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新 呼吸器専門医テキスト

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編集 : 日本呼吸器学会
ISBN : 978-4-524-26665-4
発行年月 : 2015年4月
判型 : B5
ページ数 : 614

在庫品切れ・重版未定

定価15,400円(本体14,000円 + 税)


正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文
  • 書評

日本呼吸器学会編集による呼吸器専門医研修カリキュラムに準拠した“公式テキスト”。専門医に求められる、呼吸器の形態、病態生理、症候、身体所見、各種検査、治療手技を解説した総論と、各疾患ごとの知識をまとめた各論の二部構成。各項の冒頭に「到達目標」を掲げて、専門医レベルとして知っておくべき学習目標を明示し、巻末付録には専門医試験の過去問を収載。専門医を目ざす医師必携の一冊。便利なオンラインアクセス権付き。

●総論●
I 形態,機能,病態生理
 1.呼吸器の発生
 2.呼吸器の構造
 3.呼吸生理
 4.呼吸器の生体防御機構
 5.肺の代謝機能
 6.呼吸器の加齢
II 疫学
III 主要症候と身体所見
 1.せき(咳)
 2.痰
 3.血痰,喀血
 4.呼吸困難,息切れ
 5.喘鳴
 6.胸痛
 7.嗄声
 8.チアノーゼ
 9.バチ指
 10.腫瘍随伴症候群
 11.異常呼吸
 12.胸部身体所見(視診,触診,打診,聴診)
IV 検査
 1.血液一般検査および生化学検査
 2.免疫学的検査
 3.腫瘍マーカー
 4.感染症の診断法
 5.喀痰採取法と細胞診
 6.その他の遺伝子診断法
 7.胸部X線検査法
  A.透視
  B.単純撮影
  C.肺血管造影
  D.胸部CT
  E.胸部MRI
 8.核医学的診断法
  A.肺血流シンチグラフィ
  B.肺換気スキャン
  C.骨シンチグラフィ
  D.ガリウム差67シンチグラフィ
  E.陽電子放出断層撮影(PET)
 9.内視鏡検査および生検法
  A.気管支鏡検査
   1)観察
   2)直視下生検,擦過
   3)気管支洗浄
   4)経気管支生検,擦過
   5)経気管支肺生検
   6)気管支肺胞洗浄
   7)超音波気管支鏡下針生検
  B.胸腔鏡検査
 10.その他の生検法
  A.前斜角筋リンパ節生検
  B.経皮的生検,吸引細胞診
  C.外科的肺生検
  D.外科的胸膜生検
 11.胸腔穿刺術,胸部超音波検査法
 12.肺音の分析
 13.心電図
 14.呼吸機能検査
  A.換気力学検査
   1)スパイログラフィ
   2)肺気量分画
   3)フローボリューム曲線
   4)抵抗
   5)コンプライアンス
   6)クロージングボリューム
   7)呼吸筋の評価
  B.ガス交換機能
   1)呼気ガス分析
   2)肺胞換気量
   3)換気血流比
   4)拡散能力
  C.気道過敏性・可逆的試験
  D.動脈血ガス分析
   1)動脈血ガス
   2)酸塩基平衡
  E.パルスオキシメータ
  F.右心カテーテル法
  G.運動負荷試験
  H.呼吸中枢機能検査
  I.睡眠呼吸モニター
V 治療
 1.薬物療法
  A.吸入療法
  B.気管支拡張薬
  C.鎮咳薬,去痰薬
  D.抗菌薬
  E.副腎皮質ステロイド薬,免疫抑制薬
  F.抗アレルギー薬
  G.漢方薬
  H.抗癌薬
  I.抗癌薬の副作用緩和治療
  J.疼痛緩和治療
 2.酸素療法
 3.一次・二次救命処置
 4.気管挿管
 5.気管切開
 6.人工呼吸管理,ベンチレーター
 7.NPPV
 8.中心静脈圧測定
 9.輸液
  A.水・電解質輸液
  B.高カロリー輸液
 10.経管栄養
 11.胸腔ドレナージ
 12.内視鏡的気道吸引
 13.内視鏡的気道異物除去
 14.内視鏡的治療
  A.止血法
  B.呼吸器インターベンション治療(レーザー照射,ステント留置など)
 15.放射線療法
 16.気管支動脈塞栓術
 17.アレルゲン免疫療法
 18.呼吸リハビリテーション
 19.体位ドレナージ療法
