教科書

歯科のための内科学改訂第3版

編集 : 井田和徳/堂前尚親/西田次郎
ISBN : 978-4-524-24768-4
発行年月 : 2010年9月
判型 : B5
ページ数 : 478

在庫あり

定価8,640円(本体8,000円 + 税)

正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

歯科学生に必要な内科学の知識をまとめた教科書。歯科診療と関係の深い口腔症状や、内科的疾患はもちろん、内科学全般についても解説している。今改訂では、最新の知見に基づき内容を更新するとともに、ガイドラインを網羅し、過去の出題を参考にすることで、より国家試験を意識した構成となった。さらに全頁2色刷りとし、カラー口絵も充実させた。

第1章 内科学の基本的事項
A.内科学とは
B.内科学と歯科
 1 歯科診療との接点
 2 全身疾患と歯周病の関わり
C.臨床疫学とEBM
 1 EBM
 2 クリニカルパス(入院診療計画書)
D.内科疾患の年次推移
E.内科疾患の原因
 1 遺伝子要因
 2 老化、加齢
 3 心因性要因
 4 生活習慣と疾患
 5 職業・環境と疾患
 6 医原性疾患
F.腫瘍
 1 疫学
 2 病因
 3 病態、経過
G.多臓器不全(MOF)
H.脳死の判定
I.医の倫理

第2章 内科学的診断と臨床検査
A.診断の意義、目的と方法
 1 診断
 2 疾病の分類
 3 ICD─10
 4 患者へのアプローチとインフォームド・コンセント
B.問診と病歴
 1 主訴
 2 現病歴
 3 既往歴
 4 家族歴
C.身体所見のとり方
 1 視診
 2 触診
 3 打診
 4 聴診
D.カルテの記載
 1 POSとPOMR
 2 クリニカルパス
E.生命徴候の診察
 1 体温
 2 脈拍
 3 血圧
 4 呼吸
 5 意識レベル
F.臨床検査
 1 検査の概要
 2 検体検査
 3 生体機能検査

第3章 循環器疾患
■総論■
A.循環器の構造と機能
 1 心臓の構造
 2 体循環と肺循環
 3 心臓の脈管
 4 刺激伝導系
 5 心臓の機能
B.主要症候と病態生理
 1 胸痛、胸部圧迫感
 2 動悸
 3 呼吸困難、息切れ
 4 浮腫(むくみ)
 5 失神
 6 チアノーゼ
C.検査法
 1 問診と理学的検査
 2 心電図
 3 胸部X線検査
 4 心エコー検査
 5 心臓カテーテル検査、心血管造影検査
 6 核医学検査
 7 X線CT
 8 MRI
 9 その他
D.心不全
E.急性循環不全(ショック)
 1 循環血液量減少性ショック
 2 心原性ショック
 3 血管閉塞性ショック
 4 血液分布不均衡性ショック
F.循環障害
 1 虚血
 2 充血
 3 うっ血
 4 出血
 5 血栓症
 6 塞栓症
 7 梗塞
G.高齢者における循環器疾患の診療
 1 高血圧、低血圧
 2 虚血性心疾患
 3 不整脈
 4 弁膜症
 5 心不全
 6 高齢者の歯科治療
■各論■
A.不整脈
 1 不整脈の種類
B.虚血性心疾患
 1 狭心症
 2 心筋梗塞
 3 急性冠症候群
 4 虚血性心疾患、心房細動に対する抗凝固・抗血小板療法
C.心筋疾患
 1 心筋炎
 2 心筋症
 3 急性心膜炎
D.先天性心疾患
 1 心房中隔欠損症
 2 心室中隔欠損症
 3 動脈管開存症
 4 アイゼンメンジャー症候群
 5 ファロー四徴症
 6 大動脈縮窄症
 7 完全大血管転位症
 8 エプシュタイン奇形
 9 肺動脈狭窄症
E.後天性心疾患
 1 リウマチ熱
 2 心臓弁膜症
 3 川崎病
F.心膜疾患
 1 心内膜疾患
 2 心膜疾患
G.血圧異常
 1 高血圧症
 2 低血圧症
H.動脈疾患
 1 動脈硬化症
 2 大動脈瘤、解離性大動脈瘤
 3 大動脈炎症候群(高安動脈炎)
 4 バージャー病、閉塞性血栓血管炎
I.静脈疾患
 1 上大静脈症候群
 2 深部静脈血栓塞栓症、血栓性静脈炎
 3 静脈瘤

