雑誌

胸部外科≪月刊≫

いますぐ役立つ診断・治療デバイス(Vol.67 No.8)2014年7月増刊号

発行年月 : 2014年7月
判型 : B5

在庫あり

定価5,076円(本体4,700円 + 税)

  • 主要目次
  • 序文

特集「いますぐ役立つ診断・治療デバイス」によせて 近藤丘/小野稔

I.心臓血管領域
 1.心臓超音波 川田貴之
 2.心臓CT 島原佑介
 3.心臓MRI 寺岡邦彦
 4.脳血流モニター 阿部知伸
 5.神経誘発電位モニター 椎谷紀彦
 6.心拍動下冠状動脈バイパス術における補助デバイス 横山斉
 7.心房細動手術におけるアブレーションデバイス 廣本敦之
 8.大動脈内バルーンパンピング(IABP) 小野友行
 9.経皮的心肺補助装置 早津幸弘
 10.植込み型補助人工心臓 縄田寛
 11.弁形成用リングとバンド 谷川和好
 12.ステントグラフト 加藤雅明
 13.TAVR 澤芳樹
 14.手術支援ロボット(心臓) 渡邊剛
 15.MitraClipシステムによるpercutaneous edge-to-edge repair 松本崇
II.呼吸器領域
 1.画像診断デバイス 大泉弘幸
 2.気管支鏡 中村好宏
 3.レーザー・高周波・ステント 大谷圭志
 4.胸腔鏡 藤森賢
 5.胸腔鏡手術用デバイス 中野智之
 6.超音波凝固切開装置とベッセルシーリングシステム 大塚創
 7.低電圧凝固(ソフト凝固)−バイポーラとモノポーラ 佐藤幸夫
 8.自動縫合器(ステープラー) 村川知弘
 9.手術支援ロボット(肺) 中村廣繁
 10.凍結融解壊死療法 山内良兼
 11.肺癌におけるセンチネルノード同定 滝沢宏光
 12.赤外線血流測定 笠井由隆
III.食道領域
 1.画像強調内視鏡と拡大観察 中島政信
 2.Indocyanine green(ICG)蛍光法による胃管血流評価 佐伯浩司
 3.胸腔鏡・手術支援ロボット(食道) 宮崎達也

手術成績の向上のためには、詳細で正確な術前診断、手術手技の安全で確実な遂行と簡略化、術後状態の的確な診断と補助治療のいずれもが不可欠となる。特に、心臓・呼吸器・食道を含む胸部外科は、術前から術後にいたるまで一貫して診断・治療デバイスと不可分な領域といってよい。精密機械工学、コンピュータ工学、光学技術、放射線機器技術はここ数年で長足の進歩を遂げ、術前・術中・術後のあらゆる状況におけるより正確な診断、そして内視鏡手術やカテーテル治療に代表される低侵襲手術の限界を大きく広げてきた。また、植込み型補助人工心臓のように、かつては救命が困難であった末期臓器不全の治療を可能とするデバイスの改良が急速にすすんでいる。
 本特集においては、心臓15分野[心臓超音波、心臓CT、心臓MRI、脳血流モニター、神経誘発電位モニター、心拍動下冠状動脈バイパス術における補助デバイス、心房細動アブレーションデバイス、大動脈内バルーンパンピング、経皮的心肺補助装置、植込み型補助人工心臓、弁形成リングとバンド、ステントグラフト、TAVR、手術支援ロボット、MitraClip]、呼吸器12分野[画像診断デバイス、気管支鏡、レーザー・高周波・ステント、胸腔鏡、胸腔鏡手術用デバイス、超音波凝固切開装置とベッセルシーリングシステム、低電圧凝固(ソフト凝固)、自動縫合器(ステープラー)、手術支援ロボット、凍結融解壊死療法、センチネルノード診断、赤外線血流測定]、食道3分野(画像強調内視鏡、ICG蛍光法、胸腔鏡手術・手術支援ロボット)を取り上げた。わが国を代表する外科医とともに、循環器内科のトップランナーにも執筆をお願いした。診断・治療デバイスの機能、種類、適応、今後の課題など幅広く、かつコンパクトにまとめられている。
 胸部外科領域における診断・治療デバイスのup-todateマニュアルとして、本書を大いに活用していただけるのではないかと期待している。

編集主幹
近藤丘/小野稔