書籍

医療情報の基礎知識

第10〜15回医療情報基礎知識検定試験問題付

  • 新刊

編集 : 一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会
ISBN : 978-4-524-25853-6
発行年月 : 2017年4月
判型 : B5
ページ数 : 304

在庫あり

定価2,808円(本体2,600円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

医療情報基礎知識検定試験受検者の学習環境を整えるために作成した、初学者がまず手に取るべき入門書。全医療者が知っておくべき医療情報の基礎的な知識を網羅している。2014〜2016年度の試験問題(合計6回分、480問)とその正解を収載し、教科書部分は試験問題の解説書を兼ねている。標準学習時間が記載されており、教育機関での授業進行や自己学習計画の参考書となっている。

I 医療制度と医療関連法規
 1.医療関連法規
  1)医療法
  2)医療保険に関する法律
  3)保険医療機関及び保険医療養担当規則
  4)介護保険法
  5)保健医療福祉専門職の資格法
  6)医薬品医療機器等法
 2.保健医療福祉制度と行政組織
  1)医療制度の変遷
  2)医療保険制度と関連機関
  3)介護保険制度
  4)保健医療福祉施設
 3.保健医療福祉専門職の種類と責務
  1)医師・歯科医師≪医師法・歯科医師法≫
  2)看護師・准看護師≪保健師助産師看護師法≫
  3)保健師・助産師≪保健師助産師看護師法≫
  4)薬剤師≪薬剤師法≫
  5)診療放射線技師≪診療放射線技師法≫
  6)臨床検査技師≪臨床検査技師等に関する法律≫
  7)理学療法士・作業療法士・言語聴覚士≪理学療法士及び作業療法士法,言語聴覚士法≫
  8)視能訓練士≪視能訓練士法≫
  9)管理栄養士・栄養士≪栄養士法≫
  10)臨床工学技士≪臨床工学技士法≫
  11)介護福祉士≪社会福祉士及び介護福祉士法≫
  12)社会福祉士≪社会福祉士及び介護福祉士法≫・MSW
  13)精神保健福祉士≪精神保健福祉士法≫
  14)ケアマネージャ(介護支援専門員)
  15)救急救命士≪救急救命士法≫
  16)診療情報管理士
  17)医療情報技師
 4.健康指標と予防医学
  1)健康指標
  2)予防医学の活動
 5.救急医療と災害時医療
  1)救急医療
  2)災害時医療
II 病院業務と病院の運営管理
 1.病院における診療体制と業務
  1)診療部門
  2)薬剤部門
  3)看護部門
  4)医事会計部門
  5)中央診療部門
  6)チーム医療
  7)運営管理部門
 2.診療の過程
  1)患者の分類と診療の過程
  2)指示・命令系統
  3)クリニカルパス
  4)診療ガイドライン
 3.病院の運営と管理
  1)病院管理の概念
  2)経営指標
  3)病院の財務
  4)医療の評価
 4.安全で適切な医療
  1)医療安全管理
  2)医療事故等の概念
  3)ヒヤリハット事例収集の重要性
  4)事例分析のためのモデル
  5)代表的なヒヤリハット事例とその対策
III 医療情報の特性と医療の情報倫理
 1.診療記録の種類と保存期間
  1)診療録と診療記録
  2)診療記録の記載法
  3)さまざまな診療記録
  4)診療記録の保存期間
 2.医療情報の特性と利用
  1)医療現場で扱うさまざまな情報
  2)医療情報の特性
  3)医療情報の利用
 3.医の倫理
  1)基本的な医の倫理と患者の権利
  2)医学研究の倫理
  3)医師-患者関係とインフォームドコンセント
  4)セカンドオピニオン
  5)リビングウィル
  6)ターミナルケア
  7)安楽死と尊厳死
 4.医療の情報倫理
  1)医療における情報倫理
  2)医療におけるプライバシー保護
  3)医療におけるプライバシー保護のための法制度
  4)OECD プライバシーガイドライン
  5)個人情報保護法
  6)診療情報(診療録)の開示
  7)個人情報の利用
IV コンピュータの基礎
 1.情報の表現
  1)情報の単位
  2)文字コード
  3)アナログとデジタル
  4)データ形式
  5)データの圧縮
 2.ハードウェアの種類と機能
  1)五大装置
  2)制御装置と演算装置
  3)記憶装置
  4)入力装置
  5)出力装置
  6)解像度
  7)デスクトップPCの内部とインタフェース
  8)携帯端末
  9)サーバ,クライアント,クラウドコンピューティング
  10)NASとRAID
  11)無停電電源装置
 3.ソフトウェアの種類と機能
  1)オペレーティングシステム
  2)アプリケーションソフトウェア
  3)アプリケーションソフトウェアの入手方法
  4)マークアップ言語
V 情報システムの基盤技術
 1.ネットワークの利用
  1)コンピュータネットワーク
  2)ネットワークを利用したサービス
  3)ネットワーク機器
  4)クラウドコンピューティング
 2.データベースの利用
  1)データベース
  2)データベース管理システム
  3)構造化問い合わせ言語(SQL)
  4)データベースのファイル
  5)バックアップとリカバリ
 3.情報セキュリティの脅威と対策
  1)情報セキュリティの要素
  2)情報セキュリティの対象
  3)技術的脅威
  4)技術的対策
 4.ユーザ管理
  1)ユーザ管理の対象
  2)ユーザ管理の手法
  3)アクセス管理
  4)ユーザ認証
  5)ユーザ教育
VI 医療情報システムの構成と機能
 1.病院情報システム
  1)概要
  2)全体に関わるシステム
  3)部門システム
 2.地域医療情報システムと保健福祉情報システム
  1)概要
  2)診療所のシステム
  3)介護関連のシステム
  4)保健福祉領域システム
  5)地域医療連携に関わるシステム
  6)遠隔医療
  7)生涯健康医療電子記録
  8)個人健康医療記録
 3.医療情報システムの管理
  1)概要
  2)電子保存の3基準
  3)管理に関わる体系・ガイドライン
  4)「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に示されている四つの安全対策
VII 医療情報の標準化と活用
 1.医療情報の標準化
  1)標準化に関する一般知識
  2)医療情報に関する標準化
  3)医療情報分野の標準化関連組織
  4)標準化関連組織間の連携
  5)主要な医療情報の規格.用語・コード
  6)主要な医療情報の規格.メッセージ(データ)交換規約
  7)自動認識技術に関する規格
 2.情報の分析と評価
  1)データの尺度
  2)データ(変数)の性質
  3)データの図示(グラフ)による記述
  4)データの基本統計量(特性値)による記述
  5)推測統計学の基礎
  6)巨大なデータに対する分析
日本医療情報学会医療情報基礎知識検定試験問題
 第10回
 第11回
 第12回
 第13回
 第14回
 第15回
 第10回正解
 第11回正解
 第12回正解
 第13回正解
 第14回正解
 第15回正解

