教科書

基礎医学統計学改訂第6版

共著 : 加納克己/高橋秀人
ISBN : 978-4-524-26311-0
発行年月 : 2011年4月
判型 : B5
ページ数 : 230

在庫あり

定価2,484円(本体2,300円 + 税)

正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

数学的な証明を大胆に省き、例題を解きながら統計手法を学ぶことで、実践的な能力を身につけられるロングセラー教科書の改訂第6版。医学で用いられることの多いロジスティック回帰分析や生存時間解析に加え、本改訂では新たに「ROC曲線」、「サンプルサイズの設計」の章を追加し、医学統計で用いられるほとんどの手法をカバーした。また、紙面を2色刷りに刷新。図表やキーポイントなどが一目でわかるようになり、より学習しやすくなった。

1.はじめに
 
2.医学統計学の基礎
 A.データの形
 B.母集団と標本
 C.データの収集デザイン
 D.母数と統計量

3.データの記述と用いる指標
 A.データの記述
  1 データの整理と表示
  2 関連性の表示
 B.中心的傾向を示す指標(代表値)
  1 平均
  2 中央値(メジアン)
 C.散らばりを示す指標(散布度)
  1 分散、標準偏差
  2 変動係数
  3 範囲
  4 四分位範囲
 D.関連性を表す指標
  1 オッズ比(Odds Ratio)
  2 Pearson(ピアソン)の(積率)相関係数
  3 Spearman(スピアマン)の順位相関係数
  補足  1.割合
      2.比、率、割合の違いについて

4.確率と確率分布
 A.確率
  1 互いに排反な事象と加法定理
  2 互いに独立な事象と乗法定理
 B.確率分布
  1 期待値と分散と特性値
  2 二項分布
  3 Poisson(ポアソン)分布
  4 正規分布
  5 正規確率紙
  6 標本平均の分布
  7 x2分布
  8 t分布
  9 F分布

5.統計的推測
 A.検定と推定
 B.仮説検定
 C.p値に関する補足

6.2群の比較
 A.対応のない2群の差の検定
  1 t検定
  2 Wilcoxon(ウィルコクスン)順位和検定
 B.対応がある2群の差の検定
  1 t検定
  2 Wilcoxon(ウィルコクスン)符号付き順位検定
  補足  母平均の検定

7.分割表の解析
 A.独立性の検定
  1 x2検定
 B.適合度の検定
 C.McNemar(マクネマー)検定
 D.その他の方法
  1 超幾何分布を用いた方法
  2 Fisher(フィッシャー)直接確率検定
  3 R×C分割表
  4 2群の割合の差の検定
  5 Yates(イェーツ)の補正

8.区間推定
 A.平均の区間推定
  1 母平均の点推定
  2 母平均の区間推定
 B.平均の差の区間推定
  1 母平均の差の点推定
  2 母平均の差の区間推定(対応する2組の場合)
 C.分散の区間推定
  1 母分散の点推定
  2 母分散の区間推定
 D.割合の区間推定
  1 割合の点推定
  2 割合の区間推定
 E.オッズ比の区間推定
  1 母オッズ比の点推定
  2 母オッズ比の区間推定
  発展学習  統計的仮説検定と区間推定の同値性

9.相関係数の検定と区間推定
 A.Pearson(ピアソン)相関係数の検定と区間推定
 B.Spearman(スピアマン)順位相関係数の検定

10.回帰分析
 A.単変量解析と多変量解析
 B.線形回帰分析とロジスティック(logistic)回帰分析
 C.線形回帰分析
  1 回帰直線
  2 回帰係数の区間推定と検定
  3 重回帰分析
 D.ロジスティック(logistic)回帰分析
  1 ロジスティック回帰分析
  2 パラメータの推定と検定
  3 回帰係数の統計的解釈

11.分散分析
 A.一元配置法と分散分析
 B.二元配置法
 C.多重比較
  1 検定の多重性
  2 水準(群)間の比較の状況
  3 多重比較の方法

12.生存時間解析
 A.生存時間解析の基礎
  1 生存時間データ
 B.生存確率関数の推定
 C.2群の生存確率関数の差の検定
 D.Cox(コックス)回帰分析
  補足  ハザード率関数
 
13.ROC曲線
 A.有病状態と検査結果
 B.検査の指標
 C.感度と特異度の関係
 D.高感度検査と高特異度検査
 E.検査前確率と検査後確率
 F.ROC曲線(受診者動作特性曲線)

14.サンプルサイズの設計
 A.なぜサンプルサイズを設計するのか?
 B.サンプルサイズ設計の考え方

15.疫学・保健統計
 A.因果関係の基本となる情報
 B.原因および結果を測る情報を得るためのサンプリングデザイン
 C.原因や結果の代表値
 D.関連性を測る指標
  1 症例対照研究
  2 コホート研究
  3 介入研究
 E.多変量解析による変数の調整
 F.関連性と因果関係
 G.基本的な指標
  1 出生に関する指標
  2 死亡に関する指標
  3 罹患に関する指標
  4 生命表

練習問題
練習問題解答

付表
  1.乱数表
  2.Poisson分布表
  3.標準正規分布表
  4.x2分布表
  5.t分布表
  6.F分布表
  7.w=1/2log 1+r/1−r
  8.Spearman順位相関係数の検定
  9.Wilcoxon順位和検定
  10.Wilcoxon符号付き順位検定
  11.ステューデント化された範囲の分布の上側5%点
  12.Dunnettの方法のための両側5%点

参考図書
索引

本書がはじめて発行されてからおよそ30年になる。幸いにして、多くの方々に読まれ、著者として望外の喜びである。
 この度、改訂の機会を得たので、医学統計学の最近の動向を鑑み、またこれまでに寄せられた読者の要望などに応えるべく新たに2章(13章:ROC曲線と14章:サンプルサイズの設計)を加え、より完璧なものにすべく加筆修正した。
 本書が引き続き、多くの方々に読まれ、役立つことを希望してやまない。
2011年2月
著者