書籍

皮膚疾患最新の治療2021-2022

編集 : 高橋健造/佐伯秀久
ISBN : 978-4-524-22799-0
発行年月 : 2021年3月
判型 : B5
ページ数 : 340

在庫あり

定価9,020円(本体8,200円 + 税)


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  • 主要目次
  • 序文

2年毎の改訂で、皮膚疾患の基本的治療方針、処方の実際から生活指導までを具体的に記し、最新の知見、治療にかかわるトピックスをわかりやすく解説する。巻末には薬剤・治療手技一覧を収載。巻頭トピックスは「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」など、注目度の高い「診療ガイドライン」計9項目をフルカラーで取り上げ検証した。

【巻頭トピックス】
 1 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の検証
 2 「蕁麻疹診療ガイドライン」の検証
 3 「手湿疹診療ガイドライン」の検証
 4 「熱傷診療ガイドライン」の検証
 5 「円形脱毛症診療ガイドライン」の検証
 6 「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」の検証
 7 「ベーチェット病の皮膚粘膜病変診療ガイドライン」(診断基準・重症度分類を含めて)の検証
 8 「神経線維腫症1型診療ガイドライン」の検証
 9 「メラノーマ診療ガイドライン」の検証

T 湿疹,皮膚炎
 1 アトピー性皮膚炎
 2 接触皮膚炎
 3 貨幣状湿疹,自家感作性皮膚炎
 4 手湿疹
 5 異汗性湿疹・汗疱
 6 乾皮症,皮脂欠乏性皮膚炎
 7 花粉皮膚炎
 8 脂漏性皮膚炎
 9 多型慢性痒疹(原因不明の慢性湿疹)

U 蕁麻疹,痒疹類
 1 蕁麻疹
 2 血管性浮腫
 3 痒疹
 4 色素性痒疹

V 皮膚搔痒症
 1 皮膚搔痒症

W 紅皮症
 1 紅皮症

X 紅斑症
 1 多形滲出性紅斑(多形紅斑)
 2 環状紅斑
 3 結節性紅斑
 4 Sweet 症候群
 5 持久性隆起性紅斑

Y 紫斑,血管炎
 1 紫斑
 2 Raynaud 現象
 3 網状皮斑
 4 IgA 血管炎(Henoch-Schönlein 紫斑)
 5 慢性色素性紫斑
 6 血栓性静脈炎
 7 静脈瘤性症候群,うっ滞性皮膚炎,硬化性脂肪織炎
 8 顕微鏡的多発血管炎
 9 Buerger 病,閉塞性動脈硬化症
 10 結節性多発動脈炎 徳島大学
 11 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症,多発血管炎性肉芽腫症
 12 クリオグロブリン血症

Z 膠原病および類似疾患
 1 全身性エリテマトーデス
 2 慢性円板状エリテマトーデス
 3 深在性エリテマトーデス
 4 全身性強皮症
 5 限局性強皮症
 6 皮膚筋炎
 7 混合性結合組織病
 8 オーバーラップ症候群
 9 Sjögren 症候群
 10 Behçet 病
 11 硬化性萎縮性苔癬
 12 IgG4 関連皮膚疾患

[ 薬疹
 1 薬疹
 2 Stevens-Johnson症候群
 3 中毒性表皮壊死症
 4 抗癌薬などの皮膚障害,手足症候群,痤瘡様皮疹
 5 薬剤性過敏症症候群

\ 物理的・化学的皮膚障害
 1 光接触皮膚炎
 2 慢性光線性皮膚炎
 3 種痘様水疱症
 4 色素性乾皮症
 5 熱傷
 6 化学熱傷
 7 凍瘡
 8 褥瘡

