教科書

目でみる運動機能検査法

機能解剖と評価

: 竹内義享/澤田規
ISBN : 978-4-524-24039-5
発行年月 : 2005年4月
判型 : B5
ページ数 : 304

在庫あり

定価5,940円(本体5,500円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

運動機能検査法を機能解剖の視点からとらえ、その根拠を解説する実際書。750枚を超える表在解剖と骨模型を用いた深層解剖のカラー写真を対比させることにより、検査の意義がよりいっそう明確になる。各章は肩関節、肘関節と前腕、手関節と指関節、頚椎、胸椎、腰椎、といった部位別の構成で、人体の構造に関する知識を習得しながら対応する検査法を学ぶことができる。

I. 肩関節
 1. 視診・触診
  A. 前方
  B. 後方
 2. 代表的なテスト

II. 肘関節と前腕
 肘関節と前腕の特徴
 1. 視診・触診
 2. 代表的なテスト

III. 手関節・指関節
 手関節
 1. 視診・触診
  A. 手掌
  B. 手背
 2. 代表的なテスト

 指関節
 1. 視診・触診
 2. 代表的なテスト

脊柱の考え方
 1. 視診・触診

IV. 頚椎
 頚椎の特徴
 1. 視診・触診
 2. 代表的なテスト

V. 胸椎
 1. 視診・触診
 2. 代表的なテスト

VI. 腰椎
 腰椎の特徴
 1. 視診・触診
 2. 代表的なテスト

VII. 仙腸関節
 仙腸関節の特徴
 1. 視診・触診
 2. 代表的なテスト

VIII. 股関節
 股関節の特徴
 1. 視診・触診
  A. 前方
  B. 後方
 2. 代表的なテスト

IX. 膝関節
 膝関節の特徴
 1. 視診・触診
  A. 前方
  B. 後方
 2. 代表的なテスト

X. 足関節
 足関節の特徴
 1. 視診・触診
  A. 内側
  B. 外側
  C. 前方
  D. 後方・足底
  E. その他、検査上必要な知識を知る
 2. 代表的なテスト

近年、整形外科疾患、特に骨・関節疾患を評価する上で高度な機器による神経学的・画像的検査法が用いられるが、まずは身近な評価手段を駆使して病態をスクリーニングすることが必要である。現状は精度の高い高価な検査機器を使用した診断技術の導入により、いわゆるアナログ分野にある徒手検査法は軽視される傾向にある。また徒手検査法が軽視される理由の1つに、機能解剖学的解説が少ない点が挙げられる。今回、これらの反省に立って、機能解剖学と徒手検査の関連性をより強めた解説を行ったのが本書である。
 一方、徒手検査法が関節機能の異常を高い確率で評価できる手段とはなり得ず、あくまでも現在の症状を確認する手段に過ぎないのも事実である。この点を理解した上で他の検査結果を取り入れながら総合的な評価を進める必要がある。
 本書は関節別に分類し、それぞれに機能解剖を含んだ表在解剖、代表的な検査法の意義と解説、さらに疾患との関連性を中心に書いており、最後に参考文献を挙げている。
 以上の点をご理解いただいた上で、本書が臨床の場で、また学生の授業の参考書として有効に用いられるならば望外の喜びである。
 最後に本書の作成にあたって細部にわたるご指導を頂き、また推薦のことばを快くご執筆頂きました信原病院・バイオメカニクス研究所院長信原克哉先生に心から感謝の意を表します。
2005年3月
竹内義享
(一部改変)