円 + 税)


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  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

3年毎の改訂で,主要な眼疾患を網羅し,その最新の治療法の実際に焦点を絞って解説した,日常診療の指針となる一冊.巻頭トピックスでは,「近視が緑内障に与える影響」「眼疾患のゲノムワイド関連解析」「角膜再生医療の進歩」「斜視に対するボツリヌス療法ガイドライン」「ヘッドアップサージェリーの現状と問題点」「COVID-19 に対する感染対策」など,注目の10テーマをレビュー.

【鑑別疾患Quiz】
 (前眼部疾患,水晶体疾患,後眼部疾患,その他の疾患)

【巻頭トピックス】
 1 近視が緑内障に与える影響
 2 眼疾患のゲノムワイド関連解析
 3 Behçet病診療ガイドラインから全国レジストリへ
 4 角膜再生医療の進歩
 5 斜視に対するボツリヌス療法ガイドライン
 6 ヘッドアップサージェリーの現状と問題点
 7 近視進行抑制アップデート
 8 屈折矯正手術ガイドライン(第7次答申)
 9 COVID-19に対する感染対策
 [Column] COVID-19の眼科感染予防などに関する系統的レビュー
 10 視覚障害の認定基準の改定


【よくみる眼症候と鑑別診断】
 1 充血(目が赤い)
 2 点状表層角膜症ほか(目がごろごろする)
 3 急激な視力低下(急に見えなくなる)
 4 飛蚊症(虫が飛ぶ)
 5 霧視,変視症(目がかすむ)
 6 複視(物が2つに見える)
 7 眼痛(目が痛い)
 8 眼瞼運動異常(まぶたが開かない)
 9 流涙症(涙がこぼれる)
 10 羞明(まぶしい)
 11 視野異常(見えない場所がある)


T 前眼部疾患
 @眼瞼疾患
  A.炎 症
   1 前部眼瞼炎
   2 後部眼瞼炎(マイボーム機能不全を含む)
   3 麦粒腫
   4 霰粒腫
   5 ウイルス性眼瞼炎(単純ヘルペス眼瞼炎,眼部帯状ヘルペス)
   6 アトピー性眼瞼炎,花粉眼瞼炎
   7 眼瞼の接触皮膚炎

  B.眼瞼形態異常
   1 睫毛の異常(睫毛乱生・睫毛内反など)
   2 眼瞼内反症
   3 眼瞼外反症
   4 兎眼
   5 眼瞼痙攣
   6 眼瞼下垂
   7 眼瞼皮膚弛緩症

  C.眼瞼腫瘍
   1 良性腫瘍(前癌状態を含む)
   2 悪性腫瘍(基底細胞癌,脂腺癌,扁平上皮癌,悪性黒色腫,Merkel細胞癌)

 A結膜疾患
  A.結膜炎
   1 カタル性結膜炎
   2 慢性細菌性結膜炎
   3 ウイルス性結膜炎
   4 クラミジア結膜炎
   5 淋菌性結膜炎
   6 アレルギー性結膜炎
   7 巨大乳頭結膜炎
   8 春季カタル
   9 lid-wiper epitheliopathy

  B.結膜腫瘍
   1 結膜良性腫瘍(母斑)
   2 結膜悪性腫瘍(CIN,SCC)

  C.全身異常を伴うもの
   1 眼類天疱瘡
   2 Stevens-Johnson症候群
   3 Sjögren症候群
   4 GVHD
   5 アトピー性角結膜炎(AKC)

  D.加齢,変性
   1 結膜弛緩症
   2 瞼裂斑(炎)
   3 翼状片
   4 結膜結石・異物
   5 結膜下出血

 B角膜疾患
  A.角膜上皮障害
   1 再発性角膜びらん
   2 糸状角膜炎
   3 薬剤毒性角膜症
   4 神経麻痺性角膜症
   5 糖尿病性角膜症
   6 ドライアイ

  B.角膜感染症
   1 細菌性角膜炎
   2 真菌性角膜炎
   3 角膜ヘルペス(上皮型,実質型)
   4 アカントアメーバ角膜炎
   5 眼部帯状ヘルペス

