書籍

Cure and Care Series

心臓病の治療と看護

編集 : 百村伸一
ISBN : 978-4-524-21938-4
発行年月 : 2006年9月
判型 : B5
ページ数 : 318

在庫なし

定価3,780円(本体3,500円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

心臓病の最新の診療と、それに伴う看護上のポイントを、図表を駆使してわかりやすく解説。心臓のしくみとはたらき、主要症状・症候、検査法など必要な基礎知識を述べた上で、各主要疾患別に原因・病態から治療とケアまでを記述。さらに、救急、他疾患合併患者、術後・妊娠時の管理、CCU症候群、リハにも十分に言及、実践に即役立つ。循環器系ナース必携の一冊。みやすい2色刷。

1. 心臓病の看護の特徴
2. 心臓のしくみとはたらき
3. 主要症状:主要所見の理解
4. 心臓病の検査と看護
5. 心臓救急と看護
6. 不整脈の治療と看護
7. 虚血性心疾患の治療と看護
8. 心不全の治療と看護
9. 心筋症、心筋炎の治療と看護
10. 心膜疾患の治療と看護
11. 弁膜症の治療と看護
12. 感染性心内膜炎の治療と看護
13. 成人の先天性心疾患の治療と看護
14. 大動脈疾患の治療と看護
15. 末梢動脈疾患の治療と看護
16. 高血圧症の治療と看護
17. 肺血栓塞栓症の治療と看護
18. 深部静脈血栓症、血栓性静脈炎の治療と看護
19. 肺高血圧症の治療と看護
20. 他疾患を伴う心疾患患者の管理
21. 妊娠時の心疾患患者の管理
22. 術後患者の管理
23. CCU症候群への対応
24. 心筋梗塞患者のリハビリテーション

付録 おもな略語の一覧、おもな用語の解説

心臓病(循環器疾患)の診療は日々めまぐるしく進歩し先端化している。それに伴って、より高度な医療技術もますます必要とされるようになってきている。循環器全体の知識をupdateしてゆくのは、循環器が専門であることを標榜している医師にとってすら容易ではない。
 一方、看護師にとっても、心臓病の患者に適切な看護を行うために、このような心臓病の診療に関する最新かつ幅広い知識を身につけ、これらを理解できている必要がある。
 以上の情況をふまえ、本書は、心臓病の最新の診療と、それに伴う看護上の留意点をわかりやすく解説する看護師向けの実用書として企画された。
 具体的には、心臓病に関する基本的知識(基礎医学、おもな症候、検査法など)をわかりやすくまとめ、その上で、各主要疾患別に、疾患の概説、診断へのアプローチ、治療、退院時指導と継続看護までを解説した。本書における充実した医学・医療解説は既刊書に負けない特長のひとつであると考えている。また、「Nursing Points」として随所にコラムを設け、看護のポイントを、診療のながれに関連づけて展開し、看護実践に即役立つ書籍となることをめざした。さらに、基本的な症候、疾患各論に加えて、「心臓救急患者」「他疾患合併患者」「妊娠時の心疾患患者」「術後患者」など、特殊な患者管理や、CCU症候群、リハビリテーションにも1章ずつをあて、十全な内容となることを心がけた。
 執筆者は、私が昨年まで在籍した虎の門病院のスタッフやOB・OGを中心に、実際に臨床の第一線で活躍されている循環器専門医および看護師にお願いした。
 以上のように、この書は看護師を対象に最近の循環器領域における最新の知識を理解しやすい形で提供することを目的としたものであるが、循環器以外を専門とする医師やレジデントが読んでも役に立つような最新の知見が収載されていると自負している。
 本書を心臓病の看護の現場で役立てていただくことができれば幸いである。
2006年9月
百村 伸一
(一部改変)