第4章 呼吸器疾患
■総論■
A.呼吸器の構造と機能
 1 構造
 2 機能
B.主要症候と病態生理
 1 主要症候
 2 身体所見
C.検査法
 1 喀痰検査
 2 血液検査
 3 画像検査
 4 気管支鏡検査
 5 胸水検査
 6 呼吸機能検査
■各論■
A.呼吸器感染症
 1 かぜ症候群
 2 急性気管支炎
 3 インフルエンザ
 4 急性肺炎
 5 誤嚥性肺炎
 6 肺結核
B.閉塞性肺疾患
 1 気管支喘息
 2 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
C.間質性肺疾患
 1 間質性肺炎
 2 放射線肺炎
 3 塵肺
 4 石綿肺
D.腫瘍性疾患
 1 原発性肺癌
 2 転移性肺癌
 3 胸膜中皮腫
E.肺循環障害
 1 肺血栓塞栓症
F.胸膜疾患
 1 気胸
G.呼吸調節障害
 1 睡眠時無呼吸症候群
 2 過換気症候群
H.呼吸不全

第5章 消化管疾患
■総論■
A.消化管の構造と機能
 1 咽頭
 2 食道
 3 胃
 4 小腸
 5 大腸
B.主要症候と病態生理
 1 腹痛
 2 食欲不振
 3 悪心、嘔吐
 4 腹部膨満感
 5 胸やけ、げっぷ
 6 嚥下困難
 7 吐血、下血
 8 下痢
 9 便秘
 10 腹部腫瘤
C.検査法
 1 理学的検査
 2 X線検査
 3 内視鏡検査
 4 胃液検査
 5 Helicobacter pyloriの検査
■各論■
A.食道疾患
 1 食道炎、食道潰瘍
 2 食道裂孔ヘルニア
 3 食道癌
 4 アカラシア
 5 食道静脈瘤
 6 マロリー・ワイス症候群
 7 消化管異物
B.胃・十二指腸疾患
 1 急性胃炎
 2 慢性胃炎
 3 胃・十二指腸瘍
 4 NSAIDsにより生じる潰瘍
 5 胃の良性腫瘍
 6 胃粘膜下腫瘍
 7 胃癌
 8 胃憩室
C.腸疾患
 1 急性腸炎
 2 急性虫垂炎
 3 腸閉塞(イレウス)
 4 腸結核
 5 潰瘍性大腸炎
 6 クローン病
 7 虚血性大腸炎
 8 過敏性腸症候群
 9 大腸ポリープ
 10 大腸癌
 11 消化管ポリポーシス
 12 腸管の憩室
D.消化管疾患による口腔症状
 1 ポイツ・ジェガーズ症候群
 2 ガードナー症候群
 3 クローン病
E.歯科関連事項
 1 食道異物
 2 NSAIDs、抗生物質による消化管の障害

