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ザイゴット3D人体解剖 for iOS

「ザイゴット3D人体解剖 for iOS」販売終了のお知らせ

長らくご愛顧いただいておりました「ザイゴット3D人体解剖 for iOS」について、米国ザイゴット社の事情により、このたび販売終了とさせていただくことになりました。

すでにご購入いただきましたお客様につきましては引き続きご利用可能ですが、

大変恐縮ながら今後iOS側のアップデートにサポート対応されないため、OSのアップデートの内容によっては利用ができなくなる可能性もございます。

お客様には大変ご迷惑、ご不便をおかけしますが、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

改めましてこれまでの本製品のご愛顧に心より感謝申し上げます。

App Storeで配信停止になったアプリのダウンロード/インストール手順について

AppStoreでは、アプリの販売終了後も機種変更などの際には下記方法により「購入済みのアプリ」を再ダウンロードすることが可能とされています(※アップル社によって仕様が変更されることがございます。ご了承ください)。

【手順】

1. iOSのホーム画面から「App Storeアプリ」を起動する

2. 画面左下「Today」をタップし、画面右上にあるご自分のApple IDのアイコンをタップする

3. アカウント情報が表示されるので「購入済」をタップする

4. ご自身が過去にダウンロードしたことがある(無料含む)アプリが一覧表示されるので「Nankodo 3D Anatomy Atlas」を再ダウンロードする。端末のホーム画面にダウンロードされたアプリが確認できれば完了

ザイゴット3D人体解剖 for iOSとは

「ザイゴット3D人体解剖 for iOS」は三次元データを自由な角度から見たり、一部の部位だけを切り取ったりと、様々な用途でご活用いただけるiOS デバイス向けアプリです。コ・メディカル形態機能学会が監訳を行いました。
iOS 7.0 以上。iPhone、iPad、iPod touchシリーズに対応。

アプリの特徴

  • 1.高度な3Dナビゲーション
    ズーム、位置調整、回転などにより直観的な操作が可能に。
  • 2.部位ごとのレイヤー表示
    頭部・頸部だけ・骨・内臓だけといったように部位ごとのレイヤー表示が可能。
  • 3.スライスツール
    自由な角度で断面表示を可能にするスライスツール。
    臨床の現場では難しい角度でのスライスも行え、学習に役立ちます。
  • 4.様々な機能を用意
    スライスツールだけでなく、部位を半透明・X線・ハイライトなどにそれぞれ表示したり、ワンタッチで性別変更を行えるなど、ユーザニーズを満たす機能を取り揃えています。
  • 5.日本語と英語に対応
    英語と日本語の二カ国語に対応し、ワンタッチで切り替えが可能。日本語の翻訳は解剖学の専門家によるコ・メディカル形態機能学会が監訳。
  • 6.対象部位は3,500以上
    対象となる部位は、器官・系・組織をあわせて3,500以上。皮膚から筋肉・骨・血管まで全身を掲載。
  • 7.キーワード検索
    探している部位を日本語キーワードで検索できます。

様々な表現が可能

「ザイゴット3D人体解剖」では、約3,500項目の対象を組み合わせて様々なモデルを作り上げることができます。また、X線やハイライトといった表示機能を使うことで目的に応じたより多くの表現も可能です。

骨格系

骨だけ、軟骨だけの表現も可能です。

外皮をはずしたモデル

人体の浅層から項目をはずしていくことで深層の確認が容易です。

部位の拡大

特定の部位を拡大して断面や構造を確認できます。

X線表示

X線像のような表示も可能です。

360度動かせる

様々な角度から確認できるので、図やイラストでは見えない角度も表示できます。

ハイライト表示

ハイライトを使えば特定の部位や器官だけを目立たせることができます。

器官のみ表示

全身だけではなく、器官や部位のみを表示させることも可能です。

スライスモード

スライスは360度行え、断面の確認ができます。一部だけをスライスすることも可能です。

専門家レビュー

APPLICATION REVIEW Vol.1

中澤先生に『ザイゴット3D人体解剖 for iOS』を利用していただき、その感想をいただきました。
※この記事は2014年12月に実施したインタビューの内容を南江堂で文章に起こしたものです。

『ザイゴット3D人体解剖 for iOS』アプリをiPadで操作してみましたが、第一印象として「すごいな」と驚きました。人体をいろいろな角度から自分の好きな視点で確認できるのが良いですね。

iPadやiPhoneを普段から使っていない方は、慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、直感的に操作できるので実に楽しい。あらゆる器官や部位を自由に剥がしたり、追加でき、また特定の部位だけをハイライト表示できるので見たい部位がクリアにわかる。

多々ある機能の中で私が最も注目したのが「スライス機能」です。任意の切断面を自在に作成できるため自分だけのスライス画像集が構築可能です。これはCTやMR画像を理解するのに最適ですね。もちろんエコー画像にも有用ですから各種の医療ライセンスを取得したての先生方にはご満足いただけると思います。

加えて、このアプリは学生さんにとっても良い知らせとなるでしょう。既存の書籍は体系的にまとまっていますが、ページ数に限りがあります。この『ザイゴット』を用いれば、初学者の方も自分の知りたい方向から構造を簡単に確認できるので、ワクワクしながら解剖の学習ができるはずです。多くの方にとって利用価値は高いと確信しています。

紹介動画

「ザイゴット3D人体解剖」の使い方や機能を動画でご紹介します。基本の操作や画面アイコンのご案内、人体への項目の追加やスライスの方法などをご確認頂けます。
※動画の音声は英語です(日本語字幕あり)。
※一部の説明に旧バージョンの映像がございますが、説明の内容(使い方や機能など)は変わりません。
※アプリの画面表示については最新版と異なる場合があります。

はじめに

アプリのご紹介と基本の操作、画面上のアイコン等をご案内しています。
(収録内容:アプリのご紹介、基本操作、画面アイコンについて、Anatomyウィンドウの使い方、保存メニュー、その他簡単な操作案内)

ツールパレットの使い方

主にツールパレットや設定で行える様々な機能をご案内しています。ツールパレットの機能は、一部の項目だけを強調したいときや内部の構造だけを確認したいときに役立ちます。
(収録内容:ツールパレットの機能、設定について、保存メニュー)

スライスツールの使い方

このアプリの特徴でもあるスライスツールの機能と活用方法をご案内しています。
(収録内容:スライスツールのご紹介・基本操作・応用操作、ツールパレット操作、設定操作、その他簡単な画面操作)

使い方

「ザイゴット3D人体解剖 for iOS」のマニュアルをご用意しました。
さらに詳しく知りたい方、使い方やFAQは こちら をご覧ください。

基本の操作

移動

・移動
2本の指をそろえて画面上をタップしたまま動かすと身体の位置を移動できます。

回転

・回転
1本の指で画面上をタップしたまま動かすと身体を回転させることができます。

ズーム

・ズーム
2本の指で画面上をピンチイン・ピンチアウトすることで表示の縮小・拡大ができます。

スライスモード

・スライスモード
画面上のスライスアイコンをタップしてスライスモードのオン/オフを切り替えます。スライスモードをオンにして2本の指を画面上でタップしたまま動かすと、断面位置を操作できます。1本の指で画面上をスライドすると、角度を固定したまま断面を移動させることができます。スライスモードをオフにしてから身体を回転・拡大することで、断面を確認できます。