ACP MKSAP18

内科系生涯学習教材のグローバルスタンダード

About MKSAP

MKSAPとは

1967年に創刊されたMKSAP(Medical Knowledge Self-Assessment Program)は、内科系領域のサブスペシャリティを網羅した自主学習のための教材です。研修医や臨床医が必要とする最新の情報を得るための学習システムとして、世界中で標準的な生涯学習教材として活用されています。

MKSAP Features

MKSAPの特色

  • 定期的なコンテンツの
    アップデート

    Digital版では、コンテンツが定期的にアップデートされ、日々の診療に影響をあたえうる研究やガイドライン、専門医の推奨などが反映されています。

  • 学習のカスタマイズ

    カスタムクイズやフラッシュカード機能、病院勤務医向けのコンテンツなどを利用し、個別の学習戦略にカスタマイズすることができます。

  • 高い学習効果

    一度購入した後は更新料もなく、問題や内容を理解するまで無制限の学習機会が生まれます。包括的なテキスト、豊富なクエスチョンバンク、カスタムクイズなどを通じ、高い学習効果が期待できます。

Content

収載コンテンツ

収載されるQ&A

11に分かれた各サブスペシャリティにおいて、1,200のQ&Aが収載されます。

購入タイプ Q&A 数 Q&A のタイプ
MKSAP 18
プリント版
1,200 通常の自己
学習用Q&A
MKSAP 18
Digital版
1,400 通常の自己
学習用Q&A
+ 200のボーナス
問題
MKSAP 18
Complete版
3,000
以上
通常の自己学習用Q&A
+ 200のボーナス
問題
+ 400以上の
Virtual Dx
+ 1,200の
フラッシュカード

Hospitalist Content

病院勤務医を対象とした
下記のようなコンテンツが収載されています。

  • 病院勤務医向けの豊富なコンテンツは、青字でハイライトされており区別できるようになっています。
  • 300以上のQ&Aが、病院医療に特化され、収載されています。
  • Digital版では、病院医療にフォーカスしたカスタムクイズをご利用いただくことができます。

デジタル版の機能

  • カスタムクイズの生成においては、時間制限の有無を設定することができます。
  • 学習の進捗と成績は、オンラインで常時確認できます。
  • コンテンツのアップデート内容を「New Info Updates」の通知で確認できます。
  • Q&Aはプリント版より200問多く収載されています。
  • MKSAP 18のアプリはオンラインでもオフラインでも、どのようなデバイスでもご利用いただけます。
  • CMEクレジットおよびMOCポイントを申請できます。

Price

価格

ACP会員の方のご購入について

詳しくは南江堂までお問い合わせください。

Customer Feedback

利用者の声

獨協医科大学病院総合診療科では、研修プログラムにおける知識面を強化するための教材として、米国内科学会(ACP)が発行するMKSAP(Medical Knowledge Self-Assessment Program)を活用されています。プログラムでMKSAPを導入された背景やその効果について、志水太郎先生と廣澤孝信先生にお話を伺いました。

研修プログラムにおける教材として、なぜMKSAPを選ばれたのでしょうか?

〈 志水 〉他にあまり対抗馬がなかったというのが正直なところです。研修医向けの教材としては一番網羅性が高いのではないでしょうか。テキストがついているので参考書として使うこともできますが、やはり良いのは問題集としての使い方。アウトプット型の勉強を重視し、知識面の強化のために採用しています。

〈 廣澤 〉内科系のsubspecialtyだけでなく皮膚科など幅広く網羅されているところも良いですね。日本の教科書や参考書にも良いものはありますが、これだけ網羅的な内容で、しかもベッドサイドにもとづいた知識がふんだんに盛り込まれているのはなかなか見当たりません。守備範囲も、知識の深さもちょうど良いと思います。

志水太郎 先生 志水太郎 先生

志水 太郎先生

獨協医科大学病院 総合診療科 診療部長
獨協医科大学 総合診療医学 主任教授

研修プログラムの中でどのようにMKSAPを活用されているのでしょうか?

