書籍

看護介入分類(NIC)原書第5版

こちらの商品は改訂版・新版がございます。

: 中木高夫/黒田裕子
ISBN : 978-4-524-25318-0
発行年月 : 2009年6月
判型 : A5
ページ数 : 1038

在庫なし

定価8,100円(本体7,500円 + 税)

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  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

前版より、新たに34項目の介入ラベルを追加、77項目について変更・修正を加えたIowa Intervention Project『看護介入分類』原書第5版の翻訳。NICは今やNANDAインターナショナルの看護診断ならびにNOCと一体のものとなっている。電子カルテ時代の下、わが国での看護実践用語の特定のための必携のソース。

Nursing Interventions Classification(NIC) 5th Edition
Gloria M. Bulechek
Howard K. Butcher
Joanne McCloskey Dochterman

第1部 看護介入分類(NIC)の構築と利用
 第1章 NICの概要
 第2章 NICの開発、検証、実施(1987〜2007)
 第3章 NICの使用
第2部 看護介入の系統分類法
第3部 看護介入分類
第4部 看護専門領域のコア介入
第5部 NICの介入を実施するのに必要と推定される時間と教育レベル
第6部 付録
 付録A 第4版以降に新しく追加された、修正された、削除された介入
 付録B 新しい介入または既存の介入の修正を提案するためのガイドライン
 付録C 年表と大きな出来事:看護介入分類(NIC)
 付録D エキスパート査読者の募集:看護分類・臨床有効性センター
 付録E 関連出版物
 付録F 略語一覧
索引

電子患者記録システム(Electronic Patient Records System)として保有すべき機能が次第に明確になるにしたがって、軽便な電子カルテシステムが多くの病院に導入されてくるようになりました。その多くでNANDAインターナショナルの看護診断とアイオワ大学の看護介入分類(NIC)の看護介入および看護成果分類(NOC)の看護成果が組み込まれつつあるのは喜ばしいことである反面、上手に活用できているのかという点については一抹の不安があります。というのも、日本の看護教育においては各看護診断の背景にある中範囲理論が基礎看護学領域の主要な教育内容として教えられていないからです。そのため、中範囲理論にもとづいてこそ理解できる患者の看護学的状態、そしてそれを改善するための看護介入の選択理由、介入後の評価などを、論理性をもって結びつけることができないからです。しかし、平成22年度の看護師国家試験出題基準に看護診断が含まれたので、これを突破口に教育内容に変化が起きるかもしれません。そういうことになれば、ぼくが抱いていた一抹の不安も払拭されるのですが。
 さてNIC看護介入は、NANDA−T看護診断、NOC看護成果と比較して、実際の看護行動を表したものですから、とっつきやすいかと思います。ただ、数が膨大なために圧倒されてしまうかもしれません。でも、心配は要りません。本書の第5部「NICの介入を実施するのに必要と推定される時間と教育レベル」の表1(902頁)を詳細に見ると、米国ではどのような看護職が、どのくらいの時間をかけてその業務を行っているのかわかります。では、日本ならどうかと考えると、あらゆる看護職が一律に実施できないといけないものではないことがわかります。NICは、看護職の実践能力とキャリアアップとに関連づけることもできます。
2009年5月
訳者を代表して
中木高夫