 20.在宅呼吸療法
  A.在宅酸素療法
  B.在宅人工呼吸
 21.外科療法
  A.開胸法(側方開胸,胸骨正中切開)
  B.肺切除術,肺全摘術
  C.隣接臓器合併切除術
  D.気管・気管支形成術
  E.胸腔鏡手術
  F.縦隔リンパ節郭清術
  G.膿胸の手術
  H.肺嚢胞・気胸の手術
●各論●
I 気道・肺疾患
 1.感染症および炎症性疾患
  A.急性上気道感染症
  B.急性気管支炎
  C.急性細気管支炎
  D.細菌性肺炎
  E.肺化膿症
  F.誤嚥性肺炎
  G.リポイド肺炎
  H.マイコプラズマ肺炎
  I.クラミドフィラ(クラミジア)肺炎
  J.レジオネラ肺炎
  K.ウイルス肺炎
  L.真菌症
   1)肺アスペルギルス症
   2)肺クリプトコックス症
   3)その他の肺真菌症
  M.肺結核症
  N.非結核性抗酸菌症
  O.肺寄生虫症
  P.ニューモシスチス肺炎
  Q.日和見感染
 2.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
 3.気管支・細気管支の疾患
  A.気管支拡張症
  B.閉塞性細気管支炎
  C.びまん性汎細気管支炎
  D.肺嚢胞
  E.無気肺
 4.アレルギー性疾患
  A.気管支喘息
  B.咳喘息
  C.好酸球性肺炎
   1)急性好酸球性肺炎
   2)慢性好酸球性肺炎
  D.アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
  E.好酸球性肉芽腫性多発血管炎
  F.過敏性肺炎
 5.特発性間質性肺炎
  A.特発性肺線維症/通常型間質性肺炎
  B.非特異性間質性肺炎
  C.特発性器質化肺炎
  D.剥離性間質性肺炎
  E.特発性リンパ球性間質性肺炎
  F.呼吸細気管支炎関連性間質性肺炎
  G.急性間質性肺炎
 6.急性呼吸窮迫症候群,急性肺損傷
 7.薬剤,化学物質,放射線による肺障害
  A.薬剤性肺障害
  B.化学薬品,重金属などによる肺障害
  C.酸素中毒
  D.大気汚染,室内空気汚染
  E.パラコート中毒
  F.放射線肺炎
 8.全身性疾患に伴う肺病変
  A.膠原病および類縁疾患に伴う肺病変
  B.サルコイドーシス
  C.多発血管炎性肉芽腫症〔Wegener肉芽腫症〕
  D.Langerhans細胞組織球症
  E.アミロイドーシス
  F.悪性リンパ腫,白血病
   1)原発性および続発性胸部悪性リンパ腫
   2)白血病
 9.じん肺症
  A.珪肺症
  B.石綿肺
  C.有機じん肺
  D.その他のじん肺
   1)溶接工肺
   2)超硬合金肺
 10.肺循環障害
  A.肺うっ血,肺水腫
  B.肺性心
  C.原発性肺高血圧症〔肺動脈性肺高血圧症〕
  D.肺血栓塞栓症,肺梗塞
  E.肺動静脈瘻
  F.肺分画症
 11.呼吸器新生物
  A.腺癌
  B.扁平上皮癌
  C.大細胞癌
  D.小細胞癌
  E.扁平上皮異形成,異型腺腫様過形成
  F.カルチノイド
  G.腺様嚢胞癌
  H.良性腫瘍
 12.呼吸調節障害
  A.閉塞性睡眠時無呼吸症候群
  B.中枢性睡眠時無呼吸症候群
  C.低換気症候群
  D.過換気症候群
 13.その他の肺疾患(比較的まれな疾患)
  A.肺胞蛋白症
  B.リンパ脈管筋腫症
  C.気管支結石症
  D.肺胞微石症
  E.嚢胞性線維症
  F.特発性肺血鉄症
  G.Goodpasture症候群
  H.線毛不動症候群
II 呼吸不全
 1.急性呼吸不全
 2.慢性呼吸不全
III 胸膜疾患
 1.気胸
 2.胸膜炎
 3.膿胸
 4.血胸
 5.乳び胸
 6.胸膜肥厚斑,胸膜斑
 7.胸膜中皮腫
 8.その他の胸膜腫瘍
IV 横隔膜疾患
 1.横隔膜麻痺
 2.横隔膜ヘルニア
 3.横隔膜腫瘍
 4.横隔膜弛緩症
 5.横隔膜の炎症
V 縦隔疾患
 1.縦隔気腫
 2.縦隔腫瘍
  A.胸腺腫
  B.胚細胞性腫瘍
  C.神経性腫瘍
  D.嚢胞性腫瘍
 3.縦隔炎
VI 胸郭,胸壁の疾患
 1.胸部外傷
 2.漏斗胸
付録
 1.呼吸器専門医試験過去問-解答と解説
 2.一般社団法人日本呼吸器学会専門医制度研修カリキュラム
索引

