臨床雑誌内科≪月刊≫
震災医療(Vol.110 No.6)2012年12月増大号
「特集 震災医療―来るべき日への医療者としての対応」
Editorial 内科医に求められる震災医療 井口清太郎
《震災を俯瞰して》
地震 辺見弘
国際緊急援助隊―JMTDRとJDR 杉本勝彦
海外における災害緊急援助 山畑佳篤
《震災対応システム―災害前にできること》
DMAT 阿南英明
JMAT 塚田芳久
日本赤十字社医療救護班 内藤万砂文
PCAT―慢性期・復興期までを見据えた長期支援とは? 大橋博樹
災害医療コーディネーター:行政の視点から 柳原博樹
災害医療コーディネーター:医師の視点から 西澤匡史
被災前・被災後に一般医家がすべきこと 根本聡子
災害医療等のあり方に関する検討会報告 大友康裕
患者情報の保全 高林克日己
減災への取り組み―平穏期、超急性期〜復興期までシームレスに
災害情報を管理するITツール“エアタグ”システム 高橋 昌
《急性期に対応を要する病態》
圧挫症候群 阿南英明
環境性体温異常(偶発低体温症、熱中症等) 阿南英明
津波災害に関連した呼吸器疾患 矢内勝
停電関連入院 小幡篤
《急性期に対応を要する慢性疾患》
大災害時における透析患者の集団避難―教訓をいかに次に生かすか 風間順一郎
在宅酸素療法 長島広相
神経難病の在宅療養者 西澤正豊
インスリン自己注射 佐藤譲
震災時の薬剤管理 栗原竜也
《急性期が過ぎた後に顕在化してくる病態》
震災後の循環器管理 星出聡
静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症) 田中純太
消化管出血 菅野武
消化管機能異常症 前嶋隆平
有機粉塵による呼吸器疾患 石田卓士
破傷風について―定期的予防接種の重要性 橋本朋子
災害と腎・尿路系疾患 宮崎真理子
《慢性期に対応を要する病態》
生活不活発病―災害時医療の新たな課題である「防げたはずの生活機能低下」 大川弥生
災害時のリハビリテーション―東日本大震災の教訓 上月正博
在宅療養者 小野沢滋
災害時のがん専門病院の役割 片倉隆一
災害時の女性への医療・生活支援 矢崎とも子
《その他の災害(水害、NBC 災害)》
2011年台風第12号による紀伊半島での水害とその対応 岩崎安博
放射線による災害 富永隆子
バイオテロによる災害 西條政幸
化学物質による災害 奥村徹
《精神疾患》
震災というストレス要因 福島昇
急性期の精神医療的問題 荒木剛
大規模災害後のうつ病 松本和紀
災害による死別者の悲嘆とケア 中島聡美
大規模災害と子どもの反応 伊藤一之
《その他》
検死に関する問題 長崎靖
避難所における公衆衛生対応 押谷仁
被災者医療の確保と、民間医療機関の復旧・復興に向けた到達点と課題 住江憲勇
大規模避難について:送り出し側の問題
―屋内退避指示区域における大規模避難を契機とした医療崩壊と復興の問題点 及川友好
大規模避難について:受け入れ側の課題 栗山三衛
座談会 災害に対応する内科医
井口清太郎(司会)・阿南英明・小幡篤・西澤匡史
【資料編】
1.災害・防災関連リンク集
2.災害拠点病院一覧表
『一括ダウンロード(臨床雑誌内科≪月刊≫震災医療(Vol.110 No.6)2012年12月増大号)』
公開出版物一覧へ