書籍

日本肝臓学会肝臓専門医認定試験問題・解答と解説 第5集

  • 新刊

監修 : 日本肝臓学会
ISBN : 978-4-524-22503-3
発行年月 : 2019年10月
判型 : B5
ページ数 : 166

在庫あり

定価6,050円(本体5,500円 + 税)


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正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

日本肝臓学会の監修により、肝臓専門医認定試験の過去問題とその解答・解説をまとめた第5集。問題は日本肝臓学会誌『肝臓』に2016〜2018年掲載のものから106題を収載した.第5集では、第4集に続き、疾患ごとに関連した知識が学びやすいような章立てとした。専門医認定試験対策だけではなく、肝臓診療に必須の知識を再確認できる一冊。

1 代謝・生化学
 1.肝細胞機能
 2.胆汁酸
 3.肝代謝
 4.肝栄養
 5.肝構造
 6.糖代謝
 7.腫瘍マーカー
2 肝炎ウイルス・肝炎
 1.A型肝炎(1)
 2.A型肝炎(2)
 3.B型肝炎(1)
 4.B型肝炎(2)
 5.B型肝炎(3)
 6.E型肝炎(1)
 7.E型肝炎(2)
 8.急性肝炎
 9.肝炎ウイルスマーカー
 10.肝炎対策
 11.皮膚症状
 12.肝発癌
 13.肝癌
3 薬物性肝障害
 1.薬物性肝障害
4 急性肝不全
 1.劇症肝炎
 2.急性肝不全
5 自己免疫性肝疾患
 1.自己免疫性肝炎(1)
 2.自己免疫性肝炎(2)
 3.原発性胆汁性胆管炎(1)
 4.原発性胆汁性胆管炎(2)
 5.原発性胆汁性胆管炎(3)
 6.原発性硬化性胆管炎
6 代謝性・遺伝性肝疾患
 1.脂肪肝(1)
 2.脂肪肝(2)
 3.黄疸
 4.シトルリン血症(1)
 5.シトルリン血症(2)
 6.アルコール代謝
 7.アルコール性肝障害
 8.肝内胆汁うっ滞(1)
 9.肝内胆汁うっ滞(2)
 10.Wilson病(1)
 11.Wilson病(2)
 12.ヘモクロマトーシス
 13.多嚢胞性肝疾患
 14.代謝性肝疾患
 15.先天性肝線維症
 16.肝代謝
7 肝硬変と合併症
 1.肝硬変
 2.門脈圧上昇
 3.肝性脳症
 4.特発性細菌性腹膜炎
 5.肝癌
 6.身体障害者福祉法
8 門脈圧亢進症
 1.門脈圧亢進症(1)
 2.門脈圧亢進症(2)
 3.特発性門脈圧亢進症
 4.B-RTO
 5.静脈瘤(1)
 6.静脈瘤(2)
 7.静脈瘤(3)
9 肝腫瘍
 1.肝腫瘍(1)
 2.肝腫瘍(2)
 3.転移性肝癌
 4.肝腫瘍(3)
 5.肝腫瘍(4)
 6.肝内胆管癌
 7.肝血管腫
 8.画像検査,MRI
10 肝臓外科
 1.肝切除(1)
 2.肝切除(2)
 3.肝切除(3)
 4.肝切除(4)
 5.肝切除(5)
 6.肝切除(6)
 7.肝切除(7)
 8.肝切除(8)
11 肝移植
 1.肝移植(1)
 2.肝移植(2)
 3.肝移植(3)
 4.肝移植(4)
12 胆石,胆嚢胆道疾患
 1.胆石症(1)
 2.胆石症(2)
 3.胆嚢疾患
 4.良性胆道腫瘍
 5.胆道拡張症
 6.膵・胆管合流異常
 7.肝内胆管癌
 8.原発性硬化性胆管炎
 9.胆汁
 10.超音波内視鏡
13 感染症
 1.寄生虫症(1)
 2.寄生虫症(2)
 3.感染症(1)
 4.感染症(2)
 5.感染症(3)
 6.肝膿瘍(1)
 7.肝膿瘍(2)
14 画像
 1.画像検査
 2.画像検査,MRI
 3.画像検査,肝腫瘍
 4.肝腫瘍(1)
 5.肝腫瘍(2)
 6.肝腫瘍(3)
 7.肝腫瘍(4)
 8.肝硬度
15 病理
 1.肝腫瘍
 2.肝構造
 3.脂肪肝
索引

序文

 日本肝臓学会の専門医制度は1988年に発足し、1993年に第1回の認定医認定試験が行われ、その後回数を重ね現在7,000名近い肝臓専門医が全国の医療機関などにおいて診療および指導にあたっています。『日本肝臓学会肝臓専門医認定試験問題・解答と解説』は2004年の第1集からすでに第4集まで発行されており、今回第5集が3年ぶりに刊行されることになりました。本問題集は日本肝臓学会専門医認定試験に出題されたものから、2016年から2018年の間に雑誌『肝臓』に解答・解説と共に掲載された問題を中心に、時代の変化にあわせた良問がカテゴリー別にまとめられています。
 前回の第4集の発行から数年の間に肝疾患診療は大きな変化を遂げました。C型肝炎ウイルスに対してはDAA製剤でほとんどの症例でウイルス排除が可能となり、B型肝炎に関してもいくつもの核酸アナログが上市されています。肝癌に対しても複数の分子標的治療薬が登場し、患者さんの背景などさまざまなことを考えながら各種薬剤を使いこなすことが要求されています。また外科的治療やIVRに関しても腹腔鏡手術、B-RTOの保険収載などさまざまな領域で大きく進歩しています。ウイルスを排除しても肝硬変などの背景肝に対する治療は必要であり、肝硬変や肝癌もこれまでのウイルスによるものから非B非Cといったウイルス以外の原因が経年的に増加しています。社会的にも身体障害者対策基本法に肝疾患が加わり、適応範囲が広がるなどますます肝臓専門医が果たす役割は大きくなってくるものと思われます。
 本問題集は肝疾患に対する専門的な判断が要求される状況において、肝臓専門医としての必要な知識を学べると共に、肝臓病学の系統的な理解を助けるように構成されています。肝臓専門医認定試験の受験対策だけでなく、すでに専門医を有している先生方が最新の知識を整理するためにも役に立つ一冊であると考えます。
 本問題集の試験問題作成とその解答・解説にご協力頂きました先生方に深く感謝すると共に、本書がこれまでの第1〜4集と同様に広く多くの先生にご利用頂けることを願っています。

2019年9月
日本肝臓学会肝臓専門医制度審議会・肝臓専門医試験委員会委員長
吉治仁志