序文

 本書「新呼吸器専門医テキスト」は、書名が示す通り、一般社団法人日本呼吸器学会が認定する呼吸器専門医資格の取得を目指す医師向けに作成された本格的な専門書である。「呼吸器専門医研修カリキュラム」に準拠し、呼吸器系各分野のスペシャリストが執筆者であることに加えて、複数の独立したレビュアーにより内容が吟味されて、膨大な知識を過不足なく、かつ効率よく吸収できるように構成されている。本学会が認定する専門医資格取得にとって、欠かせない一冊になるものと考えている。また、研修医を指導する上級医にとっても傍に置いておきたい書となるであろう。発刊にあたり、その背景、目的、新専門医制度との関連について述べさせていただきたい。
 超高齢化社会を迎えたわが国において、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、呼吸器感染症、間質性肺炎をはじめとする呼吸器疾患患者が年々増加している。また、呼吸器疾患領域には、喘息や石綿関連疾患などの生活習慣や環境因子を背景とする疾病からリンパ脈管筋腫症などの稀少難治性疾患に至るまで、極めて多様な疾病がその範疇に含まれている。しかしながら、世界でトップレベルの医学・医療技術水準を誇るわが国において、それを実践する呼吸器専門医が依然として不足している。現状では、せっかくの優れた医学・医療を十分には国民へ還元できていない。したがって、専門的知識と技術に習熟した医師育成の促進が医療現場から強く求められている。
 一般社団法人日本呼吸器学会では、1990年に専門医制度を発足して以来、25年にわたり呼吸器専門医の育成に力を注いできた。そのことは、専門医制度規則の第1条に「本学会は、呼吸器病学の進歩に即する呼吸器疾患専攻の優れた医師を養成し、以て医療の向上を図り、国民の福祉に貢献することを目的として、本学会専門医制度を設ける」と謳っている通りである。また、第2条には、「一定レベル以上の実力をもち、信頼される呼吸器科医を『呼吸器専門医』として認定し、さらに高い水準の呼吸器病学の診療能力と指導力を備えた呼吸器専門医を『呼吸器指導医』として認定する」と記されているように、真の実力を備えた医師にのみ、その資格が認定されるものである。具体的には、呼吸器の機能形態学、病理生理学、分子生物学、薬理学、遺伝学、疫学、症候学、診断学、治療学に関する豊富な知識を有し、重要な専門的検査技術を取得し、広い範囲の呼吸器疾患の知識と理解、および重要呼吸器疾患の臨床経験を有することに加えて、高邁な医療倫理感を有することである。本学会では研修の内容とその重要度を明示し、研修目標を明確にすることを目的として、研修カリキュラムを作成している。そして、この研修カリキュラムを修了し、本学会が行う専門医試験に合格することなどの条件を満たした医師に対して、厳正な審査によって呼吸器専門医の認定証が授与される。
 今、新専門医制度が一般社団法人日本専門医機構によって検討され、二階建制度の一階に相当する基本領域の諸学会において、その実施が間近に迫っている。それに伴いsubspecialty領域である本学会の専門医制度も見直される時期にさしかかっている。しかし、「信頼される呼吸器科医」を育成するという理念は不可変であって、本学会の果たしていく役割は今後も明確であり、本書はその理念を具現化するために欠かせない知識を網羅している。是非、多くの研修医と医学生の方々に手に取っていただき、呼吸器病学の門を叩いていただけることを編集委員、執筆者一同、願って止まない。

