コンパス薬理学[電子版付]改訂第3版
| 編集 | : 櫻田司/木皿重樹 |
|---|---|
| ISBN | : 978-4-524-40426-1 |
| 発行年月 | : 2023年12月 |
| 判型 | : B5 |
| ページ数 | : 554 |
在庫
定価6,050円(本体5,500円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文

「わかりやすい・ミニマムエッセンス」がコンセプトの薬理学の教科書.薬学生が知っておくべき医薬品の薬理について,薬理作用,適応,副作用・禁忌の項目を設けてやさしく解説.今改訂では新薬・新知見等の各種情報を更新したほか,一部図表を追加・更新し,より理解しやすい内容とした.薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版/平成25年度改訂版)対応.電子版付.
T薬の作用
1章 薬の作用
A 薬の作用様式
B 薬物受容体
2章 薬の運命
A 薬物の投与方法
B 薬の体内動態
C 薬の代謝
D 薬の排泄
3章 薬効の変化と副作用
A 薬効に影響を及ぼす生体側因子(個人差)
B 薬物相互作用
C 薬物依存症
D 薬の副作用と有害作用
E 薬の有害事象
U薬の効き方
4章 自律神経系に作用する薬
A 自律神経の機能
B 末梢神経の分類と自律神経
C 自律神経の形態
D 自律神経支配の特徴
E 自律神経の神経伝達物質と薬物受容体
F アドレナリン作動性神経の化学伝達
G アドレナリン受容体と細胞内情報伝達系
H アドレナリン作動薬(交感神経系作用薬)
I アドレナリン受容体遮断薬
J アドレナリン作動性神経遮断薬
K コリン作動薬(副交感神経作用薬)
L 副交感神経遮断薬(抗コリン薬,ムスカリン受容体遮断薬)
M 自律神経節に作用する薬物
N 眼に作用する薬物
O 排尿に作用する薬物
5章 体性神経系に作用する薬・筋の疾患の薬
A 局所麻酔薬
B 神経筋接合部遮断薬
6章 中枢神経系疾患の薬
A 全身麻酔薬
B 催眠薬
C 鎮痛薬
D 抗てんかん薬
E 抗パーキンソン病薬
F 認知症治療薬
G 統合失調症
H 抗うつ薬
I 抗躁薬(気分安定薬)
J 抗不安薬
K 中枢性筋弛緩薬
L 中枢興奮薬と幻覚発現薬
M 脳血管疾患に用いる薬物
7章 免疫・炎症・アレルギー疾患の薬
A 炎症と炎症治療薬
B 免疫抑制薬
C 抗アレルギー薬
8章 骨・関節・カルシウム代謝疾患の薬
A 骨粗しょう症
B 骨・カルシウム代謝疾患の薬
C 関節リウマチ
D 変形性関節症
9章 循環器系疾患の薬
A 循環器系の生理機能
B 抗不整脈薬
C 心不全治療薬
D 虚血性心疾患治療薬
E 高血圧治療薬(降圧薬)
10章 血液・造血器系疾患の薬
A 止血機構:血液凝固,血栓形成,血栓溶解
B 止血薬
C 抗血栓薬
D 血栓溶解薬
E 造血薬
11章 泌尿器系疾患の薬
A ネフロンの構造と機能
B 利尿薬
C 頻尿治療薬・排尿障害治療薬
D 尿路感染症治療薬
12章 生殖器系疾患の薬
A 前立腺肥大症と治療薬
B 子宮内膜症治療薬
C 子宮筋腫治療薬
D 妊 娠
13章 呼吸器系疾患の薬
A 呼吸興奮薬
B 鎮咳・去痰薬
C 気管支喘息治療薬
D慢性閉塞性肺疾患治療薬
Eニコチン依存症治療薬
F間質性肺炎治療薬
14章 消化器系疾患の薬
A 消化性潰瘍治療薬
B その他の消化性疾患治療薬
C 制吐薬
D 肝臓疾患治療薬
E 膵炎治療薬