第6章 肝・胆・膵・腹膜疾患
6─1.肝疾患
■総論■
A.肝臓の構造と機能
 1 構造
 2 機能
B.主要症候と病態生理
 1 黄疸
 2 肝不全
 3 門脈圧亢進症
C.検査法
 1 理学的所見
 2 生化学的検査
 3 肝炎ウイルス
 4 超音波検査
 5 X線検査、CTスキャン、MRI
 6 腹腔鏡検査
 7 肝生検
■各論■
 1 急性ウイルス肝炎
 2 劇症肝炎
 3 慢性肝炎
 4 薬剤性肝障害
 5 アルコール性肝障害
 6 非アルコール性脂肪肝炎、非アルコール性脂肪性肝疾患
 7 代謝性肝疾患
 8 体質性黄疸
 9 肝硬変
 10 原発性胆汁性肝硬変
 11 肝腫瘍
 12 肝膿瘍
 13 肝疾患で重要な歯科関連事項
6─2.胆道疾患
■総論■
A.胆道系の構造と機能
B.主要徴候
 1 黄疸
 2 腹痛
C.検査法
 1 検体検査
 2 画像検査
■各論■
A.胆石症
B.胆道炎症性疾患
 1 胆嚢炎
 2 胆管炎
C.胆道良性腫瘍
 1 胆嚢ポリープ
 2 胆嚢腺筋症
D.胆道悪性腫瘍
 1 胆嚢癌
 2 胆管癌
 3 ファーター乳頭部癌
E.原発性硬化性胆管炎
6─3.膵疾患
■総論■
A.膵臓の構造と機能
 1 構造
 2 機能
B.検査法
 1 生化学検査
 2 画像検査
■各論■
 1 急性膵炎
 2 慢性膵炎
 3 膵癌
 4 膵嚢胞
6─4.腹膜疾患
■総論■
■各論■
 1 急性腹膜炎

第7章 内分泌疾患
■総論■
A.ホルモンの分泌と生理作用
 1 ホルモンの定義とその変遷
 2 ホルモンの種類
 3 ホルモンの生理作用
 4 ホルモンの作用機序
 5 ホルモンの分泌調節機構
B.内分泌疾患の病因
■各論■
A.視床下部─下垂体疾患
 1 視床下部─下垂体の構造と機能
 2 下垂体前葉機能亢進症:先端巨大症、下垂体性巨人症
 3 下垂体前葉機能低下症
B.甲状腺疾患
 1 甲状腺の構造と機能
 2 甲状腺機能亢進症:バセドウ病
 3 甲状腺機能低下症
 4 慢性甲状腺炎(橋本病)
C.副甲状腺疾患
 1 副甲状腺の構造と機能
 2 副甲状腺機能亢進症
 3 副甲状腺機能低下症
D.副腎疾患
 1 副腎の構造と機能
 2 副腎皮質機能低下症
 3 副腎皮質機能亢進症
 4 褐色細胞腫
E.異所性ホルモン産生腫瘍
F.性分化異常
 1 クラインフェルター症候群
 2 ターナー症候群
G.マッキューン・オルブライト症候群
H.内分泌疾患の顔面・口腔症状
 1 下垂体機能亢進症:先端巨大症、下垂体性巨人症
 2 甲状腺機能亢進症:バセドウ病
 3 甲状腺機能低下症
 4 副甲状腺機能異常
 5 アジソン病

第8章 代謝疾患
■総論■
A.代謝と代謝疾患
B.代謝・栄養疾患の原因
C.三大栄養素の代謝
 1 糖質
 2 脂質
 3 蛋白質
■各論■
A.糖尿病
 1 症状
 2 分類
 3 診断
 4 経過観察の指標
 5 糖尿病の慢性合併症
 6 治療
 7 糖尿病性昏睡
 8 低血糖性昏睡
 9 歯科関連事項
B.脂質異常症
 1 血清脂質と脂質異常症
 2 分類
 3 原発性高脂血症
 4 Lp(a)
 5 二次性高脂血症
 6 治療
C.高尿酸血症、痛風
 1 高尿酸血症
 2 痛風
D.肥満症
 1 分類
 2 適正体重
 3 治療
E.るいそう
 1 単純性やせ
 2 症候性やせ
 3 神経性食欲不振症
F.ビタミン欠乏症、過剰症
 1 ビタミンの作用と欠乏症
 2 ビタミン過剰症
 3 ビタミン欠乏症と歯科・口腔疾患のまとめ
G.代謝性骨疾患
 1 骨粗鬆症
 2 骨軟化症
 3 大理石骨病と骨硬化症
 4 骨ページェット病
H.水、電解質異常
 1 水代謝とNaバランス
 2 Kバランス
 3 Caバランス
 4 その他の元素欠乏症
 コラム メタボリックシンドロームと特定健診