〈 廣澤 〉MKSAPに収載されるQ&Aを後期研修医とスタッフで一緒に解いていく時間をもうけています。1回30分間で、時間内に10問くらいを解いています。1問あたり5分以上はかけないスピードで進めることを約束事としています。MKSAPには約1,200問が収載されていますが、問題が並んでいる順番に、最初から最後まで解いていきます。日本では比較的頻度の多くない疾患が対象となることもありますが、そういう部分は日本の事情を補足したり、あまり時間をかけずに先に進むようにしています。

〈 志水 〉我々は総合診療医なので、収載されている問題はどの分野であってもすべて解きます。MKSAPはその網羅性に価値があるのです。内科分野を体系的に学びたいと考える研修医にとっては魅力的なコンテンツではないでしょうか。

〈 廣澤 〉研修医がつまずいた問題については、もちかえって宿題とすることもあります。オンライン版を利用していれば、保存して後からわかるようにする機能もあるので便利ですね。

廣澤孝信 先生 廣澤孝信 先生

廣澤 孝信先生

獨協医科大学病院 総合診療科 病棟医長
獨協医科大学 総合診療医学 助教

MKSAPを使うことでどのような効果が期待されますか?

〈 志水 〉知識の平準化につながると思います。収載されている1,200問に標準知識が詰まっている。後期研修医が本当に養わないといけないのは、臨床における考え方であり、臨床医としての「技」です。ベースとなる知識を習得するのはスタートラインであり、あくまで前提条件。そういう意味で、MKSAPでの学習はペースメーカー的な位置づけとして機能していると思います。

〈 廣澤 〉研修医とのあいだに共通言語ができ、回診がやりやすくなったと感じています。日々の診療では様々な個別のケースに対応しないといけませんが、何が標準かを理解していることが大前提。ただ、そういう知識の習得は、必要に迫られないとやらないということもあり、研修医によって知識レベルに大きな差がつきかねません。MKSAPに取り組むことで、最低限知っておかないといけないレベルを示すことができると思います。

〈 志水 〉本音をいうと、基本となる知識は自分だけでも学ぶことができます。MKSAPは本来自習用の教材です。米国では制度としてやらないといけないものだから、強制力がはたらいて皆必死に勉強する。逆にいうと、日本では自助努力でやらないといけない。それを習慣づけるのは大変です。プログラムの中で取り組むことで、習慣化をサポートするという効果はあるのかなと思います。

語学面のハードルはどのようにお考えでしょうか?

〈 志水 〉西洋医学を学ぶ上で、英語が使えないというのはやはり危機感を持つべきことです。英語が読めないとなると、ほんの一部分の知識だけで勝負しないといけません。海外の教材にこだわっているわけではなく、日本で同じクオリティの教材があればそれで良いと思っています。しかし、そういったものは見当たらないというのが現状。皆で一緒に学ぶことで、研修医の先生方もあまり英語にハードルを感じないようになっていっているのではないでしょうか。

〈 廣澤 〉英語だからといって、変にありがたがる必要もないと思います。日本にない薬や、プラクティスが違う部分などは、一人で解いていると疑問がでるかもしれない。海外と日本での有病率も異なるので、そういった違いは意識しながら取り組まないといけないと思います。

今後取り組まれる先生方へ一言お願いします

〈 志水 〉正直、国際標準という意味では、MKSAPに収載されている知識レベルは抑えておかないといけないと考えています。問題数の多さや範囲の広さから、取り組みにはきついと感じる人もいるかもしれませんが、米国の医師は皆やっている内容なので、日本の医師にできないことはない。獨協医科大学病院 総合診療科では、MKSAPの次には、米国腎臓学会(ASN)やその他の専門医学会が出している各領域の自主学習教材に取り組んでいきます。米国の生涯教育のコンテンツの質は非常に高いです。MKSAPも大変良いコンテンツなので、ぜひ多くの先生方に使っていただきたいと思います。