< 精神疾患の診断・統計マニュアル,第5版(ハードカバー)>
Diagnostic & Statistical Manual of Mental Disorders,
5th ed.(DSM-5), Hardcover
著者 | : American Psychiatric Association |
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出版社 | : AM PSYCHIATRIC ASSOCIATION PUB |
ISBN | : 978-0-89042-554-1 |
ページ数 | : 1000pp. |
出版年 | : 2013年 |
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- 商品説明
本書の特色
精神疾患の診断と分類に用いられているDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの最新版DSM-5は,世界各国の何百人ものメンタルヘルスの専門家が,10年以上かけて取り組んだ努力の結晶である.診断・治療・研究の向上を目的として,精神疾患の定義・分類において信頼のおける一冊が完成した.
入院,外来,部分入院,コンサルテーション・リエゾン,臨床,個人診療所,プライマリケアなど,さまざまな臨床場面で症状の客観的評価を容易にすることを目指し,簡潔かつ明確な基準が示されている.
あらゆる状況で,より使いやすくなったDSM-5の特色:
・章の構成は,ヒトの一生に沿って,小児期に診断される典型的な障害(神経発達障害など)から,高齢者に典型的な障害(認知機能障害など)へと続く.診断に特異的な,年齢に関連する因子も取り上げられている.
・神経画像学や遺伝学の最新知見が,性差や文化的な考察とともに各疾患に加えられている.
・構成の見直しにより,多数の診断分類にまたがる症状の識別が可能になり,診断における新たな臨床的洞察が得られる.
・臨床現場との一致を図るため,特定の基準が簡素化・統合・明確化された:自閉性障害(autism disorder),アスペルガー症候群(Asperger’s syndrome),広汎性発達障害(pervasive developmental disorder)を自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)に統合.双極性障害(bipolar disorder),うつ病性障害(depressive disorder)の分類を簡素化.物質使用障害(substance use disorders)を一貫性と明瞭性を高めるために再編成.認知機能障害(neurocognitive disorder)の重度(major)と軽度(mild)の特異性を向上.
・研究および臨床成績の妥当性検証のための次元的評価が加えられた.
・各疾患にはICD-9-CM,ICD-10-CMコードも記載され,現在開発中の新しいICD-11と一致する構成になっている.
本書は,今日の精神科医・研究者が入手しうる,もっとも包括的で最新,かつ不可欠な臨床情報源である.本書の情報は他科の医師にはもちろんのこと,心理学者,カウンセラー,看護師,作業療法士,理学療法士などの医療従事者のほか,ソーシャルワーカーや法医学者,法律家にとっても有用である.