書籍

所見の書き方がまねできる頸部超音波検査レポート実例集

監修 : 久直史
: 土居忠文/谷内亮水
ISBN : 978-4-524-25036-3
発行年月 : 2010年2月
判型 : 新書
ページ数 : 206

在庫あり

定価3,240円(本体3,000円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

超音波検査の所見はチェックできるが、レポートのまとめ方がよく分からないという医療スタッフのための大好評実例集シリーズ第4弾。これを真似してレポート作成していくうちに、疾患の特徴所見がみるみる身につく。具体的な症例で頸部血管、甲状腺、上皮小体、唾液腺、頸部リンパ節における超音波検査のレポートの書き方がわかる。専門英語用語もその場で引ける便利な一冊。

■総論
1.報告書について
2.頸部血管
 一般的なチェック項目
 プラークの分類ポイント
 狭窄率の評価ポイント
 動脈径の計測ポイント
 頸動脈の表示方法
 頸部血管超音波検査報告書例
3.甲状腺・上皮小体
 甲状腺超音波所見のポイント
 上皮小体超音波所見のポイント
 甲状腺超音波検査報告書例
4.唾液腺
 耳下腺の超音波像
 顎下腺の超音波像
5.頸部リンパ節
 頸部リンパ節超音波所見のポイント

■各論
1.頸部血管
 Case 1 等輝度型プラーク
 Case 2 血管リモデリングを伴うプラーク
 Case 3 総頸動脈可動性プラーク
 Case 4 総頸動脈狭窄
 Case 5 総頸動脈閉塞
 Case 6 総頸動脈可動性血栓
 Case 7 内頸動脈狭窄
 Case 8 内頸動脈閉塞(1)
 Case 9 内頸動脈閉塞(2)
 Case 10 内頸動脈可動性血栓
 Case 11 ステント留置術後
 Case 12 ステント内プラーク
 Case 13 ステント遠位部プラーク
 Case 14 ステント閉塞
 Case 15 椎骨動脈狭窄
 Case 16 大動脈炎症候群(1)
 Case 17 大動脈炎症候群(2)
 Case 18 頸動脈解離(1)
 Case 19 頸動脈解離(2)
 Case 20 腕頭動脈閉塞
 Case 21 鎖骨下動脈狭窄
 Case 22 鎖骨下動脈閉塞
 Case 23 鎖骨下動脈瘤
 Case 24 内頸静脈血栓
 Case 25 内頸静脈閉塞
 Case 26 鎖骨下静脈血栓
2.甲状腺・上皮小体
 Case 27 バセドウ病
 Case 28 慢性甲状腺炎(橋本病)
 Case 29 急性化膿性甲状腺炎
 Case 30 腺腫様甲状腺腫(1)
 Case 31 腺腫様甲状腺腫(2)
 Case 32 腺腫様甲状腺腫(3)
 Case 33 腺腫様甲状腺腫(4)
 Case 34 甲状腺嚢胞
 Case 35 甲状舌管嚢胞
 Case 36 濾胞腺腫
 Case 37 濾胞癌
 Case 38 乳頭癌(1)
 Case 39 乳頭癌(2)
 Case 40 乳頭癌(3)
 Case 41 髄様癌
 Case 42 悪性リンパ腫
 Case 43 異所性甲状腺癌
 Case 44 上皮小体嚢胞
 Case 45 上皮小体腺腫
3.唾液腺
 Case 46 耳下腺炎
 Case 47 唾液腺嚢胞(耳下腺)
 Case 48 唾液腺癌(耳下腺)
 Case 49 多形腺腫(顎下腺)
 Case 50 悪性リンパ腫(顎下腺原発)
4.頸部リンパ節
 Case 51 化膿性リンパ節炎
 Case 52 ホジキン病
 Case 53 悪性リンパ腫
 Case 54 リンパ節転移(咽頭癌)
 Case 55 リンパ節転移(舌癌)
 Case 56 リンパ管腫
5.その他
 Case 57 食道憩室
 Case 58 脂肪腫
 Case 59 神経鞘腫
 Case 60 神経線維腫症

参考文献
索引

超音波診断装置の進歩はめざましく、表在領域の検査では超音波検査が第一選択となってきています。また、食生活の欧米化や高齢化による生活習慣病の増加に伴い、脳梗塞をはじめとする動脈硬化性疾患が増加傾向にあることや、労務災害二次検診で頸動脈超音波検査が必須項目になったことなどの理由から血管超音波検査への関心が高まり、多くのテキストが出版され、実技講習会も開催されています。そこで、本書では頸部領域全般を網羅し頸動脈、甲状腺だけではなく、鎖骨下動静脈、内頸静脈、上皮小体、唾液腺、リンパ節などの病変も記載しました。特に頸部血管では、26のレポート例を取り上げ、全体像がわかるように血管造影の写真も追加しました。超音波検査結果を正確に伝えるためには、レポートの内容が重要です。レポートの様式は各施設により異なっていますが、一般的には計測項目やチェックリストと有所見を記載する形式が多いと思われます。本書での有所見の記載例は、著者の個人的意見と記載法ではありますが、各施設でアレンジして活用していただければ幸いです。
 2005年に「腹部超音波検査レポート実例集」として出版されたことによってシリーズ化がはじまった「所見の書き方がまねできる超音波検査レポート実例集」も本書で4冊目となります。本書がこれから超音波検査を始められる方々や、はじめて間もない方々のスタートの書として利用していただけることを願っています。
2010年1月
筆者