Wilcox's Surgical Anatomy of the Heart, 4th ed.

本書の特色

心臓外科医の立場から書かれた心臓解剖学の著名なテキストの改訂第4版．本書は，CT血管造影など多数の画像を収載している．質の高い外科写真や病理写真を多数扱っており，本書は心臓外科医にとって必須のテキストとなっている．また，心臓病専門医，外科病理医，放射線科医，麻酔科医などにも価値ある書籍である．さらに，心臓解剖学を詳細に理解する必要のある多くの医療従事者や研究者にとっても有用なリファレンス・リソースとなるだろう．
本書は，心臓への外科的アプローチの記述から始まる．そして，心室，弁，心臓内での循環・伝導システムといった正常像の外科解剖学を論じる．残りの部分で考察されている，形成異常や病変，奇形について評価・解釈するのに必要な重要な解剖学的な情報を提供している．

【ここに注目！】
・心臓解剖学分野の世界的権威で構成された専門家チームによる執筆
・CT血管造影を含む多数の新しい画像を収録
・重要な概念の説明や複雑な内容を単純化に役立つ，精細なダイアグラムは本書のための書き下ろし

Table of Contents
1: Surgical approaches to the heart
2: Anatomy of the cardiac chambers
3: Surgical anatomy of the valves of the heart
4: Surgical anatomy of the coronary circulation
5: Surgical anatomy of cardiac conduction
6: Analytic description of congenitally malformed hearts
7: Lesions with normal segmental connections
8: Lesions in hearts with abnormal segmental connections
9: Abnormalities of the great vessels
10: Positional anomalies of the heart
Index