教科書

疾患と治療薬改訂第6版

医師・薬剤師のためのマニュアル

編集 : 大内尉義/伊賀立二/小瀧一
ISBN : 978-4-524-24382-2
発行年月 : 2010年4月
判型 : A5
ページ数 : 1074

在庫あり

定価8,100円(本体7,500円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

チーム医療に携わる薬剤師、医師のために、治療の観点から疾患と薬の関連を解説。疾患編(重要な疾患の概念と治療法)、治療薬編(その治療薬)の二部構成。今改訂では、疾患編は医師国家試験出題基準を参考に、臨床現場で遭遇しやすい疾患約70項目を追加。治療薬編は同種同効薬の比較の容易な薬剤一覧表を豊富に掲載したほか、服薬指導のポイントを充実させた。

I.循環器疾患と治療薬
 循環器疾患
  A.循環器疾患を理解するための基礎
  B.主な循環器疾患の病態と治療方針
 循環器疾患の治療薬
 (1)降圧薬
 (2)抗不整脈薬
 (3)利尿薬
 (4)強心薬、心不全治療薬
 (5)抗狭心症薬
 (6)末梢循環改善薬
 (7)その他の循環器疾患の治療薬
  
II.呼吸器疾患と治療薬
 呼吸器疾患
  A.呼吸器疾患を理解するための基礎
  B.主な呼吸器疾患の病態と治療方針
 呼吸器疾患の治療薬
 (1)鎮咳薬
 (2)虚痰薬
 (3)気管支喘息薬
 (4)慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬
 (5)抗結核薬
 (6)呼吸促進薬
 (7)肺癌治療薬
 (8)中皮腫治療薬
  
III.消化管疾患と治療薬
 消化管疾患
  A.消化管疾患を理解するための基礎
  B.主な消化管疾患の病態と治療方針
 消化管疾患の治療薬
 (1)健胃消化薬・胃腸機能調整薬
 (2)消化性潰瘍治療薬
 (3)腸疾患治療薬
  
IV.肝・胆・膵疾患と治療薬
 肝・胆・膵疾患
  A.肝・胆・膵疾患を理解するための基礎
  B.主な肝・胆・膵疾患の病態と治療方針
 肝・胆・膵疾患の治療薬
 (1)肝疾患予防・治療薬
 (2)胆嚢疾患治療薬
 (3)膵臓疾患治療薬
  
V.腎臓・泌尿器疾患と治療薬
 腎臓・泌尿器疾患
  A.腎臓・泌尿器疾患を理解するための基礎
  B.主な腎臓・泌尿器疾患の病態と治療方針
 腎臓・泌尿器疾患の治療薬
 (1)腎炎、ネフローゼ症候群の治療薬
 (2)利尿薬
 (3)排尿異常の治療薬
 (4)腎尿路腫瘍の治療薬
 (5)前立腺癌の治療薬
 (6)その他の腎臓・泌尿器疾患の治療薬
  
VI.内分泌疾患と治療薬
 内分泌疾患
  A.内分泌疾患を理解するための基礎
  B.主な内分泌疾患の病態と治療方針
 内分泌疾患の治療薬
 (1)甲状腺ホルモン
 (2)抗甲状腺薬
 (3)視床下部ホルモン
 (4)その他のホルモン薬
  
VII.代謝疾患と治療薬
 代謝疾患
  A.代謝疾患を理解するための基礎
  B.主な代謝性疾患の病態と治療方針
 代謝疾患の治療薬
 (1)糖尿病治療薬
 (2)脂質異常症治療薬
 (3)痛風治療薬
  
VIII.血液疾患と治療薬
 血液疾患
  A.血液疾患を理解するための基礎
  B.主な血液疾患の病態と治療方針
 血液疾患の治療薬
 (1)抗貧血薬
 (2)抗血栓薬
 (3)止血薬
 (4)抗白血病薬
  
IX.膠原病、アレルギー性疾患と治療薬
 膠原病、アレルギー性疾患
  A.膠原病、アレルギー性疾患を理解するための基礎
  B.主な膠原病、アレルギー性疾患の病態と治療方針
 膠原病、アレルギー性疾患の治療薬
 (1)ステロイド薬
 (2)非ステロイド性抗炎症薬
 (3)疾患修飾性抗リウマチ薬
 (4)抗アレルギー薬
  
X.骨・運動器疾患と治療薬
 骨・運動器疾患
  A.骨・運動器疾患を理解するための基礎
  B.主な骨・運動器疾患の病態と治療方針
 骨・運動器疾患の治療薬
 (1)骨粗鬆症治療薬
 (2)関節リウマチ治療薬
 (3)消炎鎮痛外用貼付剤
 (4)その他の骨・運動器疾患の治療薬
  
XI.感染症と治療薬
 感染症
  A.感染症を理解するための基礎
  B.主な感染症の病態と治療方針
 感染症の治療薬
 (1)抗菌薬
 (2)抗ウイルス薬
 (3)抗真菌薬
 (4)抗寄生虫薬
  
XII.神経疾患と治療薬
 神経疾患
  A.神経疾患を理解するための基礎
  B.主な神経疾患の病態と治療方針
 神経疾患の治療薬
 (1)パーキンソン病治療薬
 (2)アルツハイマー型認知症治療薬
 (3)代謝性疾患治療薬(D-ペニシラミン)
 (4)コリンエステラーゼ阻害薬
 (5)脳保護薬
  
