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続 違いがわかる!同種・同効薬改訂第2版

こちらの商品は改訂版・新版がございます。

編集 : 黒山政一/大谷道輝
ISBN : 978-4-524-24186-6
発行年月 : 2018年10月
判型 : B5
ページ数 : 254

在庫なし

定価3,080円(本体2,800円 + 税)

正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

大好評書籍『違いがわかる!同種・同効薬』の続編、5年ぶりの改訂版。「糖尿病治療薬」「インスリン製剤」「抗不整脈薬」「抗血栓薬」「抗てんかん薬」「統合失調症治療薬」「抗悪性腫瘍薬」などに加え、現場での使用頻度が高い「尋常性ざ瘡治療外用剤」を新設。薬剤・ガイドライン情報のUPDATEのほか、自己注射製剤や配合剤情報も充実させた。服薬指導に自信がもてる、薬剤師必携書。

1章 抗不整脈薬
 Naチャネル遮断薬(アミサリン,リスモダン,硫酸キニジン,シベノール,ピメノール,メキシチール,アスペノン,プロノン,タンボコール,サンリズム)
 β受容体遮断薬(テノーミン,メインテート,ロプレソール,セロケン,アセタノール,アドビオール,インデラル,ナディック,ミケラン,カルビスケン,アロチノロール,アーチスト)
 Kチャネル遮断薬(アンカロン,ソタコール)
 Caチャネル遮断薬(ワソラン,べプリコール)
 ジギタリス製剤(ラニラピッド,ジゴシン)
2章 抗てんかん薬
 アレビアチン,ヒダントール,フェノバール,プリミドン,デパケン,デパケンR,セレニカR,テグレトール,エピレオプチマル,ザロンチン,オスポロット,ダイアモックス,リボトリール,ランドセン,ダイアップ,マイスタン,エクセグラン,ガバペン,トピナ,ラミクタール,イーケプラ,フィコンパ,ビムパット
3章 パーキンソン病治療薬
 L-ドパ含有製剤(ドパストン,ドパゾール,ネオドパストン,メネシット,デュオドーパ,マドパー,イーシー・ドパール,ネオドパゾール)
 ドパミンアゴニスト(パーロデル,ペルマックス,カバサール,ビ・シフロール,ミラペックスLA,ドミン,レキップ,レキップCR,ニュープロ,アポカイン)
 MAO-B阻害薬(エフピー,アジレクト)
 COMT阻害薬(コムタン)
 ドパミン代謝賦活薬(トレリーフ)
 アデノシンA2A受容体拮抗薬(ノウリアスト)
 ドパミン遊離促進薬(シンメトレル)
 抗コリン薬(アーテン,アキネトン,トリモール,パーキン,ペントナ)
 ノルアドレナリン補充薬(ドプス)
4章 統合失調症治療薬
 セロトニン・ドパミン遮断薬(SDA)(リスパダール,インヴェガ,ルーラン,ロナセン)
 多元受容体作用抗精神病薬(MARTA)(セロクエル,ジプレキサ,シクレスト,クロザリル)
 ドパミン受容体部分作動薬(DPA)(エビリファイ)
 セロトニン・ドパミンアクティビティモジュレーター(SDAM)(レキサルティ)
5章 抗認知症薬
 コリンエステラーゼ阻害薬(アリセプト,レミニール,イクセロン,リバスタッチ)
 NMDA受容体拮抗薬(メマリー)
6章 抗リウマチ薬
 免疫調節薬(ケアラム,コルベット,メタルカプターゼ,リマチル,アザルフィジンEN,オークル,モーバー,カルフェニール)
 免疫抑制薬(プログラフ,アラバ,ブレディニン,リウマトレックス)
 分子標的薬(ゼルヤンツ,オルミエント)
 TNFα阻害薬(シムジア,シンポニー,ヒュミラ,エンブレル,レミケード)
 細胞標的薬(オレンシア)
 IL-6阻害薬(アクテムラ,ケブザラ)
7章 骨粗鬆症治療薬
 A.骨吸収抑制薬
  ビスホスホネート製剤(ダイドロネル,ボナロン,フォサマック,ベネット,アクトネル,ボノテオ,リカルボン,ボンビバ)
  女性ホルモン製剤(エストリール,ホーリン,エストラーナ,ジュリナ,ウェールナラ)
  選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)(エビスタ,ビビアント)
  カルシトニン製剤(エルシトニン,カルシトラン)
  イソフラボン製剤(オステン)
  抗RANKLモノクローナル抗体(プラリア)
 B.骨形成促進薬
  副甲状腺ホルモン(PTH)製剤(フォルテオ,テリボン)
  蛋白同化ホルモン製剤(プリモボラン・デポー)
  ビタミンK2製剤(グラケー)
 C.骨代謝調整薬
  カルシウム製剤(アスパラ-CA,リン酸水素カルシウム)
  活性型ビタミンD3製剤(アルファロール,ワンアルファ,ロカルトロール,エディロール)
8章 抗血栓薬
 抗凝固薬(ワーファリン,プラザキサ,イグザレルト,リクシアナ,エリキュース)
 抗血小板薬(バイアスピリン,バファリン81mg,タケルダ,プラビックス,コンプラビン,エフィエント,ブリリンタ,パナルジン,プレタール,エパデール,ペルサンチン,プロサイリン,ドルナー,アンプラーグ,オパルモン,プロレナール)
9章 糖尿病治療薬
 ビグアナイド(BG)薬(グリコラン,メトグルコ,ジベトス,ジベトンS)
 チアゾリジン薬(アクトス)
 スルホニル尿素(SU)薬(ジメリン,オイグルコン,ダオニール,グリミクロン,グリミクロンHA,アマリール)
 速効型インスリン分泌促進薬(ファスティック,スターシス,グルファスト,シュアポスト)
 DPP-4阻害薬(ジャヌビア,グラクティブ,エクア,ネシーナ,トラゼンタ,テネリア,スイニー,オングリザ,ザファテック,マリゼブ)
 配合剤(メタクト,ソニアス,リオベル,エクメット,イニシンク,グルベス,カナリア,スージャヌ)
 GLP-1受容体作動薬(ビクトーザ,バイエッタ,ビデュリオン,リキスミア,トルリシティ,オゼンピック)
10章 インスリン製剤
 超速効型(ノボラピッド,ヒューマログ,アピドラ)
 速効型(ヒューマリンR,ノボリンR)
 中間型(ノボリンN,ヒューマリンN)
 混合型(ノボラピッド30・50・70ミックス,ヒューマログミックス25・50,ノボリン30R,ヒューマリン3/7)
 持効型溶解(ランタス,ランタスXR,レベミル,トレシーバ)
 配合溶解(ライゾデグ)
11章 過活動膀胱治療薬
 膀胱平滑筋直接作用薬(ブラダロン)
 抗コリン薬(ポラキス,ネオキシテープ,バップフォー,デトルシトール,トビエース,ベシケア,ウリトス,ステーブラ)
 β3受容体刺激薬(ベタニス)
12章 抗悪性腫瘍薬
 A.代謝拮抗薬
  ユーエフティ,ティーエスワン,ゼローダ,ロンサーフ,ムンデシン
 B.ホルモン製剤
  ノルバデックス,アリミデックス,フェマーラ,アロマシン,イクスタンジ,ザイティガ
 C.分子標的治療薬
  EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(イレッサ,タルセバ,ジオトリフ,タグリッソ)
  チロシンキナーゼ阻害薬(ネクサバール,スーテント,ヴォトリエント,インライタ,スチバーガ,レンビマ,カプレルサ)
  BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害薬(グリベック,スプリセル,タシグナ,ボシュリフ,アイクルシグ)
  ALKチロシンキナーゼ阻害薬(ザーコリ,アレセンサ,ジカディア)
  mTOR阻害薬(アフィニトール,ラパリムス)
13章 制吐薬
 化学療法(抗悪性腫瘍薬使用)時(ゾフラン,カイトリル,ナゼア,シンセロン,セロトーン,アロキシ,イメンド,ジプレキサ)
 緩和ケア(オピオイド使用)時(ノバミン,ナウゼリン,プリンペラン,ルーラン,ワイパックス,デカドロン,リスパダール,ジプレキサ,セロクエル)
14章 褥瘡治療外用剤
 亜鉛華軟膏,亜鉛華単軟膏,白色ワセリン,アズノール,リフラップ,アクトシン,プロスタンディン,ブロメライン,カデックス,ゲーベン,ヨードコート,ユーパスタ,オルセノン,イサロパン,ソルコセリル,フィブラスト
15章 尋常性ざ瘡治療外用剤
 ダラシンT,アクアチム,ゼビアックス,ディフェリン,ベピオ,デュアック,エピデュオ
事項索引
薬剤索引

