Atlas of Tumor Pathology, 4th Series, Fascicle 26
- Tumors of the Intestines
- 商品説明

2003年の前版刊行以来,腸腫瘍の病理学は,とりわけ鋸歯状ポリープの理解が深まったこともあり,大いなる発展を遂げている.
そして大腸がんの分子生物学の進歩により,標的療法が可能になり,かつて遺伝性非ポリポーシス大腸がん(HNPCC)と呼ばれていたリンチ症候群の診断が向上した.この15年で他のポリポーシス症候群の理解も高まった.神経内分泌腫瘍は2010年WHOの消化器腫瘍分類で分類し直された.腸の消化管間質腫瘍の分子基盤も非常に関心の高いテーマである.
虫垂腫瘍の分類と命名は以前として議論が続いているが,本書は存在する様々な視点からの最新情報を集めた.これに伴って集まった多数の興味深い画像は必見である.
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