2015年4月
日本呼吸器学会教育委員会
委員長 高橋弘毅
前委員長 長谷川好規

 先般、わが国の新しい専門医制度の運営を担うべく一般社団法人「日本専門医機構」(以下、新機構)が設立され、いよいよ平成29年度から基盤領域の新専門医制度がスタートする。この度、折しも日本呼吸器学会から本書が上梓され、まさしく時宜を得た出版といえる。これまでは、国内の多くの学会が長年多大なる努力を重ねて、各診療領域の専門医制度を確立し専門医を認定してきた。これからは、新専門医制度として、新機構が各学会と密接に連携を取りながら、「質のよい専門医の育成のための研修プログラム」を策定し、「国民(患者さん)に理解されその受診行動に役立つ専門医制度」を構築していくという重要な方向性が提示された。このような流れの中で、本書は文字どおり呼吸器専門医をめざす内科医のみならず、専門医においては知識の再確認のため、あるいは指導的立場の医師にとっては指導時の基準として活用される書籍であるといえる。
 さて、本書の特徴は大きく三つあると思われる。第一に、構成は総論と各論に大きく分かれており、それぞれが半分ずつのページ量を占めている。総論では多岐にわたる検査と治療の解説に多くの紙面が割かれており、専門医のみならず、医学生あるいは一般医師にとってもたいへん読みやすい構成となっている。さらに各論では、各疾患が1〜3ページにコンパクトではあるが十二分な内容が盛り込まれてまとめられており、非常にみやすい紙面構成である。多くの項の末尾には「Advanced」という発展的な内容あるいは詳細な内容に関するコラムもあり、知識をさらに深めることも可能である。掲載されている写真であるが、画像については小さくても鮮明かつポイントが理解しやすいものであり、また、内視鏡像や病理組織像はカラー印刷で、これも読者の理解を考慮したものと評価される。第二の特徴は、巻末に呼吸器専門医試験過去問題とその解説が盛り込まれている点である。これは、これから受験しようとする医師にとっては、出題型式と解答型式をあらかじめチェックでき、たいへん利便性が高いうえに、解説を参照することによって知識の確認にも大いに役立つものといえる。そして第三の特徴は、オンラインアクセス権がついている点である。専用アプリケーションのダウンロードならびにメンバー登録したうえで、書籍登録用シリアル番号を入力し購入書籍登録を行うと、書籍の電子ファイルがダウンロード可能となり、ダウンロード端末でも、またほかの端末(AndroidやiPadなど)でも閲覧可能で、たいへん利便性が高いものとなっている。
 日本呼吸器学会に続き、日本呼吸器外科学会でも新専門医制度を見据え『呼吸器外科テキスト』の編纂が始まっており、平成27年度内での上梓を予定している。その編集過程においては、本テキストの内容は参考にすべきものと位置づけられており、整合性をとった編集が行われる予定である。このようにして呼吸器内科・外科の両分野におけるテキストがそろうと、新専門医制度の幕開けに対応した学会主導の専門医基準が明確に示され、大いに活用されるであろう。本書の活用が、わが国の呼吸器診療のさらなる発展と、新専門医制度の充実につながることを確信している。

胸部外科68巻11号(2015年10月号)より転載
評者●北里大学呼吸器外科主任教授 佐藤之俊

 日本呼吸器学会編集の『新 呼吸器専門医テキスト』が、南江堂より2015年4月に上梓された。
 日本呼吸器学会には、呼吸器病学を学ぶための全国統一的ないくつかのカリキュラムが順次整備されてきた。一つは、医学部教育におけるコアカリキュラムとしての『医学教育用呼吸器病学コアカリキュラム』が出版され、教育目的ならば学会ホームページよりダウンロードが可能である。さらに、病棟実習の学生や研修医教育用として、『DVDで学ぶ実践呼吸器病学(教育用DVD)』があり、61項目がパワーポイント・スタイルで編集されている。病棟の現場で、オンデマンドのように使用することが可能である。
 今回出版された『新 呼吸器専門医テキスト』は、呼吸器専門医として、呼吸器全般の最新内容を的確に把握し、専門医試験に備えるものである。周知のように専門医制度は改革が進んでおり、2017年の新研修医教育から適用され、最短で3年後の2020年に新制度の専門研修を受けた専門医の誕生が予定されている。第三者機関による専門医の認定、また診療実績が必須となり、更新にも診療実績が要求される。「専門研修プログラム整備基準」は各学会が準備を進めているが、今回出版された『新 呼吸器専門医テキスト』の内容は大筋で踏襲されるものと予想される。
 目次をみると総論と各論に分かれ、前者には「I。形態、機能、病態生理」、「II。疫学」、「III。主要症候と身体所見」、「IV。検査」、「V。治療」に分けられ、ことにIV、Vにはそれぞれ100頁の十分な分量がとられている。一方、各論は解剖学的な分類がとられているが、気道・肺疾患として13に分類され、感染症、炎症、腫瘍、機能障害、希少疾患などに分かれている。各疾患の説明には、多くの画像、病理像、さらには適切な図表もあり、文献ともども専門医としての知識の整理に優れていると思われる。21世紀に入り、各疾患のmolecularな知見が進むなか、病態理解の革新、また治療エビデンスの絶え間ない改善がみられる。今後、紙ベースの改訂より、電子媒体による改訂が考えられる。日本呼吸器学会の関連各学術部会領域の委員による毎年の小改訂、あるいは2〜3年ごとの改訂作業が必要になると予想される。
 前述したように、専門医試験の仕組みは今後変更があるものの、筆記試験が残るならば、その専門知識の整理のために、過去問などの例題集が付録としてあれば、本テキストの利便性はさらに高くなるのではないだろうか。新しい試みとしてオンラインアクセス権がある。海外の英語版教科書の多くはKindle版などクラウド型で簡便に閲覧することができ、本当に便利になった。今回のオンラインアクセス権に関する読者の評価はどうだろうか?
 いずれにしても『新 呼吸器専門医テキスト』は日本呼吸器学会の会員教育面の新たな企画として、学会員のなかで定着することが望まれる。

臨床雑誌内科117巻2号(2016年2月号)より転載
評者●公益財団法人結核予防会常務理事/元日本呼吸器学会理事長 貫和敏博

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