F 痔疾患治療薬
15章 代謝系疾患の薬
A 糖代謝異常:糖尿病
B 脂質代謝異常:脂質異常症
C 尿酸代謝異常:痛風・高尿酸血症
16章 内分泌系疾患の薬
A ホルモン分泌の調節
B ホルモンの作用機序
C ホルモンの分類と機能
D 下垂体前葉ホルモン
E 下垂体後葉ホルモン
F 甲状腺ホルモンおよび抗甲状腺薬
G 副腎皮質ホルモンと関連薬
H 性ホルモン
17章 感覚器疾患・皮膚疾患の薬
A 眼疾患に用いる薬
B めまいに用いる薬物
C 皮膚疾患に用いる薬物
18章 抗菌薬
A 抗菌薬の化学構造による分類と作用機序
B 抗菌薬による耐性
C 抗生物質
D 合成抗菌薬
19章 ウイルス感染症の薬
A 抗ヘルペスウイルス薬
B 抗インフルエンザウイルス薬
C 抗肝炎ウイルス薬
D 抗ヒト免疫不全ウイルス(HIV)薬
E SARS-CoV-2 感染症治療薬
F その他の抗ウイルス薬
20章 真菌感染症の薬
A 真菌症
B 抗真菌薬
21章 原虫・寄生虫感染症の薬
A 寄生虫
B 抗原虫薬
C 抗蠕虫薬(駆虫薬)
22章 悪性腫瘍の薬
A 抗悪性腫瘍薬の分類と作用機序
B 細胞周期と抗悪性腫瘍薬
C 化学療法薬に対する腫瘍細胞の耐性獲得
D アルキル化薬
E 代謝拮抗薬
F 抗腫瘍性抗生物質
G 微小管阻害薬
H 白金製剤
I トポイソメラーゼ阻害薬
J ホルモン類似薬
K 生体応答調整物質(BRM)
L 分子標的治療薬
M 免疫チェックポイント阻害薬
N その他の抗悪性腫瘍薬
O がん悪液質
本書は2011(平成23)年5 月に初版が発行,6 年後の2017(平成29)年8 月には改訂第2 版が発行され,初版以来13 年目を迎えた.
2023(令和5)年2 月に文部科学省より薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4 年度改訂版)が公表され,このコア・カリキュラムは2024 年度の入学生から適用される.今回の改訂において,薬理学は大項目D「医療薬学」の小項目D-1「薬物の作用と生体の変化」,小項目D-2「薬物治療につながる薬理・病態」の範疇に含まれている.これら学修目標への到達の指針として,「薬物の薬理作用と作用メカニズムを,病態とその発生メカニズム,主作用・有害反応(副作用),相互作用と関連させて理解する.」があげられている.
改訂に際してはコア・カリキュラムの内容を十分満たすことのできるよう,各領域の知見の更新・追加,医薬品の情報更新,新薬の追加などにより記述をアップデートした.特に第22 章「悪性腫瘍の薬」の項に分子標的治療薬などについて詳細な記述を加えた.また薬理作用メカニズムを理解するために図を更新・追加した.さらに新コア・カリキュラムと本書の対応表を追加し,学修のしやすさに配慮した.
今回の改訂にあたり8 名の先生を新たに執筆者として迎え入れ,過去の6 年制薬剤師国家試験の出題内容を十分吟味し体制を整えた.
初版の発行から第3 版の改訂に至るまで多くの方々から貴重なご意見やご指摘をいただきました.心より深く感謝申し上げますとともに,今後とも引き続きご教示下さいますようお願い致します.
終わりにあたり,本書の改訂に際しご協力いただきました執筆者の先生および積極的に企画・編集の労をお取りくださいました南江堂出版部の皆様に心よりお礼申し上げます.
2023 年11 月
櫻田 司
木皿重樹


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