骨格筋ハンドブック原書第1版
機能解剖からエクササイズまで一目でわかる
こちらの商品は改訂版・新版がございます。
訳 | : 野村嶬/藤川孝満 |
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ISBN | : 978-4-524-24798-1 |
発行年月 | : 2007年11月 |
判型 | : A4変 |
ページ数 | : 164 |
在庫
定価3,300円(本体3,000円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
各筋の役割は?作用は?どのような動作・運動に関連するのか?一目でわかる筋の解剖学テキスト。一つの骨格筋について見開きの頁構成で、左頁に大きなアトラス、右頁にその筋の機能解剖と運動、障害について、さらには鍛えるためのエクササイズとストレッチ運動をイラストともに解説する形となっている。解剖、運動学やバイオメカニクス関連のサブテキストとして、多くのコメディカル学生に有用な一冊。
The Concice Book of Muscles
Chris Jarmey
1 体の動き
2 顔面、頭部および頸部の筋
3 体幹筋
4 肩と上腕の筋
5 前腕と手の筋
6 殿部と大腿の筋
7 下腿と足の筋
整形外科医、PT・OT、柔道整復師やトレーナーなどを目指す者にとって、人体の運動器系の学習、とりわけ骨格筋の学習は内容的にきわめて重要なものであり、量も多くてかなりの時間と忍耐を要するものとなる。骨格筋の学習はまず解剖学から始まるのが普通であるが、それを教える側からすれば、個々の骨格筋の起始、停止、支配神経、作用、特徴およびその損傷までで手一杯であり、筋力増強エクササイズやストレッチにふれる時間はとてもない。本書をサブテキストとして利用することにより骨格筋の解剖学講義に動的側面を加えることになり、また後に学ぶ臨床科目との橋渡しにもなろう。学ぶ側からすれば、個々の骨格筋を初めて系統的に学ぶ際に、たとえそれが概略的なものであっても、筋ごとの筋力増強エクササイズやストレッチが示されるならば骨格筋学習のモチベーションを高めるのに大いに役立つであろう。
本書は、見開き2頁のなかに個々の骨格筋に関する有用な情報が一目でわかるように記載されている。左頁には個々の骨格筋の全体像とその付着(起始と停止)を図解し、右頁には筋の名称の由来、起始、停止、支配神経、作用、主要な機能運動、強く使うスポーツ、筋損傷および問題点を記述していることに加えて、筋力増強エクササイズとセルフストレッチを図解している。訳注は[ ]内に記した。
総頁が180頁足らずのハンディーな本書は持ち運びにも便利なので、本書が入職して日の浅い臨床家には確認のハンドブックとして、ベテランの臨床家には患者への説明の際の資料として臨床の現場でも役立つことを願っている。
2007年9月
野村 嶬
藤川孝満