XIII.精神疾患と治療薬
 精神疾患
  A.精神疾患を理解するための基礎
  B.主な精神疾患の病態と治療方針
 精神疾患の治療薬
 (1)抗精神病薬
 (2)抗不安薬
 (3)抗うつ薬
 (4)抗てんかん薬
 (5)催眠薬
  
XIV.皮膚疾患と治療薬
 皮膚疾患
  A.皮膚疾患を理解するための基礎
  B.主な皮膚疾患の病態と治療方針
 皮膚疾患の治療薬
 (1)外用薬の種類と使い方
 (2)副腎皮質ホルモン(ステロイド)外用薬
 (3)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)外用薬
 (4)タクロリムス軟膏
 (5)湿疹・皮膚炎の内用療法
 (6)皮膚真菌症治療薬
 (7)消毒薬
 (8)その他の皮膚外用薬
  
XV.感覚器疾患と治療薬
 感覚器疾患
  A.感覚器疾患を理解するための基礎
  B.主な感覚器疾患の病態と治療方針
 感覚器疾患の治療薬
 (1)眼科用薬
 (2)耳鼻科用薬
  
XVI.妊娠と婦人科疾患と治療薬
 妊娠と婦人科疾患
  A.妊娠、婦人科疾患を理解するための基礎
  B.主な妊娠関連疾患、婦人科疾患の病態と治療方針
 妊娠関連疾患、婦人科疾患の治療薬
 (1)経口避妊薬(低用量ピル)
 (2)子宮内膜症治療薬
 (3)更年期障害の治療薬
 (4)排卵障害治療薬
 (5)早産予防薬
 (6)子宮癌、卵巣癌の治療薬
  
XVII.悪性腫瘍の化学療法
 (1)悪性腫瘍の治療法
 (2)抗悪性腫瘍薬の分類と作用のメカニズム
 (3)抗悪性腫瘍薬の選択と投与方法
 (4)抗悪性腫瘍薬の副作用とその対策
 (5)抗悪性腫瘍薬の薬物間相互作用
  
XVIII.癌性疼痛の管理(ターミナルケア)
 (1)癌性疼痛の特徴と痛みの評価方法
 (2)疼痛コントロールの方法と目標
 (3)癌性疼痛における薬物療法
 (4)オピオイドとは
 (5)主なオピオイド製剤の特徴と使用方法
 (6)オピオイドの臨床使用
 (7)鎮痛補助薬
  
XIX.高齢者薬物療法の考え方と実際
 (1)高齢者における薬物動態の変動
 (2)高齢者における薬力学の変化
 (3)高齢者における副作用の発現
 (4)高齢者における副作用防止への実際
 (5)高齢者への処方の留意点
 (6)患者自身による薬歴の一元管理
  
XX.小児薬物療法の考え方と実際
 (1)小児とくすり
 (2)小児薬用量と薬物体内動態
 (3)処方せん記載上の注意点と調剤
  
XXI.ジェネリック医薬品への対応
 (1)ジェネリック医薬品とは
 (2)ジェネリック医薬品にどのように対応すべきか
 (3)薬事委員会によるジェネリック医薬品採用に関する要項の整備
 (4)ジェネリック医薬品活用のポイント
 (5)代表的なジェネリック医薬品

索引

平成14年に全面改訂を行った『疾患と治療薬改訂第5版』は、多くの方々から評価をいただき、増刷を重ねてまいりました。しかし、近年の医療の進展は著しく、疾患・治療における新たな知見や新薬の登場などを加味し、このたび全面的に内容の見直しを行い『疾患と治療薬改訂第6版』を出版する運びとなりました。
 本書は薬物療法を主題とする教科書ですが、章ごとに疾患編とそれに対応した治療薬編という二部からなるユニークな構成のハンドブックとして、臨床現場でも広く活用されています。
 前改訂では、初版以来編集の労をとってこられた清水喜八郎先生、福室憲治先生から、大内尉義、伊賀立二の2名が、新しい構想で改訂に取り組むように、とのご指示を受け、編集作業を行いました。今回、内容のさらなる充実をはかるために編集者として小瀧一国際医療福祉大学教授を加えた3名で作業を行い、このたび第6版を上梓できたことを編者として大変嬉しく存じています。
 今回の改訂にあたり、本書の特徴の一つである疾患編と治療薬編という二部構成の形式はそのまま踏破し、新しい疾患概念、新しい治療、あるいは見直された治療など、この7年間の臨床医学の進歩と薬物療法の目覚ましい進展の成果を取り入れました、また新たなメンバーを執筆者として迎え、最近の知見をわかりやすく執筆いただきました。
 薬物療法は臨床医学における要であります。正しい治療を行うためには、疾患の本態を理解し、薬物療法に精通する必要があることは言うまでもありません。将来、臨床に携わろうとする薬学部学生、医学部学生、さらに、すでに薬剤師、医師になられた方々がこのような目的のために随時ひもとける薬物療法ハンドブックとして、本書が今まで以上にお役にたてることを期待しております。
平成22年4月
大内尉義
伊賀立二
小瀧 一