第9章 神経・筋肉疾患
■総論■
A.神経系の構造と機能
 1 解剖、機能
 2 脳の中枢、機能異常
 3 錘体路、錘体外路
B.主要症候と病態生理
 1 頭痛、頭重感
 2 めまい
 3 睡眠障害
 4 意識障害
 5 運動麻痺
 6 歩行・起立障害
 7 運動失調
 8 不随意運動
 9 筋萎縮
 10 反射異常
 11 知覚障害
 12 失語、失行、失認
 13 認知症
 14 球麻痺、仮性球麻痺、進行性球麻痺
C.神経疾患の診察法
 1 病歴の聴取
 2 現症のとり方
D.検査法
 1 X線検査、CT、MRI
 2 髄液検査
 3 脳波、筋電図、筋・神経生検
■各論■
A.脳血管障害
 1 脳梗塞
 2 脳出血
 3 くも膜下出血
 4 一過性脳虚血発作
 5 高血圧性脳症
B.脳腫瘍
C.脳・髄膜の感染症
 1 髄膜炎
 2 脳炎
 3 脳膿瘍
 4 神経梅毒
 5 クロイツフェルト・ヤコブ病
D.外傷性脳疾患
 1 脳振盪
 2 脳挫傷
 3 硬膜外血腫
 4 硬膜下血腫
E.先天異常、発達異常
 1 ダウン症候群
 2 脳性麻痺
F.痴呆性疾患(認知症)
 1 アルツハイマー型認知症
 2 脳血管性認知症
 3 レビー小体型認知症
 4 エイズ脳症
G.基底核変性疾患
 1 パーキンソン病、パーキンソン症候群
 2 ハンチントン病
H.脊髄小脳変性疾患
 1 フリードライヒ失調症
 2 オリーブ橋小脳萎縮症
 3 シャイ・ドレーガー症候群
I.脱髄疾患
 1 多発性硬化症
J.脊髄疾患
 1 脊髄炎
 2 脊髄腫瘍
 3 脊髄血管障害
 4 変形性頸椎症
 5 脊髄・延髄空洞症
 6 HTLV─1関連脊髄症
K.末梢神経疾患
 1 単ニューロパチー
 2 多発性ニューロパチー
 3 神経痛
L.運動ニューロン変性疾患
 1 筋萎縮性側索硬化症
M.筋肉疾患
 1 進行性筋ジストロフィー症
 2 ミオトニー症候群
 3 周期性四肢麻痺
 4 多発性筋炎
N.重症筋無力症
O.代謝性・栄養性・中毒性疾患
 1 肝レンズ核変性症
P.てんかん
Q.開口・閉口・咀嚼・嚥下障害
 1 開口・閉口障害
 2 咀嚼・嚥下障害

第10章 血液・造血器疾患
■総論■
A.血液と造血
 1 血液の組成
 2 血液の働き
 3 造血組織
 4 脾臓
 5 胸腺
 6 リンパ節
 7 粘膜関連リンパ組織
 8 血液細胞の産生
 9 血球
B.止血機序
C.主要症候と病態生理
 1 貧血
 2 出血傾向
 3 発熱
 4 易感染性
 5 脾腫
 6 リンパ節腫脹
 7 黄疸
D.臨床検査法
 1 末梢血液検査
 2 骨髄検査
 3 電子顕微鏡検査
 4 細胞表面マーカー
 5 染色体分析
 6 遺伝子検査
 7 生化学的検査
 8 画像診断
 9 造血能検査
 10 溶血検査
 11 出血性素因についての検査
■各論■
A.赤血球系の異常
 1 貧血
 2 赤血球増加症
B.白血球系の異常
 1 白血病
 2 骨髄増殖性症候群
 3 骨髄異形成症候群
 4 無顆粒球症
 5 伝染性単核球症
 6 悪性リンパ腫
 7 形質細胞異常増殖症
C.出血性素因
 1 止血の機序
 2 出血性素因

