洋書

<メンケス小児神経病学,第7版>

Child Neurology, 7th ed.

著者 : J.H.Menkes, H.B.Sarnat & B.L.Maria (eds.)
出版社 : LIPPINCOTT WILLIAMS & WILKINS
ISBN : 978-0-7817-5104-9
ページ数 : 1186pp.(209illus.)
出版年 : 2006年

在庫なし

定価27,583円(本体25,540円 + 税)

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本書の特色

小児神経病学のバイブル『メンケス』が,神経科学と臨床神経病学の最新の進歩を反映して改訂された.
分子生物学,遺伝学,神経科学,神経生理学,神経病理学,神経画像の最新知見と実際の診断・治療との連関を念頭に置きながら解説する.

東京女子医科大学・小児科学 教授 大澤真木子

医学の進歩は加速し,また,インターネットを通して新しい情報を急速に得ることができる.
論文作成のため,あるいは原因不明の病態を明らかにしていく手段としてはweb情報の方がより有用である.
そんな時代に教科書の持つ意味は何であろうか.
教科書には編集者のポリシーが通い,山登りに例えて言えば,より上りやすい道を選択して案内してもらうことに似ている.
教科書の読み方にも最初から紐解く場合と必要なときに拾い読みをする場合とある.
暗記の苦手な筆者にとっては,臨床と同時に病態が詳しく書かれている本は説得力があり最高に魅力的である.
小児神経学のバイブルともいえるメンケスが全面改訂された.
実際に役立つ診断・治療とその背景となる病態生理をわかりやすく記述しており,思わず引き込まれる.
小児・乳児の神経学的診察法,神経系の先天代謝異常症,ミトコンドリア脳筋症,遺伝性変性疾患,染色体異常症と隣接遺伝子症候群,胎生神経学とその遺伝的プログラムと神経系の奇形,周産期仮死と外傷,神経系感染症,自己免疫及び感染後疾患,物理的動因による出生後の外傷と損傷,中毒及び栄養障害,腫瘍と神経系,神経皮膚症候群,脳血管障害,発作性障害,頭痛及び非てんかん性一時的障害,運動神経単位の疾病,全身疾患の神経症状,知的発達の障害などの項目からなる.
特に胎生神経学とその遺伝的プログラムと神経系の奇形の項は圧巻である.
画像検査の進歩に伴い次々と明らかにされる脳の形態異常を理解するには有用である.
この書を通して,小児神経学と小児遺伝学を融合させることもできる.
豊富な写真,見やすい表とシェーマなども魅力的で,是非座右に欲しい書である.
小児神経学,小児遺伝学を志す学徒への贈り物としても最高であろう.