教科書

PT・OT基礎固め ヒント式トレーニング 臨床医学編改訂第2版

こちらの商品は改訂版・新版がございます。

編集 : ヒントレ研究所
ISBN : 978-4-524-24162-0
発行年月 : 2018年9月
判型 : B5変型
ページ数 : 602

在庫品切れ・重版未定

定価4,180円(本体3,800円 + 税)


正誤表

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

「基礎医学編」の姉妹版。「臨床医学編」は、内科・神経内科・整形外科・リハビリテーション概論・臨床心理・精神医学の科目を収載。1・2年生時の予習復習に活用しながら、国試過去問題と一問一答問題で学力を試し、早いうちから国試対策に取り組める。受験生の短期集中学習にも最適。実践的な力をつけるのに不可欠な基礎を固め、他の国試対策書への橋渡しとなる1冊。

はじめに 本書の特徴と使い方
第1章 内科学
 (1)循環器疾患
  I.心疾患
  II.血管疾患
  III.血圧の異常
 (2)呼吸器疾患
  I.換気障害
  II.低酸素血症
  III.呼吸不全
  IV.息切れの分類
  V.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  VI.その他の呼吸器関連疾患
 (3)消化器疾患
  I.消化管疾患
  II.肝疾患
 (4)代謝性疾患
  I.糖尿病
  II.脂質代謝異常
  III.メタボリックシンドローム
  IV.高尿酸血症(痛風)
  V.その他の代謝異常
 (5)内分泌疾患
  I.ホルモンの異常
 (6)腎・泌尿器疾患
  I.腎疾患
 (7)血液疾患
  I.血友病
  II.貧血
  III.白血病
 (8)免疫・アレルギー疾患
  I.免疫系の異常
  II.免疫不全
  III.アレルギー
  IV.膠原病(RA以外)
 (9)感染症
  I.感染症
 (10)腫瘍・がん
  I.腫瘍とは
  II.脳腫瘍
 (11)廃用症候群・加齢
  I.廃用症候群
  II.加齢の影響
 (12)薬物療法
  I.薬物療法(精神疾患を除く)
第2章 神経内科学
 (1)神経症候学
  I.高次脳機能障害
  II.運動麻痺
  III.感覚障害
  IV.その他の症候
 (2)神経疾患各論
  I.脳血管障害
  II.頭部外傷
  III.大脳皮質の変性(認知症)
  IV.脳性麻痺
  V.大脳基底核の変性
  VI.脊髄小脳変性症(SCD)
  VII.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  VIII.脱髄性疾患
  IX.その他の神経疾患
 (3)筋疾患
  I.神経原性筋萎縮と筋原性筋萎縮
  II.筋疾患(ミオパチー)
第3章 整形外科学
 I.骨折
 II.骨粗鬆症
 III.関節リウマチ(RA)
 IV.変形性関節症
 V.末梢神経損傷
 VI.脊髄損傷
 VII.脊椎疾患
 VIII.膝関節障害と評価方法・症状
 IX.小児整形外科
 X.熱傷
第4章 リハビリテーション概論
 I.リハビリテーション概論
 II.障害分類
 III.日常生活活動
 IV.クリニカルパス
 V.インフォームド・コンセント
 VI.個人情報保護法
 VII.EBM(evidence-based medicine)
第5章 臨床心理学
 I.防衛機制
 II.転移・逆転移
 III.心理検査
 IV.心理療法
 V.記憶
 VI.学習・動機づけ
 VII.発達
 VIII.病前性格論
 IX.障害受容
 X.心理学者とその業績
第6章 精神医学
 (1)症状
  I.基本症状
 (2)主な疾患
  I.精神疾患の分類
  II.統合失調症
  III.気分障害
  IV.神経症性障害
  V.ストレス関連障害
  VI.行動異常
  VII.小児
  VIII.パーソナリティ障害(人格障害)
  IX.てんかん
  X.物質依存
  XI.精神科薬物療法
 その他
  I.評価
参考図書
索引

はじめに
−本書の特徴と使い方

 理学療法士や作業療法士になるためには、解剖学や生理学、運動学、病理学、臨床医学など、膨大な範囲を勉強しなければなりません。これらの教科書は合計で20冊くらいにはなるでしょう。
 それぞれの教科書には、理学療法士・作業療法士に必要な内容が網羅されているはずです。もちろん、国家試験に出題されないような難しい内容も含まれています。
 「国家試験は、1年のときからコツコツと勉強を続けていけば大丈夫。」などと正論を言われても、取り組める人はごくわずかでしょう。

 理学療法士・作業療法士の養成課程では、がんばって勉強しても記憶できない、成績が上がらないという悪い結果を何度も経験します。「このような膨大な量を勉強しなければ理学療法士・作業療法士になれないのか」と思うたびに憂鬱な気持ちになります。がんばらなきゃいけないと思っていても勉強が手につきません。まさに、悪あく循環です。
 これは個人のやる気の問題ではありません。人の行動の基本原理からくる問題です。そのように脳ができているのです。

 国家試験対策も同じです。勉強すると成功や上達などのよいことが生じるように工夫するのです。そして、ここまで勉強すれば国家試験は大丈夫という明確な見通しをもたせることです。本書では、このような工夫を随所に取り入れました。1年生のときから楽しく勉強ができる。これが本書の最大の特徴です。

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