消化器疾患に対する縮小手術の可能性(Vol.82 No.13)2020年12月号

特集　消化器疾患に対する縮小手術の可能性
　1．食道癌に対する機能温存縮小手術−喉頭温存手術，高位胸腔内胃管再建術　白石治
　2．食道胃接合部癌に対する機能温存縮小手術　黒川幸典
　3．胃癌に対する腹腔鏡下幽門保存胃切除術の適応と手技　佐野彰彦
　4．潰瘍性大腸炎に対する小開腹による温存直腸を短くした一期的大腸全摘・回腸嚢肛門管吻合術　小金井一隆
　5．結腸癌に対する縮小手術の適応と手技　山口茂樹
　6．直腸カルチノイドにおける縮小手術（内視鏡治療を含む）　別府直仁
　7．直腸腫瘍に対する局所切除（TAMISを含む）の適応と手技　石井雅之
　8．Crohn病肛門病変に対する機能温存縮小手術　佛坂正幸
　9．多発肝腫瘍に対する縮小手術　田中邦哉
　10．膵腫瘍に対する縮小手術　志村正博

臨床経験
　食道扁平上皮癌術後再発例の予後ならびに治療成績　小倉正治

症例
　消化管穿孔をもたらした魚骨を内視鏡的または外科的に摘出した3例　山村優人
　StageIV肺癌併存局所進行胃消化管間質腫瘍（GIST）に対して術前化学療法を施行した1例　佐藤梨枝
　α-グルコシダーゼ阻害薬の関与が疑われた回盲部腸管気腫症の1例　崎尾亮太郎
　腹部造影CTで術前診断しえたS状結腸間膜内ヘルニアの1例　清水喜徳
　閉塞性大腸炎による広範な結腸壊死をきたした直腸癌の1例　岡本篤之
　小網裂孔ヘルニアの1例　佐藤馨
　大血管周囲の後腹膜リンパ節に対して後腹膜鏡下生検を施行した2例　富原一貴

書評
　ぼけーっとオペしとったらあかんで！　形成外科医が説く外科手技の真常識　関本貢嗣