書籍

整形外科エキスパートナーシング改訂第3版

: 加藤文雄/加賀良子/大沼扶久子/小森和枝/細田恵子
ISBN : 978-4-524-23685-5
発行年月 : 2003年12月
判型 : B5
ページ数 : 290

在庫あり

定価3,672円(本体3,400円 + 税)

  • 商品説明
  • 主要目次
  • 序文

実践の場で要求されるハイレベルな知識をわかりやすく解説した整形外科ナース必読のバイブルがリニューアル。今改訂では、各疾患のクリニカルパスの骨組みをさらに充実。また、リハビリテーションを一項目にまとめ、いっそう実践的に。パスの導入、在院日数の短縮等、整形?科診療をめぐる近年の大きな変動も平易に解説され、日常診療に大きな視野を加えられり。

はじめに
 1. 専門看護をめざして
 2. 専門看護のおとしあな
 3. 社会に目を向ける
1. 激変する医療環境と整形外科看護
 1. 迫られる入院日数の短縮
 2. DRG/PPSの出現
 3. マネージド・ケアの支配
 4. パス法の開発
2. パス法の導入
 1. なぜパス法が必要になったか
 2. パスの意味
 3. 入院期間だけが問題ではない
 4. 経過が順調でない場合
 5. パス導入の準備
 6. パスの作り方
 7. パス・チャートの一例
3. 退院後のケア
 1. いつ退院するのか
 2. 退院時の自立度
 3. どこへ帰るのか
 4. 在宅介護はどこまで可能か
 5. 退院指導と退院計画
4. 整形外科看護の特徴と看護過程
 1. 患者の特徴と整形外科看護
 2. 看護過程
 3. 情報の収集
 4. 情報の整理
5. 看護診断と看護計画
 1. 看護診断
 2. 優先度の決定
 3. 目標の設定
 4. 看護行為の立案
6. 手術的治療法と看護
 1. 術前の看護
 2. 術後の看護
7. 主な手術と看護
 1. 頸椎前方固定術
 2. 頸部脊柱管拡大術
 3. 腰椎椎間板ヘルニア摘出術
 4. 腰椎後側方固定術
 5. 人工股関節置換術(股関節全置換術、THR、THA)
 6. 大腿骨頸部骨折に対する内固定術
 7. 人工膝関節置換術(膝関節全置換術、TKR、TKA)
 8. 膝半月切除術
 9. 膝の前十字靭帯再建術
 10. アキレス腱縫合術
 11. 肩関節反復性前方脱臼に対する手術
 12. 手指の屈筋腱縫合術
 13. 骨髄炎に対する閉鎖式持続洗浄法
 14. 四肢切断術
8. 非手術的治療法と看護
 1. ギプス固定
 2. 副子固定
 3. 創外固定
 4. 牽引
 5. 装具
 6. 歩行補助具
9. 主な障害の非手術的治療法と看護
 1. 関節リウマチ
 2. 腰痛と坐骨神経痛
 3. 骨粗鬆症
 4. 脊髄損傷
10. リハビリテーションと整形外科看護
 1. 障害とは何か
 2. リハビリテーションと看護
 3. ベッド上での機能訓練
 4. 離床訓練
 5. 松葉杖歩行の訓練
11. 検査と看護
 1. 患者の理解を得ること
 2. 関節穿刺
 3. 関節造影
 4. 骨穿刺
 5. 腰椎穿刺
 6. 脊髄造影
 7. 筋内圧測定
付録
 1. 主な関節の運動の種類、基本肢位と正常の関節可動域
 2. 関節可動域の測定法
 3. 四肢の良肢位
 4. 症状を表す用語の意味
 5. 主な筋肉の神経支配
 6. 知覚の神経支配
 7. 理学療法のあらまし
 8. 手術的治療法のあらまし
 9. 略語集
索引

本書の第1版は1987年に、第2版は1996年に出版され、いずれも整形外科看護の新しいテキストとして多くの読者に受け入れられた。執筆の基本的な方針として、
 1。医学的事項の解説は省き、看護の実践に徹すること
 2。看護診断を導入すること
 3。看護手順をフローチャートで表すこと
の3つに重点をおいた。結果として、読者から「内容がわかりやすい」「看護の実際に生かせる」などの反応をいただいたことは著者らの望外の喜びであった。
 このたび第3版を世に送るにあたり、上記の3つの特色に加えて、
 1。高齢社会の到来が整形外科看護にどのような影響を及ぼすか
 2。パス法の導入はどのような意味をもつのか
 3。リハビリテーションにおいてナースが果たす役割は何か
 以上の3つを重点課題としてとりあげ、新しい章を設けた。これによって整形外科ナースの視野が一段と広くなることを期待している。
 前の版から除いたのは「整形外科・最近の進歩」と「外来における看護」の2つの章である。前者は医学的事項の解説であり、後者は施設による状況の違いが大きいので、残念ながら除くことにした。ほかにも「看護診断」の章を書き改めることを考えたが、さらに複雑・難解になってしまうことが明らかなので、あえて初版の記述を大幅に残す形で改訂した。
 整形外科の看護は楽しい。そう思える瞬間が少しずつでも増えていくことを、著者ら一同は願ってやまない。
2003年11月
加藤文雄