序文

 本書は、一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会(以下、育成部会)が作成した、医療情報の初学者にまず手に取ってほしい入門書です。医療に携わるすべての人々が身につけておくべき基礎的な医療情報の知識(ジェネリックスキル)を、体系的に網羅しました。教育機関における教科書もしくは参考書、および医療従事者や関連企業における初任者の自己学習用のテキストとして活用いただけます。
 育成部会では、基礎的な医療情報の知識を検定する目的で、医療情報基礎知識検定試験(以下、検定試験)を毎年2回実施しております。本書の学習を終えられましたら、是非、挑戦してみてください。検定試験の詳細は育成部会Web サイトで公開しており、本書は検定試験の参考文献にもなっています。
 教科書部分は、育成部会Web サイトで提供している医療情報基礎用語集を元に、教育機関で実際に授業を担当する教員が新たに書き下ろしました。過去6回分の検定試験問題(480問)とその正解も収載しており、試験問題は練習問題として、教科書部分は試験問題の解説書としても利用できます。
 教育機関での授業進行や自己学習計画の目安として、標準学習時間を目次の最後に記載しました。1回90分として12回で一通り学習できる構成としてありますので、自己学習される場合は2週間程度で学習できるようになっています。索引では検定試験のキーワード(到達目標)を色字で表記しており、辞書のように使用することも可能です。本文の左右にはキーワードを掲載し、本文を隠した状態でもキーワードを説明できるかの確認、教科書部分に掲載していない事項の追記などができるようにしました。
 医療情報の学習を始めた頃に「こういう本に出会えていれば」と思える本を目指して作成しました。本書が基礎的な医療情報の知識を学ばれる皆様の学習の一助となれば幸いです。

2017年3月
医療情報の基礎知識 編集責任者
五味悠一郎

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