書籍

根拠がわかる疾患別看護過程改訂第2版

病態生理と実践がみえる関連図と事例展開

編集 : 新見明子
ISBN : 978-4-524-26651-7
発行年月 : 2016年3月
判型 : B5
ページ数 : 904

在庫あり

定価6,156円(本体5,700円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

『根拠がわかる症状別看護過程』の姉妹編。看護学生の臨地実習時の看護計画の立案や実習記録作成時の参考書として大好評。病態・治療・ケア関連図、疾患の医学的理解、標準的看護過程(計画)に加え、具体的な事例の紹介で実践が手に取るようにわかる。今改訂では、疾患の発症から終わりまでが一目でわかる好評の関連図をさらに見やすく整理した。

第1章 循環器系疾患
 1.狭心症患者
 2.心筋梗塞患者
 3.心不全患者
 4.閉塞性動脈硬化症患者
第2章 呼吸器系疾患
 5.肺がん患者
 6.肺炎患者
 7.慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者
第3章 消化器系疾患
 8.食道がん患者
 9.胃がん患者
 10.潰瘍性大腸炎患者
 11.大腸がん患者
 12.肝硬変・肝がん患者
 13.胆道がん患者
 14.膵炎患者
第4章 栄養・代謝/内分泌系疾患
 15.糖尿病患者
 16.甲状腺機能亢進症(バセドウ病)患者
 17.甲状腺がん患者
第5章 腎・泌尿器系疾患
 18.慢性腎臓病(CKD)患者
 19.慢性糸球体腎炎患者
 20.前立腺がん患者
 21.膀胱がん患者
第6章 血液・造血器系疾患
 22.再生不良性貧血患者
 23.白血病患者
 24.悪性リンパ腫患者
 25.多発性骨髄腫患者
 26.播種性血管内凝固症候群(DIC)患者
第7章 脳血管系疾患
 27.脳出血患者
 28.くも膜下出血患者
 29.脳梗塞患者
 30.脳腫瘍患者
第8章 神経・筋疾患
 31.多発性硬化症(MS)患者
 32.筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者
 33.重症筋無力症(MG)患者
 34.パーキンソン病患者
第9章 精神疾患
 35.認知症患者
 36.統合失調症患者
 37.双極性障害患者
第10章 膠原病/自己免疫疾患
 38.関節リウマチ(RA)患者
 39.全身性エリテマトーデス(SLE)患者
第11章 感染症
 40.HIV感染症(後天性免疫不全症候群:AIDS)患者
第12章 運動器系疾患
 41.脊髄損傷患者
 42.腰椎椎間板ヘルニア患者
 43.大腿骨頸部骨折患者
 44.変形性膝関節症患者
第13章 皮膚疾患/熱傷
 45.悪性黒色腫(メラノーマ)患者
 46.熱傷患者
第14章 眼/咽・喉頭疾患
 47.網膜剥離患者
 48.喉頭がん患者
第15章 婦人科系疾患
 49.乳がん患者
 50.リンパ浮腫患者
 51.子宮がん患者
 52.卵巣がん患者
第16章 母性/周産期
 53.周産期の正常過程と標準的看護過程
 <ハイリスク周産期看護>
 54.妊娠高血圧症候群の妊産婦
 55.切迫流・早産の妊婦
 56.帝王切開術前・後の妊産婦
 57.低出生体重児
第17章 小児疾患
 58.川崎病患児
 59.ファロー四徴症患児
 60.気管支喘息患児
 61.腸重積症患児
 62.ネフローゼ症候群患児
 63.白血病患児
 64.麻疹患児
付録1:経過別看護
 1.急性期
 2.回復期
 3.慢性期
 4.終末期
付録2:治療別看護
 1.薬物療法
 2.食事療法
 3.手術療法
 4.放射線療法
 5.リハビリテーション療法
付録3
 1.感染症看護
略語一覧
索引

改訂第2版の序

 看護学生や疾患の一連の経過を体験したことのない新人看護師にとって、実際の臨床現場で、患者の諸条件を踏まえた臨床判断や個別性を捉えた看護を実践することは大変難しいことです。そのような看護師の参考になるように企画された本書は、刊行から6年が経とうとしています。この間に多くの看護学生や新人看護師が本書を手にとってくださったことに感謝いたします。
 本書は、臨床でよく遭遇する15領域の疾患と母性/周産期および小児領域の疾患の計64疾患に焦点を当て看護過程を展開しています。本書では、病態経過を軸にその経過に則した治療や看護の問題、看護のポイントを一目でわかるように「関連図」に示しています。病態生理を経過で見ることにより、今後を予測する知識が身につき、より豊かな思考過程が育まれます。また、「看護の視点」と「標準的看護過程」では経過に則した看護の視点を示し、看護の方向性を明らかにするとともに、アセスメント、看護の問題と看護目標、看護計画および実践に対してそれぞれの根拠を多く記載しています。さらに、事例を示し、実際の看護展開が学べるようにしています。これらの根拠や考え方を参考することにより、臨床判断能力や実践能力を身につけていく基盤ができると考えています。
 さらに、実際に患者に看護を提供するときは、治療の特性を踏まえた援助、経過の特性を踏まえた援助などを加味して検討しなければなりません。その参考として経過別・治療別看護の概要を本書の最後に示しています。
 この度改訂するに当たり、下記の点に変更を加えました。
 ●治療や診断は各疾患の最新版のガイドラインや診断基準をもとに記述し、より充実させました。
 ●関連図:
 ・看護介入が必要となる問題には看護診断だけでなく、共同問題(カルペニートの二重焦点臨床実践モデル)を入れることにより、その時期の看護の全体が見えるようにしました。
 ・病態の経過がわかりやすくなるようアイテムの配置を種別ごとにまとめるなど工夫しました。
 ●看護診断は最新のNANDA−I(2015−2017)の看護診断名に変更しました。
 ●看護問題の関連因子、危険因子を箇条書きにして簡潔に表しました。
 ●アセスメントや看護計画の立案の根拠を充実しました。
 ●事例の看護計画は、標準計画をもとに、より事例の特徴をつかんだ計画となるようにしました。
 今回の改訂が、少しでも臨床実践能力の向上と個別性を重んじる看護の実践力を身につけていくための参考になることを願っています。

2016年2月
新見明子

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