  C.炎症性疾患
   1 上輪部角結膜炎
   2 Thygeson点状表層角膜炎
   3 角膜フリクテン
   4 カタル性角膜浸潤
   5 Mooren潰瘍(蚕食性角膜潰瘍)
   6 Terrien角膜辺縁変性

  D.変性,ジストロフィ
   1 帯状角膜変性
   2 角膜脂肪変性
   3 角膜上皮ジストロフィ(Reis-BücklersおよびTihel-Behnke角膜ジストロフィを含む)
   4 角膜実質ジストロフィ(顆粒状,格子状,斑状,膠様滴状)
   5 円錐角膜,ペルーシド角膜変性

  E.角膜内皮障害
   1 滴状角膜とFuchs角膜内皮ジストロフィ
   2 水疱性角膜症東京歯科大学
   3 角膜内皮炎

  F.腫 瘍
   1 輪部デルモイド

 C強膜疾患
   1 上強膜炎
   2 炎症性強膜炎
   3 感染性強膜炎

 D緑内障
   1 原発開放隅角緑内障(狭義)
   2 正常眼圧緑内障
   3 原発閉塞隅角症、原発閉塞隅角緑内障(急性閉塞隅角緑内障を含む)
   4 ぶどう膜炎による続発内障
   5 水晶体起因性緑内障
   6 落屑緑内障
   7 血管新生緑内障
   8 ステロイド緑内障
   9 Posner-Schlossman症候群
   10 高眼圧症
   11 小児緑内障
   12 外傷性緑内障
   13 虹彩角膜内皮(ICE)症候
   14 脈絡膜剥離(低眼圧黄斑症)


U 水晶体疾患
   1 先天白内障
   2 アトピー白内障
   3 過熟白内障
   4 人工的無水晶体眼(縫着術と強膜内固定術)
   5 後発白内障
   6 術中虹彩緊張低下症候群
   7 白内障手術後の急性眼内炎
   8 水晶体脱臼・亜脱臼
   9 capsular block syndrome(CBS)
   10 角膜内皮障害眼の白内障


V 後眼部疾患
 @網膜・硝子体疾患
  A.黄斑部疾患
   1 中心性漿液性脈絡網膜症
   2 加齢黄斑変性
   3 ポリープ状脈絡膜血管症
   4 近視性脈絡膜新生血管
   5 網膜色素線条
   6 特発性脈絡膜新生血管
   7 黄斑上膜
   8 硝子体黄斑牽引症候群
   9 黄斑円孔
   10 乳頭ピット黄斑症候群
   11 近視性黄斑分離症
   12 黄斑部毛細血管拡張症

  B.硝子体網膜ジストロフィ
   1 家族性滲出性硝子体網膜症
   2 先天性網膜分離症
   3 網膜色素変性

  C.周辺網膜,硝子体疾患
   1 網膜格子状変性(網膜裂孔・円孔)
   2 裂孔原性網膜剥離
   3 増殖硝子体網膜症
   4 uveal effusion
   5 Terson症候群

  D.網膜血管障害
   1 網膜動脈閉塞症
   2 網膜中心静脈閉塞症
   3 網膜静脈分枝閉塞症
   4 網膜細動脈瘤
   5 Coats病,Leber粟粒血管腫症

  E.糖尿病網膜症
   1 非増殖糖尿病網膜症
   2 増殖糖尿病網膜症
   3 糖尿病黄斑症

  F.未熟児網膜症
   1 未熟児網膜症

  G.網膜色素上皮症
   1 急性後部多発性斑状網膜色素上皮症
   2 多発性後極部網膜色素上皮症
   3 地図状(匐行性)脈絡膜炎
   4 多発消失性白点症候群
   5 急性帯状潜在性網膜外層症

  H.腫 瘍
   1 網膜芽細胞腫
   2 von Hippel-Lindau病,網膜血管腫
   3 母斑症(Sturge-Weber症候群,脳顔面血管腫症)

