肺気腫に対するBLVR時代に見つめ直すLVRS（Vol.78 No.7）2025年7月号

特　集
　肺気腫に対するBLVR時代に見つめ直すLVRS
　
●特集「肺気腫に対するBLVR時代に見つめ直すLVRS」によせて　千田雅之
1．BLVRの現在位置
　■気管支鏡的肺容量減量術時代における肺容量減量手術の再評価―適応症例と治療戦略の最前線　田中　真
　■重症慢性閉塞性肺疾患に対する気管支鏡的肺容量減量術　中島崇裕
　■重症肺気腫に対する気管支鏡的肺容量減量術　中野拓馬
2．LVRSの現在位置
　■肺気腫に対する肺容量減量手術は現代でも有用である　河野　匡
　■肺気腫に対する肺容量減量手術　寺田百合子
　■減量部位を上葉に限定しない肺容量減量手術の近接期・遠隔期の成績　千原幸司
3．LVRSの実際
　■肺気腫に対する外科治療　此枝千尋
　■高度気腫性変化を伴う肺気腫に対する肺容量減量手術　吉松克真
　■肺気腫に対する3ポート胸腔鏡下肺容量減量手術の治療経験　鈴木聡一郎
　
手術の工夫
　前外側部分胸骨切開が有用であった弓部大動脈瘤再手術　佐藤　充
　
症　例
　エホバの証人信者の心臓横紋筋肉腫に対する手術の1例　恒元秀夫
　遠位弓部大動脈小彎側に認めたdistal stent graft-induced new entryの1例　佐賀俊文
　
連載●胸部外科女性医師のつぶやき●
　Shinge-Joshi（心外女子）　落合由恵
　
連載●未来の専門医を育てる!●
　愛媛大学心臓血管・呼吸器外科学の医師育成―医学生が外科を志望し専門医をめざすには　泉谷裕則
　
まい・てくにっく
　両側肺動脈絞扼術のコツ　盤井成光／平田康隆
　
1枚のシェーマ
　Fontan手術後縦隔炎治療後に発症した上行大動脈感染性仮性瘤　宮地　鑑
　
胸部外科医の散歩道
　もっと学ぶべきことがあったのでは？　柴田利彦
　
書　評
　『今日の治療薬2025―解説と便覧』　田村昌也