第11章 腎・泌尿器疾患
■総論■
A.腎・泌尿器の構造と機能
 1 構造
 2 機能
B.主要症候
 1 尿量・排尿の異常
 2 肉眼的血尿、着色尿、混濁尿
 3 浮腫
 4 高血圧
 5 疼痛:背部痛、側腹部痛、下腹部痛
C.病態生理
 1 体液の分布と組成
 2 水代謝調節と異常
 3 Na代謝調節と異常
 4 K代謝調節と異常
 5 Ca代謝調節と異常
 6 P代謝調節と異常
 7 酸塩基平衡
 8 尿毒症
 9 腎におけるホルモン物質産生
D.検査法
 1 尿検査
 2 血液生化学的検査
 3 免疫学的検査
 4 腎機能検査
 5 X線、CT、MRIなど
■各論■
A.腎不全
 1 急性腎不全
 2 慢性腎不全
 3 慢性腎臓病(CKD)
B.糸球体疾患
 1 急性糸球体腎炎症候群
 2 慢性糸球体腎炎
 3 ネフローゼ症候群
 4 遺伝性腎炎
C.尿細管間質性腎炎
 1 急性尿細管間質性腎炎
 2 慢性尿細管間質性腎炎
D.尿細管機能異常
 1 腎性糖尿
 2 ファンコニ症候群
 3 尿細管性アシドーシス
 4 バーター症候群
 5 腎性尿崩症
 6 その他の尿細管機能異常症
E.全身性疾患による腎障害
 1 糖尿病性腎症
 2 痛風腎
 3 膠原病および近縁疾患の腎障害
 4 腎アミロイドーシス
 5 肝疾患に伴う腎障害
F.中毒性腎症
 1 用量依存性腎障害
 2 過敏型腎障害
G.血管系の疾患
 1 腎硬化症
 2 腎血管性高血圧症
H.腎尿路感染症
 1 腎盂腎炎
 2 膀胱炎
 3 尿道炎
 4 特異的感染症
I.尿路腎・尿管結石
J.嚢包性腎疾患
 1 遺伝性嚢胞性腎疾患
 2 非遺伝性嚢胞性腎疾患
K.水腎症
L.腎腫瘍
 1 腎細胞癌
 2 ウィルムス腫瘍
 3 腎盂腫瘍、尿管腫瘍
M.妊娠と腎
 1 妊娠による腎尿路系の生理的変化
 2 妊娠高血圧症候群
 3 腎疾患と妊娠
 4 妊婦と尿路感染症
 5 妊娠と急性腎不全
N.下部尿路疾患
 1 神経因性膀胱
 2 膀胱腫瘍
O.前立腺性疾患
 1 前立腺肥大症
 2 前立腺癌

第12章 アレルギー疾患
■総論■
A.アレルギーとは
 1 アレルギー反応の型
 2 病因的抗原(アレルゲン)
 3 I型アレルギー反応の作用機序
 4 アレルギーの素因
B.検査法
 1 皮膚反応
 2 粘膜反応
 3 吸入誘発試験
 4 食物試験
 5 総IgE、IgE RIST、特異的IgE、抗体RAST
 6 ヒスタミン遊離試験
 7 リンパ球刺激試験
■各論■
 1 アナフィラキシー
 2 アレルギー性鼻炎、花粉症
 3 気管支喘息
 4 皮膚粘膜アレルギー
 5 アトピー性皮膚炎
 6 金属アレルギー
 7 尋常性天疱瘡
 8 薬物アレルギー
 9 食物アレルギー
 10 血清病

第13章 膠原病およびリウマチ性疾患
■総論■
A.臨床上の特徴
B.主要症状
 1 皮膚粘膜症状
 2 関節症状
 3 眼症状
 4 筋症状
 5 神経症状
 6 循環器症状
 7 呼吸器症状
 8 消化器症状
 9 腎症状
C.検査所見
 1 一般検査
 2 免疫学的検査
 3 臓器検査
 4 病理組織学的検査
■各論■
 1 全身性エリテマトーデス
 2 全身性硬化症
 3 多発性筋炎/皮膚筋炎
 4 関節リウマチ
 5 シェーグレン症候群
 6 ミクリッツ病
 7 ベーチェット病
 8 血管炎症候群
 9 重複症候群、混合性結合組織病

