リハビリテーション医学テキスト改訂第3版
こちらの商品は改訂版・新版がございます。
編集 | : 三上真弘/出江紳一 |
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ISBN | : 978-4-524-26202-1 |
発行年月 | : 2010年10月 |
判型 | : B5 |
ページ数 | : 392 |
在庫
定価5,830円(本体5,300円 + 税)
- 商品説明
- 主要目次
- 序文
PT・OT学生を中心とするコメディカル学生向けの「リハビリテーション医学テキスト」の改訂第3版。最新の関連法規・基準に準拠したほか、各章の冒頭に『本章で学ぶこと』を新設。学習目標を明示することで、より理解しやすい構成となっている。第一線で活躍する現役の執筆陣がていねいに解説する、スタンダードなリハビリテーション医学の教科書。
リハビリテーション医学総論
A.歴史と定義
B.障害とその分類
C.リハビリテーションの分野
D.医療従事者とチーム
E.関係法規と保健医療福祉行政
リハビリテーション医学
A.障害の評価
B.臨床検査
C.治療
1 脳疾患
2 脊髄疾患
3 リウマチとその近縁疾患
4 小児疾患
5 神経筋疾患
6 末梢神経障害
7 関節疾患
8 外傷
9 脊椎疾患
10 内部疾患
11 末梢循環障害
12 切断
13 高齢者のリハビリテーション
14 その他の疾患
参考図書
付録
和文索引
欧文索引
高齢化社会が進行しているわが国においてはリハビリテーション医療や保健・福祉サービスの充実が強く求められている。このような中でリハビリテーション医療は急性期の重要性が認められ、さらに回復期、慢性期へと進められていくが、脳卒中や大腿骨頸部骨折など一部の疾患ではすでに、これらの間での地域連携クリニカルパスの運用が始まっていて、今後は多くの疾患でパスの使用が診療報酬上で認められ、効率的なリハビリテーション医療が求められていくと思われる。したがってそれぞれの診療機関でリハビリテーションに携るスタッフのレベルをそろえ、連携を密にしていかなければならず、優秀なコメディカルの養成が重要となる。
現在、理学療法士、作業療法士などの養成校の数はさらに増え、本年度の国家試験合格者数は理学療法士9,112人、作業療法士5,317人でリハビリテーション医学を学ぶ人の数は大変増加しているといえる。
本テキストはリハビリテーション医学を学ぶ上で、適当な教科書が少ないということで企画が持ち上がって、2000年に初版が、2005年に改訂第2版を出版することができ、それから5年が経過した。この度改訂第3版を出版することになったが、改訂作業をするにあたり、初版の企画から参加し、大きな力を発揮していただいた協同編者石田 暉前東海大学教授が逝去されたため、新たに出江紳一先生に協同編者をお願いした。今回の改訂では各章の初めに「本章で学ぶこと」という項目を入れ、学ぶべき要点を示し、全体のページ数はあまり変えずに、内容の充実を図った。今までに多くの方々にご支持をいただいたことに感謝し、さらに本書がリハビリテーション医学を学ぶ幅広い方々のお役に立てば幸いである。
2010年7月
編集者代表
三上真弘