Community & Public Health Nursing, 4th ed.(Int'l ed.)

今日の地域看護／公衆衛生看護の課題や、より幅広い看護実践に対応できる能力が身に付くテキストブック、改訂第4版。Quad Council of Public Health Nursing Organizations（ACHNE）の適性概要をはじめ、AACN（米国看護大学協会）のEssentials of Baccalaureate Education for Professional Nursing Practice、Healthy People 2023が掲げる目標を踏まえ、一連の強力な学習ツールを提供する。

エビデンスに基づく実践は看護パフォーマンスを向上させる、という前提に基づき、著者DeMarcoおよびHealey-Walshが段階的に学生を導く構成となっている。現実的な事例研究、演習、臨床例を通し、疫学その他のあらゆる情報源に由来する臨床エビデンスの収集、アセスメント、分析、適用、評価のプロセスを体験できる。さらに、看護実践の意思決定に役立つ統計データの解釈や利用についても学ぶことができる。

本改訂版は、COVD-19対策、文化的多様性、医療格差、グローバリズム、疫学と基礎生物統計学、倫理的配慮など、地域看護／公衆衛生看護における現代的なトピックスを反映し、大幅にアップデートされている。実践的なアクティビティや付属教材を通して、看護師としてのキャリア形成にも役立つクリティカルシンキングや臨床推論のスキルを修得できる、実用性の高い看護入門書である。