  I.外 傷
   1 鈍的眼外傷
   2 穿孔性外傷


 Aぶどう膜疾患,眼内炎
  A.感染症
   1 急性網膜壊死
   2 サイトメガロウイルス網膜炎
   3 眼トキソプラズマ症
   4 眼トキソカラ症
   5 転移性眼内炎
   6 梅毒,結核

  B.ぶどう膜炎
   1 急性前部ぶどう膜炎
   2 中間部ぶどう膜炎
   3 サルコイドーシス
   4 Behçet病
   5 Vogt-小柳-原田病(原田病)
   6 交感性眼炎
   7 仮面症候群(眼内悪性リンパ腫)

  C.脈絡膜腫瘍 
   1 脈絡膜悪性黒色腫
   2 脈絡膜血管腫
   3 脈絡膜骨腫
   4 転移性脈絡膜腫瘍


W その他の疾患
 @眼窩疾患
  A.腫 瘍
   1 眼窩腫瘍
   2 涙腺腫瘍
   3 特発性眼窩炎症(眼窩偽腫瘍)

  B.炎症性疾患
   1 甲状腺眼症

 A涙道疾患
   1 涙道閉塞
   2 涙点閉鎖・狭窄
   3 涙小管閉塞,涙小管炎
   4 涙嚢炎
   5 先天鼻涙管閉塞

 B斜視,弱視
   1 乳児内斜視
   2 調節性内斜視
   3 間欠性外斜視
   4 先天性上斜筋麻痺
   5 麻痺性斜視
   6 眼振
   7 弱視

 C神経眼科科疾患
   1 視神経脊髄炎(抗アクアポリン4抗体陽性視神経炎)
   2 慢性再発性炎症性視神経症
   3 Leber遺伝性視神経症
   4 外傷性視神経症(視神経管骨折)
   5 脳下垂体腫瘍
   6 重症筋無力症
   7 調節痙攣
   8 心因性視覚障害
   9 動眼神経麻痺
   10 滑車神経麻痺
   11 外転神経麻痺
   12 頸動脈海綿静脈洞瘻
   13 眼窩吹き抜け骨折


【付録:眼科薬剤一覧】

 『眼科疾患最新の治療2022-2024』をお届けします。本書は眼科治療に関する最新情報をコンパクトにまとめて、3年ごとにアップデートし、日々の診療に役立てていただこうというコンセプトで企画されたものです。初版(2013-2015年版)は大橋裕一先生と白神史雄先生が編集され、その後、第2版(2016-2018年版)は村上晶が加わりました。第3版(2019-2021年版)は大橋先生と村上 晶の2人で編集にあたりました。第4版は(2022-2024年版)は大橋先生が勇退され、新たに白石 敦と辻川明孝が加わり3人での企画編集を行いました。
 巻頭トピックスは毎回異なるテーマを選定してきましたが、今回も眼科学の基本となる遺伝学から最新の診療機器の応用まで、ホットなテーマを幅広く選びました。いずれも各分野のオピニオンリーダーの素晴らしい力作と思えるものです。定番の「よくみる眼症候と鑑別診断」と「主要眼疾患各論」については、項目はできるだけ旧版から変更を加えず、しかし、版ごとに異なる執筆者にお願いしています。3年ごとに版を重ねているにもかかわらず、新たな書きぶりをとっていただくことで、最新の治療マニュアルとして活用していただくとともに、眼科診療の新しい動きを感じていただければと思っています。執筆いただいた先生には大変なご負担をお掛けしましたが、症例写真のみならず、「役に立つ豆知識」、「治療の奥の手」、「治療トピック」といったコラムで経験豊富な専門家ならではのアドバイスをいただいています。時には旧版とともに読んでいただくと理解が進むこともあるように思います。
 最後になりましたが、COVID-19パンデミックで先が読めない毎日が続くなか、本書の執筆にご協力いただいた先生方には、心より御礼申し上げます。また本書の発行に向けてご尽力いただいた、南江堂編集部の仲井丈人氏、平原大輔氏、松家智子氏には心より感謝申し上げます。本書が、旧版以上に先生方の診療のお役に立つことを願っております。

2021年12月

村上 晶
白石 敦
辻川明孝