雑誌

胸部外科≪月刊≫

胸部外科診療に役立つ疾患別最新データ(Vol.64 No.8)2011年7月増刊号

発行年月 : 2011年7月
判型 : B5
ページ数 : 86

在庫僅少

定価5,076円(本体4,700円 + 税)

  • 主要目次
  • 序文

特集「胸部外科診療に役立つ疾患別最新データ」によせて 近藤丘/小野稔

I.心臓血管領域
 1.虚血性心疾患 西見優
 2.急性心筋梗塞の機械的合併症 岡林均
 3.大動脈弁膜症 森田茂樹
 4.僧帽弁膜症 中野清治
 5.感染性心内膜炎 花井信
 6.心房細動 末田泰二郎
 7.真性胸部大動脈瘤 由利康一
 8.大動脈解離 荻野均
 9.心臓腫瘍・収縮性心膜炎・肺動脈血栓塞栓症 高野環
 10.心筋症・心筋炎など 小野稔
 11.短絡のない非チアノーゼ性心疾患 新保秀人
 12.短絡のある非チアノーゼ性心疾患 宮地鑑
 13.短絡のあるチアノーゼ性心疾患(1) 河田政明
 14.短絡のあるチアノーゼ性心疾患(2) 益田宗孝

II.呼吸器領域
 1.原発性肺癌 野守裕明
 2.転移性肺腫瘍 小中千守
 3.悪性胸膜中皮腫 長谷川誠紀
 4.胸腺腫と胸腺癌 奥村明之進
 5.胸壁・肋骨の腫瘍 森毅
 6.中枢気道の腫瘍 千田雅之
 7.肺化膿症と肺膿瘍 佐藤徹
 8.非結核性抗酸菌症 白石裕治
 9.肺真菌症 横見瀬裕保
 10.降下性壊死性縦隔炎 加賀基知三

III.食道領域
 1.食道損傷の診断と治療―特発性食道破裂を中心に 千野修
 2.逆流性食道炎(食道裂孔ヘルニア) 小村伸朗
 3.食道運動機能障害―アカラシアを中心に 宮崎達也
 4.食道癌 加藤広行

★特集原稿募集「弁形成術の工夫と手術成績」

Contents
既刊特集一覧
寄稿のさだめ
次号予告
編集メモ

編集主幹
近藤丘 小野稔
 胸部外科分野においては、手術手技の進歩、新しいデバイスの登場、術後管理の進歩、新しい薬剤の臨床応用、新しい疫学データの発表、遺伝子解析の導入などによって、各疾患の病態生理、定型的手術手技、疾患のリスク評価、予後などが急速に進歩・発展してきている。私たちが外科の手ほどきを受けていた頃は、英語で、書かれた分厚い教科書をバイブルのごとく読み漁り、先輩医師が語る治療方針を必死で覚えようとしたものである。近年は、新しい情報はon-lineで次々に入手可能で、手術手技については動画情報として学ぶことができるようになった。情報が多いということは大変に大事なことではあるが、ともすれば情報が多いあまり、あふれる情報の中からどのようにして重要なメッセージをくみ取っていくかが分かりにくいこともある.
 本特集号では、「胸部外科診療に役立つ疾患別最新データ」というテーマを取り上げ、心臓血管外科、呼吸器外科、食道外科の各領域で日本をリードする先生方に執筆をお願いした。心臓血管外科では虚血性心疾患に始まり、心臓弁膜症、胸部大動脈疾患、心臓腫瘍・心膜炎、心筋症・心筋炎、先天性心疾患からなる14章、呼吸器外科では原発性肺癌をはじめとする肺・縦隔・胸壁・気道腫瘍、肺感染症、降下性縦隔炎からなる10章、食道外科では、食道損傷、逆流性食道炎、食道運動機能障害および食道癌の4章からなっている。各疾患の日常診療の基本的事項から、up-to-dateな内容の重要なポイントに重点を置いて書かれている。日々の多忙な診療の前線におられる若手・中堅の外科医の皆さんが、困ったときにすぐに手にすることができる座右の書となるのではないかと期待している。