洋書

<ケリー リウマチ学テキスト,第9版(全2巻)>

Kelley's Textbook of Rheumatology, 9th ed.,in 2 vols.

  • 旧版

著者 : G.S.Firestein, R.C.Budd, S.E.Gabriel, et al.(eds.)
出版社 : SAUNDERS
ISBN : 978-1-4377-1738-9
ページ数 : 1970pp.(540illus.)
出版年 : 2013年

在庫なし

定価48,492円(本体44,900円 + 税)

  • オンライン
  • 商品説明
  • 書評

本書の特色

リウマチ学のゴールドスタンダードとして世界中で長く読み継がれている,もっとも包括的で最新の教科書.さらに,著しく発展する当分野の最新知見が刊行後もアップデートされるExpert Consult Premium も付属する.本書の全文検索,閲覧,フルカラーイラストのダウンロード,筋骨格系の検査ビデオ閲覧,PubMed リンク,自習用問題などにアクセスできる.今版では,抗リウマチ薬,痛風の最新知見に加え,バイオエンジニアリング,再生医学,エピジェネティクスの新章が加わる.リウマチ・膠原病内科,臨床免疫学教室必携必備のテキストである.


Table of Contents
Volume 1
Part 1:
Structure and Function of Bone, Joints, and Connective Tissue
Part 2: Cells Involved in Autoimmune Diseases and Inflammation
Part 3: Effector Mechanisms in Autoimmunity and Inflammation
Part 4: Broad Issues in the Approach to Rheumatic Disease
Part 5: Evaluation of Generalized and Localized Symptoms
Part 6: Differential Diagnosis of Regional and Diffuse Musculoskeletal Pain
Part 7: Diagnostic Tests and Procedures in Rheumatic Diseases
Part 8: Pharmacology of Antirheumatic Drugs
Volume 2
Part 9:
Rheumatoid Arthritis
Part 10: Spondyloarthropathies
Part 11: Systemic Lupus Erythematosus and Related Syndromes
Part 12: Scleroderma, Inflammatory Myopathies, and Overlap Syndromes
Part 13: Vasculitis
Part 14: Crystal-Induced and Inflammasome-Mediated Inflammation
Part 15: Cartilage, Bone, and Heritable Connective Tissue Disorders
Part 16: Rheumatic Diseases of Childhood
Part 17: Infection and Arthritis
Part 18: Arthritis Accompanying Systemic Disease

安倍達
埼玉医科大学名誉教授
埼玉医科大学総合医療センター名誉所長

初版以来4年毎に改版を重ね今回第9版が刊行された.過去30年間本書は日本におけるリウマチ学の教科書として多くの人々に支持されてきた.基礎編と臨床編の二冊で構成されいずれも2010年までの新しいデータを収納している.
この教科書が歩んで来た30年間の関節リウマチの治療の進歩は医学のどの分野にも見られない優れたものである.かつてアメリカの高名な教授に「リウマチの患者が来院すると,裏口からそっと逃げ出したくなる」とまで言わしめた病気が,今日ではその痛み,機能障害から全く解放され,希望に満ちた日々を送っている姿を見ることも多くなった.
前8版の本書では各項目を表示する背景に老人のプロフィールがスケッチとして何気なく載せてあった.この人はルノワール(1841−1919)である.かれは重症リウマチを患い晩年には車いす生活となり,絵筆を包帯で括りつけて描いたという魂の画家である.第9版ではこのスケッチを背表紙の題名の下に移動させた.それはリウマチ治療の進歩に注目した編集者のこの本にかける意気込みを感じさせる意図である.それに答えるように分担執筆者は従来の記述を一変し,新しいエビデンスにもとづく記述を提供している.
編集には工夫がこらされ,従来の活字を媒体とする記述に加えインターネットによる解説・図譜・文献検索をさらに充実させ随所で索引可能としてある.それは活字と電子媒体を駆使した新しいハイブリッド型教科書ともいうべきものに仕上がっている.教科書は多くの読者を対象として書かれる.それらすべての読者を満足させるためにこのハイブリッド型教科書は有効な手段となっている.
関節リウマチを例にとれば読者はその時のニーズに合わせて基本的な知識から最新の知識や動向まで検索・学習できるようになっている.関節リウマチ以外の分野でもSLEをみると病因を,(1)核酸を含むデブリスや免疫複合体の処理異常(2)TLRによるI型IFN産生による自然免疫の関与(3)T/B細胞の異常活性化(4)遺伝子多型とその調節に関与するmiRNAの異常発現と項目ごとに記述し理解を容易にしている.さらに最近問題となっている自己炎症性疾患,血管炎症候群の定義,分類,診断基準に関する話題を解説している.
基礎編では進歩が激しい基礎知識の臨床への還元,とくに免疫と関節障害に直結するプロテアーゼの記載は勿論のことであるが,ベッドサイドからベンチへの問題提起を随所に読み取る事ができる.特筆すべきことは関節の診察およびその補助診断法としてのUS,CT,MRIにかなりのスペースを割いていることである.RAの診断基準(2010)では関節炎の診断が重要であるので,その診察技術の習得が要求される.それによってRAを早期に診断し,早期に治療することが,患者アウトカムに大きく影響することになるのできわめて適切な配慮であると考えられる.

この商品を購入した方におすすめ

Oxford Textbook of Rheumatology, 4th ed.
Oxford Textbook of Rheumatology, 4th ed.
詳しく見る
Arthritis & RheumatologyFormerly "Arthritis & Rheumatism"
Arthritis & Rheumatology Formerly "Arthritis & Rheumatism"
詳しく見る
Journal of Rheumatology
Journal of Rheumatology
詳しく見る