教科書

健康・栄養科学シリーズ

公衆栄養学改訂第6版

監修 : 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
編集 : 古野純典/吉池信男/林宏一
ISBN : 978-4-524-25283-1
発行年月 : 2018年9月
判型 : B5
ページ数 : 306

在庫なし

定価3,300円(本体3,000円 + 税)

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正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

公衆栄養活動に必須な知識として、栄養疫学の基礎知識、栄養政策、現代の健康・栄養問題とそのアセスメントからプログラムの実施・評価までを総合的に学べる好評テキスト。管理栄養士国家試験出題基準(2015年改定)に準拠。今改訂では体裁を大幅に変更。レベルは維持しながら、読みやすく理解しやすくなった。

第1章 公衆栄養学の概念
 A 公衆栄養の概念
 B 公衆栄養活動
第2章 健康・栄養問題の現状と課題
 A 健康状態の変化
 B 食事の変化
 C 食生活の変化:食行動・食態度・食知識・食スキルの変化
 D 食環境の変化
 E 諸外国の健康・栄養問題の現状
第3章 栄養政策
 A わが国の公衆栄養活動と関連法規
 B 公衆栄養活動と組織・人材育成
 C 国民健康・栄養調査
 D 実施に関する指針,ツール
 E わが国の健康増進基本方針と地方計画
 F 諸外国の健康・栄養政策
第4章 栄養疫学
 A 栄養疫学の概要
 B 栄養疫学の指標
 C 栄養疫学の方法
 D 栄養疫学のための食事調査法
 E 食事摂取量の測定方法
 F 食事摂取量の評価方法
第5章 公衆栄養マネジメント
 A 公衆栄養マネジメントの概念とプロセス
 B 公衆栄養アセスメント
 C 公衆栄養プログラムの目標設定
 D 公衆栄養プログラムの計画
 E 公衆栄養プログラムの実施
 F 公衆栄養プログラムの評価
第6章 公衆栄養プログラムの展開
 A 地域特性に対応したプログラムの展開
 B 食環境づくりのためのプログラムの展開
 C 地域集団の特性別プログラムの展開
付録 公衆栄養の歴史
付録 栄養関連法規
参考図書
練習問題解答
索引

改訂第6版の序

 管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に準拠した教科書である本書「健康・栄養科学シリーズ公衆栄養学」は、2006年4月の初版刊行以来、2〜3年ごとに出題基準の改定あるいは新たな栄養政策に合わせて改訂を行い、読者が最新情報を学べるよう配慮してきた。改訂第6版では、2015年2月に改定された「管理栄養士国家試験出題基準」に準拠し、最新の法規、制度、統計データ等を盛り込んだ。本書は改訂の都度、分かりやすさと読みやすさに改良がなされているが、今改訂では紙面デザインを一新し、一段と読みやすくなっている。各章に学習目標を示すことで、学習内容を明解に示した。また、それぞれの項に小見出しをつけ、内容が一目で理解できるように工夫した。さらに、重要用語を欄外に示し、学習の一助とした。
 なお、今改訂では改訂第5版の編集者の1人であった伊達ちぐさ氏に替わり、林宏一が編集に加わった。伊達ちぐさ氏は初版から継続して本書の編集を担当してきた。編集者一同、伊達ちぐさ氏の長年にわたるご尽力に深謝する次第である。また、執筆者についてもかなりの変更があった。本書の歴史を築いてこられたこれまでの執筆者の各氏に対しても深謝する。
 公衆栄養学は栄養改善を通して公衆衛生の向上を図る実践科学であり、疾病・健康モニタリングから栄養政策を包含する幅広い学問である。そのため、本書は保健統計の動向、疫学の基本知識および健康政策の全体像をも理解できるように編集されている。栄養政策、栄養疫学、栄養プログラムの計画・実施は管理栄養士を目指す学生にとって重要な学習項目であるが、公衆栄養活動や栄養教育・指導の実務にも有用な情報を網羅している。近年はインターネット検索で専門用語の解説記事を調べることができるが、その特定用語が使われている背景を理解することは困難である。読者である学生の皆さんには、公衆栄養学の全体を理解するために、是非とも本書の通読を勧めたい。また、座右の書として現場の栄養士・管理栄養士の方々にも活用していただけることを祈念する。

2018年9月
編集者一同