洋書

<チューレック整形外科学、第6版>

Turek's Orthopaedics, 6th ed.

- Principles & Their Application

著者 : S.L.Weinstein & J.A.Buckwalter (eds.)
出版社 : LIPPINCOTT WILLIAMS & WILKINS
ISBN : 978-0-7817-4298-6
ページ数 : 761pp.(828illus.)
出版年 : 2005年

在庫なし

定価28,922円(本体26,780円 + 税)

  • 商品説明
  • 書評

成人および小児の筋骨格系疾患の全身症状と局所症状,および治療オプションを幅広く解説する好評のテキスト,11年ぶりの改訂第6版.今版では特に骨折,小児の骨関節感染症,リウマチ疾患,骨代謝疾患,筋膜疾患,突発性および遺伝性疾患,筋骨格系腫瘍,に関する最新情報に重点を置いて編まれている.局所症状の章は成人と小児に分けられ,スポーツ医学に関する情報や解剖学のレビューも収載する.また,分子レベルの整形外科学,バイオマテリアル,人工装具,身体診察による診断,よく使われる臨床検査,リハビリ,バイオメカニクス,骨折の理論,骨粗鬆症,アキレス腱断裂,といった項目に関する内容も拡充されている.

三重大学大学院医学系研究科運動器外科学 腫瘍集学治療学(整形外科)教授 内田 淳正

古くからの代表的な整形外科教科書であるTurekのOrthopaedics-Principles and Their Applicationの改訂第6版が発行された.
1959年に初版され,1967年,1977年,1984年とほぼ10年毎にTurek個人により改訂されてきた.
1994年の第5版はSL WeinsteinとJA Buckwalterを編者とする分担執筆の形で改訂された.
今回新たに16名の分担執筆者を加えて第6版が出版された.
医学の急速な進歩により整形外科疾患の病態が解明され,治療法にも大きな変革が起こってきている.
それに加えて整形外科医が主に治療する患者にも変化がみられる現状で,遅くとも5〜10年で改訂がなされなければ教科書としての価値をなさない.
世界的に多くの整形外科教科書がこれまで出版されてきたが,本書は10年以内に確実に改訂を重ねてきている数少ない教科書の一つであり,歴史の評価に耐えた優れたものである.
第5版以降の改訂に際して,記述量を減らす努力を重ねていることは,編者や執筆者に敬意を表したい.
本書は三部構成で記載されており第一部は整形外科と筋骨格システムで,整形外科基礎科学について分かりやすく説明がなされている.
特に歩行解析とバイオメカニクスはこの版で新たに加えられている.
骨折の修復だけでなく,軟骨修復,腱靭帯,筋肉の修復についても記述されているのも新鮮だ.
第二部は骨関節の感染症,関節リウマチ,骨軟部腫瘍,先天性疾患などの全身の筋骨格に関わる疾患を,そして第三部では部位別に疾患について医学生や研修医にとっての必須のことが書かれている.
整形外科的診断手技の記載が少ないこと,後縦靭帯骨代症など,わが国に頻度の高い疾患についての記載がないのは残念だが,写真やイラストが大きく,文献に要約が付け加えられ非常に読みやすくなっているので一読をお勧めする.