雑誌

がん看護≪隔月刊≫

家族看護ケースファイル(Vol.23 No.3)2018年3-4月号

思考と実践のプロセス

発行年月 : 2018年3月
判型 : A4変

在庫僅少

定価1,760円(本体1,600円 + 税)


  • 主要目次

特集
家族看護ケースファイル〜思考と実践のプロセス〜 編集:鈴木志津枝

特集にあたって 鈴木志津枝
臨床で出会うがん患者の家族の基本的なとらえ方と家族援助 鈴木志津枝
治療の継続や中断に関する意向のずれがあるがん患者と家族への意思決定支援 西村裕美子
高齢がん患者に再発や予後不良であることを伝えたがらない家族への倫理調整 宮武佳菜枝
対応のむずかしい家族との信頼関係の構築と家族援助 梅田節子
若年の終末期がん患者と不安障害のある家族(妻)への在宅移行支援 橋本理恵子
終末期がん患者と家族の心の交流の場を創る支援〜Enrichmentと穏やかさの視点から〜 正井志穂,松野史
在宅看取りを実践する家族介護者への支援 船越政江

●連載
・進行がん患者における意思決定支援とコミュニケーション〜診断から看取りまで〜【7】
 事例から学ぶ全人的かかわり(2)〜最後の積極的治療の選択時期(Best Supportive Careへの移行を決断する手前の段階)における意思決定支援〜 大市三鈴,福井小紀子
・がん化学療法におけるナーシング・プロブレム【90】
 がん化学療法を受けている患者でがん悪液質の発症を低下させる効果的な方法はあるか〜最近の臨床試験から〜 足利幸乃
・遺族の声を臨床に生かす 〜J-HOPE 3研究(多施設遺族調査)からの学び〜【5】
 アドバンス・ケア・プランニング
  付帯2 終末期の話し合い(End-of-Life discussion)の実態と終末期の患者quality of life・遺族の精神的な健康に及ぼす影響について 山口崇
  付帯15 心肺蘇生に関する望ましい意思決定のあり方に関する研究 木澤義之,山口崇,坂下明大
・がん患者の急性増悪 〜おやっと感じた数分で起こること〜【2】
 縦隔腫瘍患者における上大静脈症候群(SVC症候群) 大矢綾
●今月の症例
 がん相談支援センターが中心となり地域や院内専門職種との多職種連携により独居患者の希望を支えた一例 中村砂織,生駒樹里
●JJCCレクチャー
・実践を変える研究【2】
 何がどこまでわかっているのかを理解する:文献レビュー 飯岡由紀子
●特別寄稿
 高齢がん患者と家族のためのコミュニケーションノートによる意思決定支援 森一恵,杉本知子,千田睦美,佐久間由美

・アドラー流 ナースのためのワークライフバランス【8】
 そこにいるだけで 宇野さつき
・がん医療のランドスケープ【1】
 「第3期がん対策推進基本計画」を通してみえるがん医療の風景 田村恵子

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