書籍

みんなのPCI単語帳

編著 : 南都伸介
ISBN : 978-4-524-26307-3
発行年月 : 2011年7月
判型 : A6
ページ数 : 208

在庫なし

定価2,160円(本体2,000円 + 税)

  • 商品説明
  • 序文

カテラボで日常的に飛び交っているPCI(冠動脈インターベンション)の“業界用語”がすぐに調べられる画期的な用語辞典。略語や学術用語だけでなく、薬品名やデバイスの商品名、人名、さらには臨床試験名やその主要文献、主なメーカーの連絡先も掲載。用語の種類がマークで一目瞭然。主な用語のイラストも掲載し、知識整理にも役立つ。カテーテル室スタッフに必携の一冊。

冠動脈インターベンション(PCI)に携わる関係者の間で用いられる用語を解説した「PCIポケットサイズ単語辞典」なるものを2005年に出版した。それからすでに6年以上が経過し、デバイスをはじめ新たな用語が多々出現していることから、この度、南江堂の協力を得て、コンセプトはそのままに、書名と内容を大幅にリニューアルし、「みんなのPCI単語帳」として、ここにお届けする次第である。
 そもそも、PCIの世界のみで通じる単語帳の必要性を感じたのは、前書の序で述べたごとくである。「Dog boneとはどういう意味ですか?」と病棟の看護師さんに尋ねられて、確かにこれは業界用語だなと感じた。一般の英和辞書を引けば犬の骨としか出てこないし、たとえ医学辞書を引いても「硬い病変を拡張したときに認められるバルーン中央部の凹み」とは当然記載されていない。
 業界用語はその業界のみで通じればいいし、一般人にはかえってわからないほうが便利なことが多いから、その存在意義があると思う。ただ、医療界においては多くのコメデイカルの協力が必要であり、PCIで日常使用される言葉が、術者の間でのみで通用するのでは危機管理が問われる昨今においては問題である。危機管理の第一歩は関連各位の正しい意思の疎通である。
 ということが、PCIの世界でよく使用される言葉の単語帳を作成した経緯とコンセプトである。言語学的には間違って使われている用語でも、日本のカテラボで日常的に使用されている言葉の意味を優先して解説した。したがって、辞書や辞典とせず単語帳と題した。カテラボで日々奮闘している医療スタッフ、メーカー各位のみなさまのポケットに常時入れておいていただき、現場の医療にお役立て頂ければ幸甚である。
2011年6月
南都伸介