教科書

大学課程の生理学改訂第9版

ヒトのからだを識るために

: 山本敏行/田崎京二/鈴木泰三
ISBN : 978-4-524-24205-4
発行年月 : 2006年8月
判型 : B5
ページ数 : 286

在庫あり

定価2,376円(本体2,200円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

膨大な生理学の内容をわかりやすく解説した好評の教科書。今版では専門用語にはふりがなを振り、本文も平易な文章に改め、章末には「学習のまとめ」を据えた。図は3色に色分けをし、さらにわかりやすくなった。版型を大きくし楽しく読み進められるよう随所に工夫をしたが、必要な知識は十分取得できるような内容とした。人体の機能を学ぶために最適な入門の書。

第1章 ヒトのからだのしくみを学ぼう
第2章 まず細胞を知ろう
第3章 つぎに組織を知ろう
第4章 骨格はヒトのからだの骨組みだ あたりまえだ
第5章 骨格を動かす骨格筋
第6章 神経のはたらき
第7章 神経系 その精緻なからくり
第8章 血液のはたらきを理解しよう
第9章 休みなく活動する心臓
第10章 血液の循環路 動脈系と静脈系
第11章 もう一つの通液路 リンパ管系
第12章 免疫 生体は免疫によって守られている
第13章 感覚とは
第14章 まず体性感覚について
第15章 味覚と嗅覚は化学覚だ
第16章 聴覚と平衡感覚について
第17章 視覚のしくみ
第18章 呼吸のしくみと血液によるガスの運搬
第19章 食べたものは消化器系で消化・吸収される
第20章 代謝、栄養、体温 生きていることの直接のあかし
第21章 尿の生成と排泄はこうして行われる
第22章 ホルモンと内分泌 液性因子による調節
第23章 生殖 子孫をのこす生命の営みと女のからだ
第24章 生殖 子孫をのこす生命の営みと男のからだ
第25章 新しい生命の発生 誕生 そして成長

付 切らないでからだのなかを観察する方法(口絵解説)
用語の読み方

本書は、初版の刊行から30年が経過した。その間、斯学の進歩にともなう新しい知見を取り込み、常に時代の教育上の要請に的確に応えるべく、よりよい内容を求めて改訂を重ね、ここに改訂第9版を上梓する運びとなった。初版の刊行以来、多くの大学において本書が教科書として採用され、また、知識を求める人々の自習の書として購読されたことは、著者らの望外の喜びであるとともに、その責任の重さに身の引き締まるものを感じている。
 われわれが暮らす今日の日本は、人類がかつて経験したことのない、最高の長寿を達成している。しかもその記録は、年々なお更新を続けているのである。このような長寿の時代に、与えられた寿命を余すところなく享受し、人生をできるだけ健康に、そして最善に全うするには、「ヒトのからだ」についての基礎的な知識が重要・不可欠であることはいうまでもない。今や人体生理学は、家政・福祉・体育など人を対象とする分野で活動する人たちばかりでなく、万人がもつべき一般教養としても、ますますその重要の度を高めているといっても過言ではないであろう。このような時代の要請をふまえ、今回の改訂を行った。
 旧版では全13章の構成であったものを、本版では全25章とし、各章の内容をコンパクトにまとめ、理解しやすくした。それにともない、各章とも全面的に記述を書き換えた。付図も一部をより適切なものに差し替えた。また、旧版はA5判であったものをB5判と書型を大きくし、かつ、図では刷り色をふやし、よりわかりやすいものとなるように工夫した。このように、ほぼ全面的な大改訂となったが、本書が目指す刊行の目的は、初版以来一貫して変わるところがない。
2006年8月
著者らしるす
(一部改変)