] 肉芽腫
 1 サルコイドーシス
 2 環状肉芽腫,環状弾性線維融解性巨細胞性肉芽腫
 3 顔面播種状粟粒性狼瘡
 4 リポイド類壊死症

Ⅺ 水疱症
 1 天疱瘡
 2 腫瘍随伴性天疱瘡
 3 類天疱瘡,後天性表皮水疱症
 4 Duhring 疱疹状皮膚炎
 5 先天性表皮水疱症

Ⅻ 膿疱症,膿皮症
 1 掌蹠膿疱症
 2 壊疽性膿皮症
 3 化膿性汗腺炎
 4 好酸球性膿疱性毛包炎

]V 炎症性角化症
 1 扁平苔癬
 2 毛孔性紅色粃糠疹
 3 乾癬
 4 膿疱性乾癬,関節症性乾癬
 5 滴状類乾癬
 6 局面状類乾癬
 7 Gibert ばら色粃糠疹

]W 角化症
 1 魚鱗癬
 2 掌蹠角化症
 3 毛孔性角化症,顔面毛包性紅斑黒皮症
 4 Darier 病,Hailey-Hailey 病
 5 鶏眼(うおのめ),胼胝(たこ)

]X 代謝異常症
 1 黄色腫
 2 ムチン沈着症
 3 ポルフィリン症
 4 アミロイドーシス
 5 痛風
 6 弾性線維性仮性黄色腫
 7 亜鉛欠乏症

]Y 感染症
A 細 菌
 1 伝染性膿痂疹
 2 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)
 3 蜂窩織炎
 4 丹毒
 5 癤(せつ),癰(よう)
 6 多発性汗腺膿瘍
 7 壊死性筋膜炎,ガス壊疽
 8 皮膚結核
 9 Hansen 病
 10 非結核性抗酸菌症
 11 放線菌症,ノカルジア症
 12 紅色陰癬,黄菌毛
 13 梅毒

B ウイルス
 1 単純疱疹
 2 水痘
 3 帯状疱疹
 4 疣贅
 5 伝染性軟属腫
 6 手足口病
 7 伝染性紅斑(ヒトパルボウイルスB19 感染症)
 8 麻疹
 9 風疹
 10 伝染性単核症
 11 Gianotti 病,Gianotti-Crosti 症候群
 12 HIV 感染症,AIDS

C 真 菌
 1 白癬
 2 癜風
 3 皮膚・粘膜カンジダ症
 4 スポロトリコーシス
 5 黒色真菌感染症

D リケッチア,寄生虫
 1 ツツガムシ病,日本紅斑熱
 2 ライム病
 3 疥癬
 4 シラミ症・スミスリン抵抗性アタマジラミ症
 5 クリーピング病
 6 虫刺症

]Z 腫瘍性疾患
A 上皮性腫瘍
 1 扁平上皮癌(有棘細胞癌)
 2 基底細胞癌
 3 Paget 病
 4 Bowen 病
 5 脂漏性角化症,老人性色素斑
 6 日光角化症
 7 白板症(ロイコプラキー)
 8 汗孔角化症

B 非上皮性腫瘍
 1 悪性黒色腫
 2 血管肉腫
 3 Merkel 細胞癌

C リンパ腫
 1 皮膚T 細胞リンパ腫(CTCL)
 2 成人T 細胞白血病リンパ腫
 3 CD30 陽性リンパ増殖症(リンパ腫様丘疹症も含む)
 4 NK 細胞増殖症
 5 偽リンパ腫

D その他
 1 Langerhans 細胞組織球症
 2 色素性蕁麻疹
 3 肥厚性瘢痕,ケロイド
 4 粉瘤

][ 色素異常,母斑症
 1 肝斑
 2 尋常性白斑
 3 太田母斑
 4 扁平母斑,カフェオレ斑
 5 von Recklinghausen 病
 6 結節性硬化症
 7 色素細胞母斑
 8 血管腫,リンパ管腫

]\ 皮膚付属器病変
 1 尋常性痤瘡
 2 集簇性痤瘡
 3 汗疹
 4 酒皶
 5 酒皶様皮膚炎
 6 円形脱毛症
 7 壮年性脱毛症
 8 トリコチロマニア
 9 爪疾患
 10 特発性後天性全身性無汗症
 11 多汗症

