洋書

< UICC TNM悪性腫瘍分類オフィシャルガイド,第4版>

TNM Supplement, 4th ed.

- A Commentary on Uniform Use

著者 : C.Wittekind, C.C.Compton, J.Brierley, et al.(eds.)
出版社 : WILEY-BLACKWELL
ISBN : 978-1-4443-3243-8
ページ数 : 266pp.
出版年 : 2012年

在庫なし

定価10,508円(本体9,730円 + 税)

  • 商品説明
  • 書評

本書の特色

本書は,解剖学的部位,局所リンパ節およびTNM分類について新しく詳細な定義を扱っている.TNMシステムを日々活用する中で頻繁に生じる疑問に答える書籍である.個々の腫瘍部位の病理学的分類に最低限必要なことについて詳述し,それぞれに推奨される基準を列挙している.UICC(Union for International Cancer Control)と共同出版で,“TNM Classification of Malignant Tumours”第7版には掲載されていないTNM病期分類と関係する補足的な資料を腫瘍専門医に提示する.


Table of Contents
Chapter 1:
Explanatory Notes – General
Chapter 2: Explanatory Notes – Specific Anatomical Sites
Chapter 3: Site – Specific Requirements for pT and pN
Chapter 4: New TNM Classifications Recommended for Testing
Chapter 5: Optional Proposals for Testing New Telescopic Ramifications of TNM
Chapter 6: Frequently Asked Questions
Index

独立行政法人 国立がん研究センタ−中央病院 呼吸器外科長
UICC日本委員会 TNM委員会委員長
UICC TNM Prognostic Factors Core Group 委員
淺村 尚生

悪性腫瘍のTNM病期分類は,現代のがん診療には欠くことのできないツールであり,これを基盤として,がんの治療計画がたてられ,予後の予測や比較が行われております.第7版のTNM病期分類は,Wiley-Blackwellより2009年末に刊行され(TNM classification of malignant tumours, 7th edition),新規約そのものは2010年1月より発効されております.TNM病期分類は,もともとスイスのジュネーブに本部を置くUICC(Union for International Cancer Control)が定義と改訂を行っており,私の所属するTNM Prognostic Factors Core Groupという委員会が実務を担当しています.
UICCとしては,TNM病期分類に関して,伝統的に3つの刊行物を出版しています.既に刊行されている上記に加え,“TNM Supplement”と“TNM Atlas”の2つがそれです.このうち,“TNM Supplement”が、この度9年ぶりに改定されました.Supplementは,TNM本体に加え,手元に置くべき重要なもので,是非ご一読されることをおすすめ致します.文字通り,この本の目的は“supplementary”であって,本編で説明し尽くせなかったTNM分類に関する補足説明を,総論と各論について詳細に展開しているものです.TNM分類では,各因子を必要に応じてさらに細分化することができますが,その際の注意事項が詳しく述べられております.また,正式に決定されてはいないが,すでに試用の段階にある臓器がんのTNM分類も掲載されております.例えば,胸腺腫瘍,慢性骨髄性白血病,副腎皮質癌,などがこれに該当致します.関係学会の先生方にとっては,今後の方向を確認する上で重要な情報であると思います.
これらの内容は,TNM分類の本体と不可分の,大変重要な情報であることから,是非手元に置かれ,必要に応じて参照して欲しいと思います.内容は,“supplement”の範囲にとどまるものではありません.