第14章 感染症、寄生虫疾患
■総論■
A.定義
B.分類
C.感染源、感染経路
D.感染症の変遷
E.感染症法
F.性行為感染症
G.院内感染
H.病巣感染
I.主要症候と病態生理
 1 発熱
 2 皮疹、粘膜疹
 3 リンパ節腫脹
 4 頭痛
 5 脈拍
 6 脾腫
 7 ショック
J.検査
 1 一般検査
 2 病原体検査
 3 血清学的検査
K.敗血症
L.新型インフルエンザ
■各論■
A.細菌感染症
 1 グラム陽性球菌感染症
 2 グラム陰性桿菌感染症
 3 グラム陽性桿菌感染症
 4 グラム陰性球菌感染症
 5 嫌気性菌感染症
 6 マイコバクテリア感染症
B.ウイルス感染症
 1 かぜ
 2 流行性耳下腺炎
 3 インフルエンザ
 4 ヘルペスウイルス感染症
 5 痘瘡
 6 日本脳炎
 7 急性脊髄前角炎
 8 狂犬病
 9 麻疹
 10 風疹
 11 ヘルパンギーナ
 12 後天性免疫不全症候群(AIDS)
C.真菌感染症
 1 カンジダ症
 2 アスペルギルス症
 3 ノカルジア症
 4 クリプトコッカス症
 5 ムコール症
D.マイコプラズマ感染症
E.スピロヘータ感染症
 1 梅毒
 2 黄疸出血性レプトスピラ症
 3 壊死性潰瘍性口内炎
F.リケッチア感染症
 1 ツツガムシ病
G.クラミジア感染症
 1 オウム病
 2 非淋菌性尿道炎
 3 トラコーマ
H.原虫、寄生虫疾患
H─1.原虫
 1 赤痢アメーバ症
 2 マラリア
 3 ニューモシスチス肺炎
H─2.寄生虫
 1 線虫症
 2 吸虫症
 3 条虫症
I.化学療法
J.歯科関連事項
 1 全身性の感染症に伴う口腔症状
 2 歯科治療後の全身性の重篤な感染症
 3 歯科治療による院内感染と事故時の対応

第15章 中毒、物理的・環境的原因による障害
15─1.中毒
■総論■
A.急性中毒、慢性中毒
B.主要症候
 1 肝障害
 2 造血器症状
 3 腎障害
 4 皮膚・粘膜障害
 5 呼吸器障害
 6 循環器障害
 7 神経障害
C.診断・検査法
■各論■
A.薬物中毒
 1 局所麻酔薬による中毒症状
 2 睡眠薬・向精神薬中毒
 3 解熱鎮痛薬中毒
 4 麻薬中毒
 5 覚醒剤中毒
 6 ジギタリス中毒
 7 その他の薬物による中毒
B.アルコール中毒
 1 急性アルコール中毒
 2 慢性アルコール中毒
C.工業毒中毒
 1 一酸化炭素中毒
 2 シアン化物中毒
 3 メタノール中毒
 4 重金属中毒
 5 有機溶剤中毒
D.農薬中毒
 1 有機リン剤中毒
 2 カーバメイト中毒
 3 パラコート中毒
E.食中毒
 1 感染性食中毒
 2 自然毒食中毒
15─2.物理的・環境的原因による障害
A.寒冷・高温による障害
 1 寒冷による障害
 2 高温による障害
B.光線による障害
 1 紫外線による障害
 2 赤外線による障害
C.電撃による障害
D.気圧による障害
 1 高山病
 2 減圧症
E.光化学スモッグによる障害
F.振動障害
 1 局所振動障害
 2 全身振動障害
G.熱傷
H.溺水

第16章 遺伝性疾患

 1 単一遺伝子病
 2 多因子遺伝病
 3 染色体異常症
A.主要疾患
 1 家族性高コレステロール血症
 2 家族性大腸ポリポーシス
 3 ハンチントン舞踏病
 4 エーラース・ダンロス症候群
 5 フォン レックリングハウゼン病
 6 結節性硬化症
 7 フェニルケトン尿症
 8 ウィルソン病
 9 ビタミンD抵抗性くる病
 10 血友病
 11 フォン ウィルブランド病
 12 進行性筋ジストロフィ
 13 ダウン症候群
 14 クラインフェルター症候群
 15 ターナー症候群
B.家族観察、保因者・罹患者の診断法
 1 発端者の診断
 2 家族観察
 3 保因者の診断
C.予防、管理
 1 遺伝相談
 2 出生前診断
 3 新生児スクリーニング
 4 成人の診断法
 5 遺伝病の治療