改訂第2版の序文

 『違いがわかる!同種・同効薬』はご多忙な薬局の先生方を対象として、処方監査や患者さんへの服薬説明における疑問が素早く解決できるように、表を多用した書籍として企画したものです。2010年10月に、それぞれの薬効ごとの分野に精通している先生方にご執筆いただいて上梓しました。その後、多くの薬剤師の先生方のご支持を受けることができ、続編となる『続 違いがわかる!同種・同効薬』『続々 違いがわかる!同種・同効薬』も上梓しました。最近では類書も増えてきましたが、本シリーズは各章に「Key Point」が示され、同種・同効薬の違いが一目瞭然となっています。一読するとこれまで抱いていた臨床現場での疑問が、すぐに解決できる実践的な書籍であることが実感できると自負しています。本シリーズの項目立ては本文のほか、いくつかの「Memo」で用語の解説を加える構成となっています。このMemoはこの分野のプロの先生方に、是非知っておいてほしい内容を凝縮して書いていただきました。最近の知見もMemoで補っています。
 このたび『続 違いがわかる!同種・同効薬』の改訂を5年ぶりに行うことになりました。この間に多くの新薬の発売やガイドラインの改訂などが行われており、最新の情報を網羅してUPDATEしました。項目としては、新薬が相次いで承認された「尋常性ざ瘡治療外用剤」を追加しました。ガイドラインも重視しており、初版刊行以降に発表されたガイドラインの内容を反映し、2018年に改訂されたばかりの「てんかん診療ガイドライン2018」「パーキンソン病診療ガイドライン2018」の内容も盛り込みました。また、「第8章 抗血栓薬」では手術前に中止すべき薬剤の一覧表に、日本麻酔科学会等の「抗血栓療法中の区域麻酔・神経ブロックガイドライン」や日本手術医学会の「手術医療の実践ガイドライン」の情報を加筆しました。ガイドラインによって推奨日数が異なることなどがわかります。
 『続 違いがわかる!同種・同効薬』の改訂は、『違いがわかる!同種・同効薬』に続く改訂ですが、改訂を繰り返すごとに内容が見直され、日常業務に直結した情報がよりコンパクトになったと思います。是非早い時期に通読していただき、頭の中をUPDATEしていただければ幸いです。

2018年8月
大谷道輝、黒山政一

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