]] 口唇および口腔疾患
 1 口唇炎
 2 口角炎

【付録 薬剤・治療手技一覧表】
T 皮膚科用剤一覧
 1 副腎皮質ステロイド
 2 免疫調整外用薬
 3 免疫調整内服薬
 4 免疫調整注射薬
 5 非ステロイド抗炎症薬等
 6 抗疼痛薬
 7 抗アレルギー薬
 8 抗ヒスタミン薬
 9 乾癬および角化症治療薬等
 10 抗菌薬
 11 抗真菌薬
 12 抗ウイルス薬
 13 疥癬治療薬
 14 褥瘡・皮膚潰瘍治療薬
 15 漢方薬
 16 医用スキンケア外用薬
 17 Hansen 病治療薬
 18 抗結核薬
 19 白斑治療薬
 20 脱毛・白斑治療薬
 21 鶏眼治療薬
 22 痤瘡治療薬
 23 抗寄生虫薬
 24 金属解毒薬
 25 HAE 急性発作治療薬
 26 抗血栓薬
 27 mTOR 阻害薬
 28 口腔乾燥症状改善薬
 29 肺高血圧症治療薬
 30 抗悪性腫瘍薬(一覧表とレジメン)
 31 サンスクリーン剤

U 皮膚レーザー治療
 1 現在発売されている主なレーザー,光,ラジオ波,超音波照射装置
 2 皮膚科領域のレーザー治療:レーザー光のパルス幅と波長による適応疾患の目安

V 紫外線治療
 1 適応症
 2 PUVA 療法比較表
 3 UVB 療法比較表

索 引

 『皮膚疾患最新の治療』は,2年ごとに内容の見直しと執筆者の交代を行い,この度18巻目にあたる『皮膚疾患最新の治療2021-2022』を刊行することとなった.
 最新かつ実践的な情報を発信するという編集コンセプトは,これまで同様,今回も堅持している.まず,本書の目次を一読すれば,日常診療で遭遇する機会の多い皮膚科疾患・皮膚病変を,疾患群ごとに章立て・項目立てし,コンパクトな分量のなかで扱っていることが理解いただけるものと思う.また,各論の記載では,治療を中心に置きつつ,「診断と検査」,「治療の一般方針」,「処方例」に加え,「生活指導」までを,統一的な記述スタイルで解説している.さらに,最新の知見・話題を「トピックス」として,また,エキスパートによる治療のコツ,知っておきたいワンポイントはそれぞれ「治療の奥の手」,「役に立つ豆知識」として,情報をコンパクトに凝縮し,数多く盛り込んでいる.こうしたコンセプトと編集スタイルが広く読者の支持を得て,本書を活用いただいているものと思う.今回は,最近の皮膚科領域での新薬の導入や疾患概念の変遷に合わせ,各論にいくつかの疾患項目を追加した.
 本書の構成は疾患別が基本であるが,「巻頭トピックス」では毎回先生方の関心の高いテーマを取り上げている.今版の「『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン』の検証」,「『蕁麻疹診療ガイドライン』の検証」,「『手湿疹診療ガイドライン』の検証」,「『熱傷診療ガイドライン』の検証」,「『円形脱毛症診療ガイドライン』の検証」,「『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン』の検証」,「『ベーチェット病の皮膚粘膜病変診療ガイドライン』の検証」,「『神経線維腫症1型診療ガイドライン』の検証」,「『メラノーマ診療ガイドライン』の検証」は,周辺領域も含めた最新のエビデンスを要覧できるものとなっており,疾患別の解説とは別のアプローチで,有用な情報を記載している.
 本書が皮膚科臨床医の先生方の座右の一冊としてお役に立てれば幸甚である.

 2020年3月13日に熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学教授の尹 浩信先生がご逝去された.本版では先生に「全身性強皮症」をご執筆いただいた.ご校正いただく機会はなかったが,必要最小限の校正のうえ掲載させていただく.先生の多大な皮膚科学へのご貢献に改めて敬意を表す.

2021年1月

編者