第17章 高齢者医学
A.高齢者の病気の特徴
 1 一般的特徴
 2 各疾患の特徴
B.高齢者の薬物療法
C.高齢社会における医学的・社会的問題

第18章 歯科(口腔)心身症
A.はじめに
 1 身体医学
 2 心身医学
 3 精神医学
B.歯科(口腔)心身症とは
 1 舌痛症
 2 口臭症
 3 頻回手術症
 4 口腔異常感症
 5 咬合の異常感
 6 非定型顔面疼痛
 7 醜形恐怖症
 8 トゥーレット病
 9 歯科恐怖症
C.原因
 1 環境因子によるストレス
 2 性格的な因子
D.治療
 1 心理療法
 2 薬物療法
 3 薬物療法に際して注意すること
E.治療上の注意
F.鑑別を要する精神障害
 1 統合失調症
 2 躁うつ病
 3 人格障害
 4 せん妄
 5 認知症
G.おわりに

第19章 救急処置法
A.救急患者の診察
 1 全身偶発症の原因
 2 バイタルサイン
 3 重要臓器の機能状態の把握
B.救急蘇生法
 1 救命処置
 2 BLSの実際
 3 二次救命処置(ACLS)
C.歯科治療中に起こりうる主な全身偶発症
 1 アナフィラキシーショック
 2 神経原性ショック
 3 過呼吸症候群
 4 アドレナリン過剰反応
 5 救急処置を要するその他の症状
D.酸素療法
E.止血法
 1 局所圧迫法
 2 緊縛法
F.輸血
 1 輸血検査
 2 赤血球輸血
 3 血小板輸血
 4 新鮮凍結血漿
 5 副作用
G.基本的救急薬品
 1 アドレナリン
 2 ノルアドレナリン
 3 ドパミン
 4 アトロピン
 5 ジアゼパム
 6 フロセミド

付録 基準値一覧表
 1 尿検査
 2 便検査
 3 血液・凝固・線溶系検査
 4 血液生化学検査
 5 循環機能検査
 6 呼吸機能検査
 7 内分泌学的検査
 8 免疫学的検査
 9 腫瘍関連検査
 10 穿刺液検査
 11 その他

参考図書
索引

2003年に改訂第2版が発刊されてから7年経過したが、医学はまさに日進月歩である。この間にも多くの新たな知見が加わり、各所に記述の変更、追加の必要な部分が少なくないこと、各疾患の診療ガイドラインにて診断、治療などに多くの改変があること、また生活環境の変化に伴って、動脈硬化性疾患、代謝性疾患が増加していることなど、疾患の量的、質的変化が起こっている。このような状況から本書の改訂は目下の急務と判断して、改訂第3版の発刊を企画した。
 本書の改訂に際して、まず、改訂第2版を歯科学生の教科書としてご利用いただいている全国の歯科大学、歯学部の専任内科教授に本書についてのご意見をお伺いした。貴重なご意見を頂いた諸先生に感謝いたします。
改訂第3版ではご退職などによって執筆者に交代があり、また、多くの項目を全面的に書き改めた。そのうえ、近年注目されているメタボリックシンドローム、新たに登場してきた新型インフルエンザ、近年増加傾向にある歯科心身症なども追加した。もちろん、全項目でアップデートな内容に改変している。
 本書では、『歯科関連事項』の一層の充実に努めた。歯科診療を安全、適切に行うために活用していただきたい。近年、歯科医師国家試験に内科領域からの出題が増えており、しかもその内容がレベルアップする傾向にある。それに対応するため、本書では十分配慮されるよう各執筆者にお願いした。本書は歯科学生のための教科書としてだけでなく、一般診療の場でご活躍の先生方にも座右の書として活用されることを期待したい。
平成22年8月編集者