書籍

臨床理学療法マニュアル改訂第2版

編集 : 黒川幸雄/伊東元/渡辺京子/長澤弘/横田一彦/江藤文夫
ISBN : 978-4-524-23963-4
発行年月 : 2007年5月
判型 : B6
ページ数 : 782

在庫僅少

定価8,100円(本体7,500円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

臨床実習・卒後間もない理学療法士が、現場ですぐに使える実践的なマニュアル。評価、技術、各疾患・障害の基本的解説から実際のプログラムまでを、記述スタイルを統一してコンパクトにまとめた好評書の全面改訂。ICIDHからICFへの移行、介護隣接領域や地域リハ、管理・運営などを追加。各種評価表などの巻末資料もさらに充実。

第1章 障害概論
 リハビリテーション科医の立場から
 理学療法士の立場から
 国際生活機能分類(ICF)の理解と解説

第2章 評価
 身体機能評価
 日常生活活動評価
 生活環境評価
 QOL評価

第3章 技術
 運動療法
 物理療法
 義肢・装具
 日常生活活動
 地域理学療法
 その他

第4章 疾患・障害
 整形外科的疾患による障害
 神経・筋疾患による障害
 呼吸・循環・代謝疾患による障害
 その他の障害

巻末資料

今日、理学療法士養成校は200校を超え、一学年の養成定員は13,000名強に達している。日本理学療法士協会の会員数は30歳以下が半分を占めており、特に卒業後経験5年以内の理学療法士が60%以上と多い。
 こうした傾向は、今後、なおいっそう急激に進行すると思われる。理学療法の質、ベースラインとなる教育学習や研究研修の制度的状況が、どう発展していくのか見極める必要がある。
 各種関係書籍の数は、以前とは比肩できないくらいに急増しており、その質が吟味され格段に進歩してきている。
 「臨床理学療法マニュアル」初版は、国際障害分類(ICIDH)を基調に構成し、一定の評価を受けてきた。この間、新たな国際生活分類(ICF)が定められ、これまでの医学モデルを基調にした分類から生活モデルを基調にしたものへと移行した。
 こうした背景から、初版を大幅に改訂し、時代の要請に積極的に対応できるよう「臨床理学療法マニュアル 改訂第2版」を発刊することとした。
 「第1章 障害概論」には新たにICFの理解と解説を加え、ICIDH以前から、そしてICIDHを経てさらにICFに向かって入る流れと、根底を流れている障害に対しての共通概念とその変化に論及した。
 「第2章 評価」にはQOL評価を加えた。人間一人ひとりの生活の質が求められる時代が、グローバル化による影響を人間に語りかけている。QOL評価は重要な項目として登場してきたのである。
 「第3章 技術」では、地域リハビリテーションを地域理学療法とし、理学療法士が主体的に地域リハビリテーションを実践する立場で述べている。また、「診療報酬」という項を設け、われわれが提供する理学療法と診療報酬の関係を技術という観点から情報提示した。
 また、「第4章 疾患・障害」において、疾患理解をこれまで以上に深めるよう配慮した。理学療法プログラムでは、初版では“再評価”とした項を“効果判定”として理解しやすいものとした。
 今回の改訂においては編集者、執筆者も大幅に代わった。初版でお世話になった編集者、執筆者の皆様には深甚なる謝意を表します。
 最後に、教育、臨床で活躍する若手の理学療法士や関連職種の方々が、日常業務で本書を大いに役立ててくださることを期待しまして、発刊の言葉といたします。
2007年5月
編集者一同
(一部改変)